🎀ゆめの小説✏🎀

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優芽+゜( 10代 ♀ 3lYrnb )
09/10/21 15:53(更新日時)

はじめまして😊優芽といいます。
高校1年です。

こちらで私の作った小説を見て頂きたいと思います。内容は恋愛もので,私の今している恋がこんなふうに進んでほしいな~っていう願望も含んだ内容になると思いますが一応作り話です。本人の自己満足,または勝手な妄想になるかと思いますが読んで下さる方がいれば嬉しいです。文章や内容に至らない点,書き込みが遅れることがあるとは思いますが中傷等はやめて頂けるとありがたいです。

それから私はこの掲示板の日記コーナーで実際の私の恋の悩みを綴っています。これから書く小説と重なる点などあると思うのでそっちもよかったら見て下さい。(日記の方はレスできない設定にしてありますが…)日記のタイトルは『🎀ゆめの日記📖🎀』です。

では次から小説を始めます。

No.1162614 09/10/15 15:27(スレ作成日時)

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No.1 09/10/15 15:53
優芽+゜ ( 10代 ♀ 3lYrnb )

◆タイトル:『恋』(『れん』と読みます)

◆主な登場人物
・藤崎舞子…この物語の主人公。
・柴田俊輔…主人公が恋する人。


(ここから本文が始まりますが,時間の関係とかあってちょっとしか進まないかもです。)

🎀🎀🎀
“恋”って一体なんなんだろう。

私の好きなタイプはこんな人,とか言っても結局好きになるのは言ってるタイプと全然違う人だったりする。

好きになった人がタイプってことかな。

意識してたつもりはないのに,気がついたらその人のことばかり考えてしまう…。
これが恋かな…。
🎀🎀🎀<続く>

No.2 09/10/15 19:02
優芽+゜ ( 10代 ♀ 3lYrnb )

🎀🎀🎀

高校生になってあっという間に10月か…。
入学当初と明らかに違う気持ちが私の中にある。まだ誰にも話していないこの気持ち。

「舞子~,安達君ってカッコイイと思わない?」

高校に入って最初の友達,中原亜美。登校も学校にいるときも下校も一緒。親友だと思っている。亜美と2人でいるときは必ずと言っていいほど恋バナになる。といっても,私には好きな人とかいないから亜美の話を聞くだけに近い。今もクラスのイケメン,安達晴樹君について語る亜美。安達君は4月からずっと亜美のお気に入り。

「舞子はまだ誰かいいなぁって思う人,見つからないの?」

亜美になら相談してもいいかな。亜美は親友だし…。

「できた…好きな人…」

「うそ!舞子にも好きな人が~!?」

「ちょっと~,そっちからきいてきたくせに驚きすぎでしょ」

「ごめんごめん!で,誰なの?クラスの人?」

「え…そうだよ」

「なんでじらすの?教えてよ!まさかっ…!安達君?」

「違うから安心して」

「じゃあ誰なの?」

「柴田君…」

「えぇー!!」

🎀🎀🎀<続く>

No.3 09/10/15 19:46
優芽+゜ ( 10代 ♀ 3lYrnb )

🎀🎀🎀亜美に好きな人の名前を告げたらすごく驚かれて…この驚きはどうしてだろう。「そんなに驚かなくても…」「だって柴田君って!」「おかしい?」「いや,安達君の次にイケメンだよ!でもさ,夏休みに今日みたいにあたしの家で遊んだとき,あたし舞子に好きなタイプきいたでしょ?その時自分がなんて答えたか覚えてないの?」復習タイムの始まり。私が以前1度だけ亜美に語った好きなタイプについて。「背はどれくらいがいいって言ったっけ?」「あたしが150センチだからあんまり高すぎるのは嫌だな。170センチなくてもいいなって言ったけど…」「けーど!舞子の好きになった柴田君,あの人180センチくらいあるんじゃない?」「そうかも!」「じゃあ,顔は?」「さっぱり爽やか醤油顔!って言った!」「でも,どう見ても柴田君はくっきり二重のソース顔でしょ。あと髪型!」「絶対短髪!って言ったよね…」「そうでしょ?なのに柴田君長髪じゃん!舞子,柴田君って全然タイプと違うんじゃない?」「ほんとだ…」そう,最近私が恋をし始めた相手はタイプではない人だった。でもその人に目がいっちゃうし喋れれば嬉しい。いつの間にかその人のことで頭がいっぱい。これは恋でしょう?
🎀🎀🎀<続く>

No.4 09/10/15 20:01
優芽+゜ ( 10代 ♀ 3lYrnb )

🎀🎀🎀「でもさ,好きになっちゃったんだもん!」「いいと思うけど…」「でもね,学校では柴田君の話は禁止」「どうして?本人がいなければいいじゃん!」「だって…誰がどこで聞いてるかわからないでしょ?」「舞子心配性?」「亜美にだけしか知られたくないの」「なんで?なんか嬉しいけど」私には亜美以外の人にどうしても好きな人を知られたくないわけがあった。好きな人を知られると厄介なことになるのは中学の時によくわかったから…。
私がまだ中2の時だった。私には好きな人がいた。野球部の荒木雅人。女子と恋バナになれば隠さず言っていたその名前。ある日私の友達の里香が,『ねぇ舞ちゃん!日野君にも相談しようよ!』と提案してきた。日野君と里香は仲がよく,日野君は荒木君と同じ野球部だから味方につけておくといいという考えだったらしい。里香の幼なじみだし信頼できる人だよっと里香に言われ,日野君に恋の相談を許してしまった私だった。
🎀🎀🎀<続く>

No.5 09/10/16 07:10
優芽+゜ ( 10代 ♀ 3lYrnb )

🎀🎀🎀
「へぇ,藤崎って荒木が好きだったのか~!」「お願いだから誰にも言わないでね!」「言うわけないじゃん!」日野君に相談した時,私は実は心配していた。もし誰かにこのことを日野君が喋ってしまい,クラス中,または学年中の噂になったらどうしようとか…。しかしその心配ははずれた。私が思っていたようなことは起こらず1ヶ月がすぎた。
「舞ちゃん!舞ちゃん!」ある日の放課後,私が教室にいると里香が何か一大事が起こったかのように私の名前を連呼しながらやってきた。「舞ちゃん!大変!」「何が?里香,どうしたの?」「荒木君が,舞ちゃんと話したいから舞ちゃんを呼んできてって!」「え!嘘!どうして!?」「わからないけど…良かったじゃん!行ってきなよ!荒木君,体育館前にいるからさ!」「うん!でも緊張するよ~!」「チャンスなんだから頑張って!舞ちゃん」「じゃあ,行ってくるね!」まさかの好きな人から呼び出し。嬉しいな。私が体育館前に着くと荒木君が「ごめんな!急に呼び出して」なんて笑顔で迎えてくれた。もう言葉に表現し難い喜び。
🎀🎀🎀<続く>

No.6 09/10/16 17:44
優芽+゜ ( 10代 ♀ 3lYrnb )

🎀🎀🎀「全然大丈夫だよ!」私も笑顔で答えて,話って一体何だろうな~なんてワクワクしていた。「あのさ~…」「うん…」すごく緊張していた。誰にでもある経験だと思うけど,好きな人と2人きりっていうのは嬉しいけど辛い。別に嫌っていう意味じゃなくて,頭の中が真っ白になったり,時々訪れる沈黙でなんとか話題をみつけないと,なんて頭をフル回転させたりと…。落ち着かないわけで…。
 「日野から聞いたんだけど…お前俺のこと好きなんでしょ」「え…」何それ。今までのワクワクが私の中から消えていった。今度は一気に氷ついた感覚に陥った。どういうこと?日野君が荒木君に喋っちゃったの?私が荒木君を好きだって…。本人に言っちゃったの?どうして…。私の中はもうパニックで。次に出てくる荒木君の言葉は果たして私に対してプラスなことかマイナスなことか,気になって言葉も発せずに立ち尽くした。
🎀🎀🎀<続く>

No.7 09/10/21 15:38
優芽+゜ ( 10代 ♀ 3lYrnb )

🎀🎀🎀
「はっきり言って…俺,お前みたいのタイプじゃない」結局,日野君に裏切られ,面白がられただけだった。翌日からクラスの男子に私が荒木君に振られたという噂が流れた。どうせそれも日野君の仕業だと思う。告白をしていないのに振られた…。その後里香は私に何度も何度も謝ってきた。自分が日野君は信頼できるからなんて言ったせいでこんなことになってと。私は里香を笑顔で許した。悪いのは里香じゃないし,謝られても戻ることはできないわけだし。
こんな中2の嫌な思い出を亜美に話した。だから私はもう他人に好きな人を教えるのには懲りていると…。

No.8 09/10/21 15:53
優芽+゜ ( 10代 ♀ 3lYrnb )

🎀🎀🎀
「何それ!?その日野ってやつ許せない!荒木ってやつも信じられない!舞子黙ってただけなの!?そんな男,『何のこと?私あんたなんて好きじゃないし,何勘違いしてるの?』くらい言ってやれば良かったんだよ!」「今思えばそういうこと言ってやれば良かったって思うけど…その時は頭の中真っ白でショックが大きすぎて…」亜美が私のためにこんなに怒ってくれるだけで嬉しかった。結局日野君も荒木君も子供だったんだ。高校ではいい恋がしたい。
🎀🎀🎀<続く>

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