幸せ者ってこんな奴かもな‥！？

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ほのぼの（ b6YN ）
09/10/28 11:51(更新日時)

主婦してます。読むのが好きなのと、ちょびっと書くのも好きなんで、ちょびっとずつ小説します。文章下手くそで読みにくいかもですが、読んでもらえたら幸いです😍

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No.1162349　09/09/17 23:17(スレ作成日時)

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No.1 09/09/17 23:37
ほのぼの ( b6YN )

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「元気だしなよ？‥まだハッキリ嫌われたわけじゃないからさ？たぶん‥。」

ここは、とある喫茶店。２杯のコーヒーが手をつけられないまま並んでいる。それを見詰める男女がいた。一見観ると二人は恋人同士のようだが、親友だ。

「告るタイミング悪かったのよ？トイレの前で話しかけたら誰だって引くよ？」「だってチャンスだと思ったんだよぅ」肩を落として、うなだれる少年の名前は、佐藤幸喜。十六歳だ。

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No.2 09/09/17 23:52
ほのぼの ( b6YN )

その隣で呆れて笑っている少女の名は、萩原友香。同じ十六歳だ。二人は幼稚園時代からの長いつきあいで、支え支えられる関係だ。もっとも支えてもらっているのは幸喜の方だが。
今日、幸喜は一世一代の勝負に出たのだ。高校に入学して初めて好きになった女の子、田中七海。ずっと影から見るだけの毎日だった。あんなにキレイで清らかな容姿はまさに美少女だ。男子達は、皆憧れている存在でライバルも多い。

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No.3 09/09/20 23:07
ほのぼの ( b6YN )

それに七海は、自分の可愛さを自慢することなく、派手な女子みたいに男子達と騒いだりモテようと媚びたりしない。そんな所も人気の一つだ。ただいつも女子の友人達と一緒なので声なんてかけられるハズもなく、ただ見詰めることしかできない幸喜はいつもそんな自分に情けなく腹立たしい想いでため息をついた。
「オレってだめだなぁ…。」
「しっかりしなよ、男はタイミングだよっ！！」
そんな幸喜に励ますのは親友の友香ただ一人だった。