空を見上げて
…パパ
これから
美月のもとへ
行きます
逢えるかは
わからないけれど…
お義母さんにも
美月にも
逢えるかな…?
優月をよろしくお願いします
…ごめんなさい
新しいレスの受付は終了しました
それなら少ししてから真耶さんは来てくれた
『……あがって ……ごめんね』
泣きはらして真っ赤な目をした私を見て
『大丈夫……?』
真耶さんは小声で言った
リビングのテーブルの椅子に座る
離婚届けにすでにサインしてある修一の欄を見て真耶さんはすごく驚いていた
『………どういう事……ですか?』
真耶さんは修一に聞いた
『今千春さんから離婚を言われたので』
修一はもう私を
千春さん
と呼んでいた
『慰謝料の件だけど…… 俺はキミに慰謝料を請求したいと考えているから』
修一はハッキリと私にそう言った
言葉も出ずに黙りこむ私を見て
『それは何に対する?』
真耶さんが修一に聞いた
『以前にもお話ししたと思いますがセックスレスに対しての……ですね。 千春さんに責任があるわけですからそれに対しての慰謝料を請求をするのは当然だと考えています』
黙りこむ私を無視して修一は真耶さんにそう話した
『そのセックスレスの原因を作ったのが高森さん自身だとしても慰謝料を請求しますか?』
修一の言葉にひるむこともなく真耶さんは冷静だった
『千春さんが俺とのセックスを拒む正当な理由はなんですか? それが証明されなければ所詮それは言い訳でしかないですからね』
修一もまた冷静だった
『正当な理由は精神的DVです』
その言葉を真耶さんが言った時
一瞬修一は驚いた顔をしていた
『高森さんがご存じかどうかはわかりませんがDVや離婚の相談所でお姉ちゃんはカウンセリングを受けています。』
修一は驚いた顔をして私の方を向いた
まるで
なんでその事を話さなかったんだ
そう言っているかのように
『そこでの相談員の方から“それは立派な精神的DVです”と言われているんです。 それは正当な理由になりませんか?』
真耶さんの言葉にしばらく修一は黙っていた
『俺がその言葉を言った証拠はありますか? それがなければ立証できないでしょう? 』
私はその言葉を聞いて私の携帯をテーブルに置いた
『………?』
不思議そうにする修一に
『ここに日記みたいにして言われた言葉をメモしておいたの。 相談員の人のアドバイスで。 もちろん受信メールもとってあるし。』
私の言葉に修一はずっと黙っていた
『だから高森さんがお姉ちゃんに慰謝料を請求するというのならこちらも高森さんに精神的DVに対する慰謝料を請求させてもらいます』
黙る修一に真耶さんがたたみかける
『もし高森さんが裁判を起こしたとしてもどちらが有利かは法律に詳しい高森さんならご存知ですよね? 』
修一の表情がどんどん曇っていくのがわかる
『それに村上の家の親戚に高森さんの会社の取引先のお偉いさんがいるというのにお姉ちゃんをセックスレスで訴えたりしたら……高森さんの仕事の今後にも影響はありますよね?』
真耶さんの言葉に完全に修一は黙ってしまった
『……そこで提案なんですがまぁ確かに高森さんにお姉ちゃんがご迷惑をかけた部分もあると思いますので…… 財産分与は6対4でこちらは4割をいただくという形でどうでしょうか?』
その言葉に修一は
『考えさせてください』
そうとだけ言った
『もちろん今すぐお返事してもらわなくてもかまいません。 ただ結婚してから築いた財産がどのくらいあるのか私とお姉ちゃんに今教えていただけませんか?』
私が知らなかった修一の貯金
私の動悸が強まった
真耶さんのその言葉に修一はただ黙っていた
三人の無言の時間が続く
こんな窮地に立たされた修一を私は今まで見たことはない
ずっとうつむいたまま黙っている修一は
まるで悪い事をした時に母親に叱られて泣くのをこらえてうつむく子供のようだった
また真耶さんの顔も今まで見たことのないようなキツイ目をしていた
私の方が二人の間に入ってハラハラしていた
『……株も少しあるので……』
かなり長い無言の時を破ったのは修一だった
『株はいいです。通帳だけで。 』
真耶さんのキツめの言葉に
『なんで…… 他人のあなたに通帳を見せなきゃならないんだ……』
顔をあげた修一の目には涙がいっぱいたまっていた
『第三者の私が今それを確認しなければ高森さんは小細工しますよね?だからです』
涙ぐむ修一に真耶さんは容赦はなかった
『実際なら半分はお姉ちゃんだって貰える権利はあるんですよ? それをこちらは4割でいいと折れているんです。 それでもまだ何か不満がありますか?』
そんな修一を見ても真耶さんの言葉は淡々と冷静だった
『それでも不満というならば後はこちらで弁護士を立てるだけです。』
真耶さんは弁護士をたてられて困るのはそっちでしょ?
と言わんばかりの口ぶりに修一は黙っていた
『4割も無理 弁護士も無理 そんな事を言われたとしてもこちらの手持ちのカードはそれしかないんです。 ないカードはこちらとしても出せないですからね。』
ずっと黙りこむ修一に真耶さんはあきれたようにそう言い放った
『……ちょっとすみません』
修一は電話を持って 寝室へと入っていった
間違いなくお義父さんに電話をかけたのだと思った
『……弁護士なんて私……お願いできる費用持っていないよ? 』
小声で言う私に
『大丈夫(笑) 絶対に高森さんも弁護士なんてたててこないから(笑) 』
真耶さんは笑っていた
お金大好きな修一が弁護士にお金を払ってまで負け戦をしかけてくるわけがないと真耶さんはふんでいた
『真耶さんって……すごいね』
真耶さんの新たに見る一面にただただ驚いていた
『ハッタリ人生なの(笑) 私(笑)』
その言葉に私も思わず吹き出した
しばらくして寝室から出てきた修一の手には2冊の通帳があった
『これです』
一冊の開いた通帳にはある一行の部分に蛍光ペンでラインがひかれている
私達が結婚した月のものだった
そして現在のもの
ゼロの数を数えてみる
結婚してから貯めたお金
………約1900万
その額に私は圧倒されてしまった
それプラス株券……
『父と話しましたが4割はやはり無理です。 でも養育費を一括で払うということも込みでいいならば4割くらいは出します』
4割でも約800万……
私には途方もない額だ
むしろそんなに貰ったら申し訳ない気持ちすらある
『……本当に今言ったことを守ってもらえるんですね? 後で高森さんのお父さんがお姉ちゃんを責めたりすることはないんですね?』
真耶さんはお義父さんからまた私が何かを言われるんじゃないかと心配してくれていた
『それは多分大丈夫だと思います……』
修一の言葉は私の不安を大きくした
お金うんぬんよりも私はもうお義父さんに責められたりしたくない
もう優月と二人で穏やかに暮らしていきたい思いの方が強かった
2~3時間ほど3人で話しただろうか
結局その日に解決するはずもなく
真耶さんは家に帰っていった
駐車場まで真耶さんを見送る時
『私とっさに言われる数字に弱いの。よく考えたら養育費込みで800万って安すぎるよね』
真耶さんは1ヶ月の養育費が3万として優月が成人するまでにざっと計算しただけでも700万くらいは払うはずだと言っていた
となると財産分与はいくらでもないとも
『お金はもういいんだ(笑) 貰える分だけ貰うよ。 もう揉めたくないし……』
それは私の素直な気持ちだった
『……お姉ちゃんがそれを一番に望むならそれもいいかもしれないね』
初夏にさしかかるこの季節
今日は一段と暑い
真耶さんは日射しを手で避けるようにしながら
まぶしそうな顔をしてそう笑った
『本当にありがとうね。 』
お礼を言う私に
『全~然(笑) また何かあったらいつでも言ってね』
そう言って車に乗って帰っていった
優月を抱いて自宅に戻った私は修一の顔をまともに見ることもできずに無言で洗濯物を干し始めた
私が洗濯物を干している間も修一はパソコンに向かっていた
どちらから何かを切り出すこともなく
重くて苦しい無言の時間
今までもそんな重苦しい空間の中で生活をしてはいたけれど
そこに
離婚する
という決定的な事が加わったことで私にはさらに息苦しい空間となっていった
優月のため
そう思って離婚が成立するまでは家族で暮らしたいと思っていたが
こんなに悲しい空間にいつまで私は耐えられるのか……
お金なんてもういい
最後に笑って暮らせるなら
最後に私達両親の笑顔を見せてあげられるならそれでいい
離婚しても修一には優月の父親でいて欲しい
優月のことをいつも気にかけていて欲しい
それは贅沢なことなのだろうか……
夕食もただ黙々と三人で食べた
会話のない生活
離婚というものは
こんなにも暗くて苦しいものなのかと身にしみて感じていた
次の日もまたその次の日も修一はまったく口をきいてこなかった
まるで別居中かのように
私と優月の存在がいないかのように
私の作った朝食も食べずにさっさと着替えて会社へ行く
そんな修一に怒りや悲しみを感じながらもそれでもやっぱり私も仕事に行っていた
そして離婚を切り出してから2日後の夜
弟から電話がきた
『この前話したアパートの件だけど。礼金はいらないし敷金も1ヶ月分でいいってさ。家賃は3万5千円。 どうする? 中を見てから決める?』
弟は長く部屋を空けておくよりも礼金ナシでも誰かに入居していてもらった方が家主もいいんじゃないかと言っていた
『そうだね…… 一応中だけ見せてもらおうかな……』
私は弟と明後日の夕方 弟の家で待ち合わせすることを決めた
……そう
………離婚ってこういう事なんだ
………なんでも自分で決めていかないといけないんだ
私は弟とその日の約束をして電話を切った
弟と約束をしたその日
私と優月と弟の3人でアパートに向かった
弟の会社から歩いて2~3分の場所にあるそのアパートは真耶さんの話していた通り相当の築年数が立っていてかなり古かった
アパートの名前からして〇〇荘というくらいだ
中に入ると6畳の和室にキッチン
和式トイレにお風呂
脱衣場なんてものはない
でもここら辺でのアパートでこの家賃の3万5千円は本当に安い
一応エアコンもついている
『一週間くらい考えさせてもらってもいいかな?』
やはり即決する事はできなかったけれど
とりあえず優月と二人で住む場所があるというのは心強かった
『高森さんとどうなった? 金のこととか……』
アパートからの帰り道弟が聞いてきた
『……なんにも進展してないよ。 っていうより話しすらしていないからね……』
このままじゃいけないと思いながらも
修一に自分から話しを切り出せない私がいた
養育費こみで約800万
金額云々じゃなくて
それを貰ってしまったらもう優月と修一の接点がなくなってしまう
その事がずっと引っかかっていた
『急かすつもりはないけど……』
弟は最近離婚した弟の友人の話しをしてくれた
野映と同じ歳の女の子がその友人にもいるらしい
『私ねパパのこと大好きだよ。 でもねママと仲良しのパパが大好きなの……』
友人が家を出るとその娘さんに言った時の娘さんの言葉だそうだ
そして
『パパがこのおうちからいなくなると悲しいし寂しいから、私寂しくないように今からパパのこと大嫌いになるね』
とも………
まだ幼稚園の幼い子供がどんな思いでその言葉を父親である弟の友人に告げたのかと思うと
それだけで涙がこぼれてきた
『厳しいかもしれないけど、優月にそんな事を言わせたくねーだろ?』
弟は優月の事を何よりも心配していた
『俺達だって親父とお袋のケンカ見て育って……嫌だったじゃん』
………そうだよね
どこかで行動を起こさなくちゃね……
パパを嫌いになる
そんな事できるはずもないのに
無理矢理自分の悲しみを閉じ込めるためにそう思いこむ……
そんな事を優月にはさせちゃいけない………
私は決断した
その夜
修一に切り出した
『離婚してから…… 優月とどう関わっていくつもり?』
私の言葉に修一は口に運んでいた箸を置いて何かを考えていた
『……それって経済的に……ってこと?』
修一は怪訝そうな顔で聞いてきた
まるで
養育費込みで財産分与をすると言っただろ?
と言わんばかりに…
『そうじゃなくて… 優月に逢ったりすること』
私の一番気がかりなのは今後の修一と優月の関わり方だ
あくまでも修一には優月の父親でいて欲しい
その関わり方によっては財産分与の件も考えたかった
もし修一が定期的に優月に逢ってくれるなら財産分与はしなくてもいいから毎月きちんと養育費だけを貰えればそれでいいと考えていた
……でも修一の答えは
『俺だっていつかは再婚しようと思ってるから、その時にならないと分からないな……』
だった
私がこの先の一生を1人で生きていくと誓ったのは私の勝手な誓いだが
離婚届けもまだ提出していないのに
いまからすでに次の結婚を考えている修一が信じられなかった
『……それは再婚したら優月には逢うつもりはない…って事?』
私の問いに修一の答えは
“Yes”
だった……
夕方弟が
『金は姉ちゃんが決める事だけど、いつ止まるか分からない養育費を毎月チョコチョコもらうよりは払う気がある今のうちに一括で貰った方がいいぜ?』
と言っていたのを思いだす
『突然まとまった金が必要になる時もあるんだからさ』
弟は里桜の友達が歯の矯正で総額百万円かかったりした事を例えに出していたけれど
本当にそう言われてみればそうだな…と思った
母子家庭となっても優月にはせめて経済的には人並みの生活を送らせてあげたい………
『……わかりました この前言っていた養育費込みの金額でお願いします』
修一に頭を下げた
私の中で金銭的なことは結論が出た
そして修一と優月の今後の関わり方についても
ある程度の覚悟はできた
優月が
パパに逢いたい
そう言うまでは逢わせないでおこう
その決心がついた
そうでなければ
私ばかりが離婚してからも壊れた家族の絆を
定期的な面会
という形でいつまでも追いかけそうだったから……
後は一番気がかりな美月の遺骨のこと
高森の実家の近くにある美月とお義母さんが眠るお墓は
私にはあまりにも遠すぎる
できれば美月の遺骨を村上家のお墓に入れてあげたい……
ネットで調べたところ
魂抜き
という簡単に言うとお経をあげてもらってお墓からその人の魂を抜くことができるらしい
幸か不幸か高森の実家がお義母さんのために購入したお墓は最近都会ではよくあるらしいロッカータイプのお墓だった
私の実家のようにお骨をお墓の中に散布する形ではないから
骨壺のままお義母さんと美月はそこに眠っている
もし修一とお義父さんさえ許可してくれれば私は美月の遺骨も 魂抜き というものをしてもらって
私の実家のお墓に入れてもらおうと考えた
その事を言葉を選びながら修一に話すとそれについてはその場であっさりとOKの返事をもらえた
修一はあえて言わなかったが
これもいずれする再婚の時に面倒くさい事にならないためなのだろう……
相手がいるとは到底思えないが
修一が見ているのは私や優月がいる“現在”ではなく
誰かとの“未来”………
翌日
修一がお義父さんに美月の魂抜きの事を話してくれて
お義父さんがお寺のご住職にそのような事が可能なのかどうか聞いてくれるという事になった
お義父さんにしても 亡くなった美月のことはもう過去のことなのだろう……
優月をかわいがっているとはいっても
結局こうなってしまえば案外簡単に優月をあきらめる
お義父さんにとって所詮息子である修一には孫である優月は敵わない
それでも養育費込みで約800万というお金を私に渡すことを説得してくれた事には感謝すべきなのかもしれない……
最後の優月に対する祖父としての優しさなのかもしれない
アパートもずいぶん悩んだものの結局は弟の昔住んでいたアパートに決めることにした
今の職場で頑張って働いて派遣から正社員になれた時には
もう少しいいアパートに引っ越せばいいだけの話しだ
それに弟夫婦も近くに住んでいて
今の自宅からよりもずっと弟夫婦の家に近くなる
頼れる人は近くにいてくれた方が安心だ
私は一週間考えさせてと弟に言ったものの
一週間もたたないうちに弟に返事をした
そして来月から入居が決まった
今までくすぶっていたのが嘘のように
いろんな事がポンポンと決まっていった
魂抜きの件もあちらのご住職が了承してくださったので
私達は次の週末に高森のお墓に行くことになった
もちろん高森の実家に泊まることになる
私には最後の高森の実家………
車で何時間ものその空間はやはり重苦しいものだったが
もうここまで決まってしまったので案外私にはラクだった
……もう修一のために頑張らなくてもいい
これからは優月だけのために頑張れる
それは今までと大きな違いだった
だからといって私の性格上からしても普段以上に明るく振る舞うことも口汚く修一を罵るようなこともできなかったから
結局は今まで通り何も変わらず修一との沈黙の時間は続いていたのだが………
高森の実家に着き半年ぶりにお義父さんに逢う
あんなことがあるまで私はお義父さんの事は
いつも冷静で中立の立場でいてくれる
ある意味私の味方でいてくれる人だと思っていた
でもあれから私はお義父さんの事を考えると動悸がして萎縮してしまっていた
そしてそれは高森の実家についてからもやはり同じだった
お義父さんは表面上は普通に振る舞っている
優月を見て目尻が下がるのもいつも通りだ
むしろ
“今日で逢うのが最後”
そう覚悟を決めているのか
いつもより優月を傍から離さない
私と修一の会話はないものの
お義父さんが優月をかまう姿を囲むことでなんとかその場が成り立っていたようにさえ思う
お義母さんが亡くなってからは私達が高森の実家に行く時の夕食はいつも外食
今日もまた外食だ
端から見たらこの光景は誰も
これから離婚をする家族
には見えないだろう
夕食を終えて優月をお風呂に入れて寝かせる
長旅で私も疲れてしまったから本当はこのまま優月と一緒に寝てしまいたかった
……でも最後にきちんと挨拶をしなければ
約8年もの間私は高森の嫁だったのだから………
優月が寝息をたてているのを確認して私はそっと階段を降りお義父さんのいるリビングへと入った
ちょうど修一はお風呂に入っている
『……あの お義父さん……』
リビングのソファに座り新聞を読んでいるお義父さんが老眼鏡を外しながらゆっくりとこちらを向いた
私はお義父さんがこちらを見るのとほぼ同時に膝をつき
『今までお世話になりました。 ありがとうございました………』
と頭を床につけた
お義父さんはずっと黙っている
『……このような結果になってしまい、いたらない嫁で申し訳ございません………』
お義父さんの無言が私をまた萎縮させていく
頭を下げたままの私に
お義父さんは大きな大きな溜め息をついた
『……金銭的な事は修一にもきちんとさせるから』
お義父さんは私に顔をあげるように言ってそう言った
『離婚の原因が千春さんでも優月の生活はきちんと人並みであって欲しいからね……』
そして
『優月をしっかりと育てなさい』
お義父さんの目から涙がこぼれているのが見えた………
『………はい ………必ず立派に育ててみせます』
私もまた泣いていた
そして
もう離婚が決まってしまった以上私を責めても始まらない
というような事をお義父さんは言ってリビングを出て行ってしまった
私はお義父さんが出ていった後もなかなかそこから立ち上がれずにずっと泣いていた
次の日の午前中に私達はお寺に向かった
ご住職に魂抜きをしてもらい
美月の遺骨を久しぶりに胸に抱いた
優月を抱いた時のような心に温もりを感じるのが嬉しかったし愛しかった
何も分からない優月は後ろでお義父さんに抱かれている
……美月
……お引っ越ししようね
……ママのお父さんやおじいちゃん達がいるところ
……みんな優しいから安心してね
美月の遺骨に何度も心の中で語りかけた
そして美月の遺骨を修一に手渡して
私はお義母さんに手を合わせた
……お義母さん
……今まで本当にありがとうございました
……美月を天国で見ていてくださって本当にありがとうございました
……私はやっぱりお義母さんのようにはなれませんでした
……でもこれからは母として優月の太陽であり続けたいと思っています
……本当に今までお世話になりました
私はかなり長い時間お義母さんに手を合わせていた
そして私達は美月の遺骨を胸にお寺を後にした
明日からは私も修一も仕事があるため早く自宅に戻らなくてはならない
お寺からすぐに高森の実家に行き
お義父さんを降ろした
後部座席のチャイルドシートに乗ってニコニコしている優月の頭を開けた窓から撫でながら
『優月…… おじいちゃんの事を忘れないでくれよな……』
お義父さんは目を真っ赤にして涙をこらえながら優月に笑顔を見せていた
『……それじゃ お父さん もう行くから………』
修一もそんなお義父さんの姿を見るのが切なかったのだろう
車を出しながら一度だけ眼鏡をとって腕でグッと目をこすっていた
そしてまた無言のまま何時間もかけて自宅へ戻った
自宅に帰ってきた時にはもう夕方になっていた
美月の遺骨を仏壇に置く
離婚届けを出したら私の実家に持っていくつもりだ
バタバタと後片付けに追われていると修一が
『俺 このマンション来月いっぱいで出る予定だから』
そう言ってきた
『……そう 』
私はそれ以上は何も言えなかったし聞けなかった
私は今月いっぱいでここを出る
まだその事を修一には伝えていないが
この機会に話すことにした
私も今月いっぱいでここを出る事を話すと修一は
『わかった』
とだけ答えた
それからは財産分与の事や保険金の名義変更のことなど事務的な事のみ会話をする感じで後はお互いが今後始める生活の準備で忙しかった
そして次の月に入る2日前
私達は正式に離婚をした
約8年の結婚生活だった
私は高森千春から村上千春に戻り
優月もまた高森優月から村上優月になった
職場でも離婚の事を報告していろんな手続きをするために1日だけ休みをもらった
結婚をした時も感じた事だが
離婚して名字が戻ってもあまり実感がないように感じた
『やっぱり離れて暮らさないと実感なんてないよ(笑)』
とバツイチの薬剤師さんに言われて妙に納得して笑った
…………でも本当は離婚という現実に心にポッカリと穴が空いたようだった
そして次の月に入ったその日
ちょうど日曜日だったために弟も会社のトラックを借りてくれて引っ越しの手伝いにきてくれた
私の荷物は生活に最低限必要なものと嫁入り道具に持ってきたタンスと鏡台、あとは洋服だけだ
優月のものを入れてもたいした量ではない
布団も実家から貰うことにした
手伝いにきた弟に修一はやはり挨拶をすることもなく
来月には自分も引っ越すために修一は修一で今から引っ越し準備をしていた
洗濯機も食洗機も掃除機も全部修一に渡すことにした
必要なものは私名義の通帳から買えばいい
何もしなくても汗が吹き出るくらいの
すごく暑い日だった
汗だくになりながらトラックに道具を詰めて全て詰み終わった時
運転席に乗る弟を待たせて優月を抱いて私は修一のもとへと行った
何も気にせずに引っ越しの準備をしている修一に
『……じゃあ 行くね』
とだけ声をかけた
『……うん 元気で』
修一はそう言って優月を一度だけ抱っこしてまたすぐに引っ越しの用意を始めた
いろんな想いがこみあげてきて涙が出そうになるのを一生懸命こらえながら私は自宅のドアを閉めた
そして優月と二人の生活が始まった
それから少しして私の通帳に多額のお金が振り込まれた
孫を思う最後の気持ちなのか約800万のお金プラスお義父さんから200万のお金が振り込まれた
私は200万だけを自分名義の通帳に残しておいて後は全て優月名義の通帳にいれた
優月がどんな未来を選択してもサポートしてあげられるように………
二人の生活は穏やかだった
ゆっくりゆっくり流れていく
……そして現在
『優月~ 行くよ~』
今日もママチャリに乗せて優月は保育園、私は仕事に出かける
優月はいまだにまだ何も話さない
そろそろ本格的に言葉の発達の相談に行こうかと考えている
でもそれ以外はよく笑い、優月も精神的に落ち着いている
日曜日は弟家族とお弁当を持って公園に出かけたりして弟が優月の父親がわり、弟の子供達が姉兄がわりをしてくれている
真耶さんも熱を出した優月を仕事で休めない私の代わりに面倒を見てくれたりする
離婚したことでやっと本当に笑いあえる
新しい家族
という幸せを見つけられたような気がする
修一とは家族になりきれなかったし
恨んだりしたこともあったけれど修一にもやっぱり幸せになって欲しい……
愛していたからこそ私を見ていて欲しかった
人生最初で最後の恋愛だったけれど
私は今は後悔はしていない
優月と美月という最愛の宝を授かったのだから……
空を見上げれば突き抜けるような青い空
嬉しくて大きく深呼吸してみる
よし! 今日も頑張ろう!
【完】
- << 439 りのあ様お疲れ様でした珵 毎日、更新を楽しみにしていました昀 千春さんと優月ちゃんが幸せになる事を願っています。 私も元旦那が修一みたいな感じの人でした。 最後の最後まで気が付かなかったです。 やっぱり、性格は変わらないんですね。千春さんの気持ちが凄くわかります。 私も優月ちゃんと同じ歳の年子二人を頑張って育てています。 又、次回作楽しみにしています昀
りのあさんお疲れ様でした。
修一が、なぜそんな人なのかは、過保護すぎるからなのか 悲しい現実ですね。涙涙で読ませて頂きました
りのあさんも 最後すごい活躍に拍手したくなりました。
今
優月ちゃんと千春さんが 平和に過ごせてる事 良かったです。
膝をかかえても 読みました。
人生谷あり山あり
ですよね。
りのあさんも幸せそうなんで嬉しいです。
また次回作 ある事願います😊
永ちゃんさんはじめまして🙌
そうですね、これは義姉の言葉ですが
自分が悪いと思っていない人は一生変わらない
修一はまさにそれです😔
でもそういう人にはそれなりの人生が待っていると思ってます
最後までお付き合いくださって本当にありがとうございました✨
花さんこんにちは🙌
いやいや活躍なんてしてないんですよ💦
頭に血が上るとダメなんです(笑)
一応ネットで少し勉強したりもしましたが実際はドキドキでした(笑)
修一は一生変わらないと思います😔
両親、祖父母ともに
『うちの子は優秀✨』
と結婚式には孫である修一を他人に絶賛できるような両親でしたからね😔
少しズレているんだと思います😔
おかげさまで今私も幸せなので、なおさら身内を不幸にする男が許せなかったんですね😤
これからも義姉と姪の幸せを見守っていきたいと思います☺
最後までお付き合いいただきありがとうございました💕
次回作考えてみますね💕💕
りのあさん💠
お疲れ様でした😄
毎日、毎日、読む事が楽しみでした😫💓
優月と同じ歳の我が子を見つめながら、優月に幸せになって欲しい…父親の愛情を注がれて欲しい…
そう思って涙しました。
今から、りのあさんの小説を読む事が出来ないと思うだけで寂しくて泣けてきます😢
体を休めて🌱また小説を書いて下さい✨
毎日本当に楽しみにでした!ありがとうございました💓
ハジメマシテ☺りのあさんお疲れ様デシタ✨毎日楽しみに拝見させていただいていました🎵
美月ちゃんの流産の時には自分の流産の時と重なって見えて…かんなり泣きました⤵⤵
最後は離婚という結果になってしまったのですが、幸せに過ごしている様なのですごぃほっとしてます🎵
また、期待してますっ(^∀^)ノ
りのあ様✨
本当に、お疲れ様でした✨
そして、有難うございました。
毎日ずっと読ませて頂きました。
これから、千春さんと優月ちゃんの幸せが続くよう、願っています。
修一は、やっかいというか・・親の愛情があるだけではダメなんですね😢
人の心がわからないって、可哀想な人間ですね。
また、次回作があることを、楽しみにしています❤
お体、休めて下さいね🙇
りのあさん✨『完』おめでとさんございます😊…毎日楽しみにしていたので寂しい気持ちもありますが😔『膝をかかえて』『空を見上げて』お疲れ様でした🙇✨また…があるのであれば是非読まさせて頂きます😊普通で穏やかな日々が気付かないけど幸せなのかな✨有難うございます。
りのあさん、はじめまして😊
「膝をかかえて」「空を見上げて」どちらも素晴らしい作品で、毎日楽しみに読ませていただきました⤴修一の言葉・態度が悔しくて悔しくて、思わず自分が千春になった気分で涙が出たり……真耶が修一にビシッとやってくれた時はこちらまでスッキリしたり😂それだけ、りのあさんの文章に引き込まれていました😍
私にも小さい子供がいまして、今携帯をいじる私の横で小さな寝息をたてています。可愛いですね。幸せってこういう事を言うんだなとりのあさんの小説を読んで改めて実感しました😃
りのあさん、本当にお疲れ様でした😃
りのあさん、はじめまして☺
初めから、ずっと読ませて頂きました。
話にどんどん引き込まれ、毎日更新を楽しみにしてました。
修一は、本当に怒りを覚え、やり場のない気持ちになってましたが、千春さんと、優月ちゃんが幸せに暮らせる事だけ、ただただ願ってました。
ありがとうございました。
その後の修一が気になります。
りのあさん✨
お疲れさま&ありがとうございました😌
私もかつては愛した人と家族になる事ができませんでした。
どんな形にせよ子供達は私の最愛の宝です。
この小説を読ませていただいて改めてそぅ感じました…
りのあさん ありがとう✨
またりのあさんの小説読めるのを楽しみにしています❗
サクラさんこんにちは🙌
そうですね、ハッピーエンド……とはいかなかったですが
それでも今義姉は前に比べたら随分幸せ そうな顔になってきました☺
私の旦那も身体を使った遊びなど母親だとなかなか難しいような事をして姪と遊んでいます😊
父親がいないかわりに周りがたくさんの愛情を与えてあげたいと思っています💕
最後までお付き合いいただいて本当にありがとうございました✨
かえるさんはじめまして🌠
かえるさんもお辛い経験をされたのですね😢
義姉もやはり今でも死産した時のことを話すとハタハタと涙をこぼして自分を責めてます😢
私達がどんなに
『お姉ちゃんのせいなんかじゃないよ』
そう言ってもやはり自分を責め続けてるのです😢
今は離婚してずいぶん幸せそうな顔になりました😊
自分の予定以上に長編になってしまいましたが最後までお付き合いいただいて本当にありがとうございました✨
春さんこんばんは🌠
どんなに頭が良くて真面目でもやはり人間一番大切なのは優しさなんでしょうね。
その優しさを修一は亡くなった自分の母親にしか出せなかった
人間の感情って難しいです😔
今は義姉もすっかり元気で笑顔も自然に出てきています✨
私達も義姉をゆっくりと見守っていきたいと思っています😊
私の身体のことも気遣っていたただき本当にありがとうございます✨
自分の予定以上に長編になってしまいましたが最後までお付き合いいただけた事心から感謝しています☺
ありがとうございました✨
りのあさん✨
お疲れ様でした😊
前作に続き読ませていただきました😊
ホントりのあさんの小説には毎回心奪われます😂
毎日更新を待ち続けていた日も終わりだと思うと悲しいです😢
今はお疲れだとおもいますが、落ち着かれたら是非次回作も検討してみて下さい😊
ホントにお疲れ様でした‼
ありがとう✨
>> 440
りのあさん、お疲れ様でした🙇
もう毎日毎日更新されるたびにドキドキしながら読ませて頂きました😊
修一の事はまるで自分の事の様に腹が立ってしょうがなかったです😭
でも今は千春さんも優月ちゃんも幸せに暮らしているとの事で本当に安心しました☺
私にも優月ちゃんと同じくらいの年の娘がいるので、感情移入しまくりで読ませて貰いました😭
前作の方も読ませて貰いましたが、今回と同様にとても引き込まれて一気に読んでしまいました✨
りのあさんも優しい旦那さんに可愛い子供たちに恵まれて本当に良かったです✨
長くなりましたが、りのあさん家族に、千春さんと優月ちゃんの幸せを願ってます🙏✨✨
小説が終わってしまってちょっと寂しいですが、本当にお疲れさまでした😊✨
そしてありがとうございました✨
幸せになりたいさんこんばんは🌠
いつも寄ってくださって本当にありがとうございます😺
何気なく過ごす平凡な毎日ほど幸せな事はないですよね。
義姉もやっと穏やかに暮らせています☺
幸せになりたいさんも幸せになってくださいね✨✨
幸せになりたいさんの幸せを心から願っています
最後までお付き合いいただけた事感謝しています💕
ありがとうございました✨
りんさんはじめまして☺
前作から読んでいただき本当にありがとうございます✨
何気なく過ごす毎日って本当はすごく幸せな事なんですよね✨
ついつい隣の芝生と比べてしまいがちですが本当の幸せはいつも隣にあるんですよね☺
義姉も今は穏やかに暮らしています😊
りんさんもいつまでも幸せでいてくださいね✨✨
長編でしたが最後までお付き合いいただけた事を感謝しています💕 ありがとうございました✨
みゃーこさんはじめまして😺
私の小説を読んでくださりありがとうございます✨
その後の修一ですがきっと自分は何も悪くないという考えのまま今まで通りだと思います😩
まぁそういう人にはそれなりの人生が待っていると思いますが……😔
義姉も今は穏やかに姪と二人で暮らしています😊
やっと本物の笑顔が見れたことに私達も安心しています✨
長編の小説でしたが最後までお付き合いいただけた事を感謝しています☺
ありがとうございました✨
栞さんはじめまして☺
子供は本当に宝物ですよね❤
子供がいるから正しい道を選択したくてそれゆえにたくさん悩んだり迷ったりするんですよね。
きっと義姉も姪がいなければもっと早く離婚していたと思います。
でも義姉の離婚という選択は正しい選択だったと私達も思っています😊
栞さんもいつまでも幸せでいてくださいね✨ 栞さんの幸せを願っています✨✨
長編なのに最後まで読んでくださった事を心から感謝しています☺
ありがとうございました✨
ひまわりさんはじめまして🌻
ひまわりさんもたくさん辛い経験をされたのですね……😢
義姉の言葉ですが
自分が悪いと思っていない人は一生変わらない
修一はこの先も多分変わらないでしょうね……😔
ひまわりさんは今幸せですか?
お子様と一緒にたくさん幸せになってくださいね✨✨
長編なのに最後までお付き合いいただけた事を心から感謝しています☺
ありがとうございました✨
- << 450 りのあ様、ひまわりです坥 今は本当に幸せです。 色んな事から自由になれました昀 義理お姉さんが言われてる通り、自分が気が付かないと性格はなおらないですね。 みなさんのレスを見て過保護に育てられたら人間としての優しさ[温かさ]がない事もわかるような気がします。 姑の事は凄く気がつくんですよね。 子供達には人間としての当たり前の事を教えていきたいと思います。 りのあ様、ありがとうございました珵
今晩は😊 膝を かかえて 共に 読ませてもらいました。 真耶さんの 義姉さんは とても我慢強かったと 思います。 私が義姉さんなら 修一に 言ってやりたい事 たくさん ありました。 でも 今やっと 普通の 幸せを 掴んだようで 良かったです。 発達障害の 不安が あるそうで… 因みに うちの子も 重度の 自閉症なので もし 気が向いたら なんでも相談乗りますから。 遠慮なく 😉 私も 苦労してますから(笑) りのあさん お疲れさまでした。 楽しみが 一つなくなり 寂しいです。 義姉さんによろしくです🙇
りのあさんお疲れ様でした✨
前作もドキドキしながら、引き込まれるように読み続けました☺
2作とも魅力的な文章でしたが、特に2作目は表現が美しく、より完成度が増してたように思いました‼凄い文章力ですね👏💕
またお子さんが居るのに更新スピードも速くて、すごいなぁって思いました。
勘違い野郎の修一には本当に腹が立ちましたが💢、途中まで内向的で口下手なお義理姉さんにも少しイライラしちゃいました🙇💦
性格は違い過ぎますが(私はキツイ方なので👹)、私の育児とお義理さんの育児の仕方やいっぱいいっぱいな所がそっくりで共感も沢山しました。
修一と離婚出来て本当に良かったです‼修一には生涯、独り身で居て貰いたいです😤…でも義理母が亡くなってるから、マザコンが明るみに出ないかも⁉
お義理姉さんと優月ちゃんの未来が、より幸せになるようお祈り致します🙏
お疲れさまでした🙇前回と今回と楽しみに読ませて頂きました😃 修一のような過保護で育ち、親の愛情があっても道徳心という思いやり優しさに欠けてる人もいるんだとビックリしました😥
この『空を見上げて』を毎日読むのが楽しみだったので寂しく感じます😢
また次を楽しみにしてますねっ💕😊
お疲れさまでした🙇
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