saiの短編集

何度もお邪魔します(´へ｀;)
目障りであれば削除に一票をorz

教えていただきましたホームページ行って参りました(｀∀´)ゞ
相変わらず面白いです♪
ナイトバクは拝見している最中でございますｍ(＿)ｍ

こんな面白い小説初めて見ました！
文章嫌い克服なるか!?

応援しております(☆´∀｀)ノ

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秋仁さん、ご感想ありがとうございました。

この掲示板内ですと、～脱線～という小説がそうですね。でも長いこと放置してしまって、まだ完結していません🙏

後、バタフライパレットというパソコン用ホームページで色々な作品をUPしているので、もしよろしければお立ち寄り下さい。

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どうも^^はじめましてｍ(＿)ｍ
「飛び下り」を拝見いたしまして
ファンになった者ですヽ(´∀｀)ノ
小説って興味無かったのですが･･･
だって文章ばかりダラダラと並ぶ物
読んでて何が楽しいんですか(´3｀)

そんな私でしたが
貴方の書く小説読んでて引き込まれてしまいました♪
楽しいですもん^^
また新作書いてくださいｍ(＿)ｍ
後「飛び下り」「マナー」の他に書いた物が在れば
教えていただけたら嬉しいです

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感想ありがとうございました😊

これだけやって怒られないほうが不自然ですよね😩

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見っけ👀🎵

最後まで読んでみないと
分からないものですね😄

私はデッカイ独り言でも言ってたからかと思いました😄

よく持ち込めたものです😓
実際にあったら改札で止められますよね😓

最後のほうは「なるほど」と視線の訳が分かりました😄

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【マナー】の解説


前回がメンタル･テイストだったので、今回はホラーっぽくしてみました😁

でも、実はシュールなんです。


物語のテーマとしては、「他人の振り見て我が振り直せ」といったところでしょうか。

人間、意外に自分のことの方がわからないものですからね😫


ちなみに、今回の主人公が使ってたＰＳ３と液晶テレビの電源ですが、どうやら彼は電車から拝借していたみたいですね。

そういった面も含めて、彼は迷惑だと言われたのでしょう😩

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～マナー後編～


だが、たとえそうだったとしても、もはや俺には物事を冷静に判断している余裕はなかった。

あの目……目……目……目……！！

耳に響き渡り幾重にも折り重なるひそひそ声。

おれをちょうしょうするこえ。


駄目だ。俺はもう、耐えられない。


今すぐこの場から逃げ出したい。


でも出来ない。


何で？


だって、ここは電車の中。


でも、一つだけ助かる方法があるじゃないか。


だから、俺は……

隣りの席に置いておいたＰＳ３の電源を落とすと、次に通路に設置していた３２型液晶テレビのスイッチを切ったのだった。


まったく、電車の中でゲームをやっていたくらいでこんな目に遭わなければならないなんて、どうかしている。

なあ、あんたもそう思うだろう？

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～マナー中編２～


いや、イヤホンのジャックはしっかりとささっていたし、音量調整も完璧だ。

ますますもって俺が責められるいわれわない。

ほら見ろ！やっぱり異常なのはこの男の方ではないか！！


ところがである。毅然とした俺の態度に向けられた周囲の視線は、相も変わらず氷のように冷たいものだったのだ。

しかも、その氷山の一角はあの中学生やサラリーマンである。


困惑。


俺の背筋に薄ら寒いものが這い上がって来た。


なんだ……こいつら、いったい何なんだ。

俺を見据えてくるこのおぞましい非難の目。
じょ、冗談じゃない。こいつら正気じゃないぞ！！？


ふと、不気味な錯覚を覚えた。


…一瞬、奴等の双眸が三日月のように曲がって、禍々しく微笑んだような気がしたのだ。

……うけけけけけ


………くすくすくすくすくす


…………ふふふふふふ

世界が
歪んでいく。


喉が、詰まるようなその圧迫感。

身の毛もよだつ、恐怖。

袖の隙間から覗いた腕には、苔のようにこびりついた鳥肌。


俺は、知らず知らずのうちに、異世界へと入り込んでしまったのだろうか……。

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～マナー中編～

教師然とした男だった。肌には艶があり、墨をぬったように真っ黒な髪は短く整えられている。ぴんと伸びた背筋を覆う紺色の背広には皺の一本さえもなかく、彼のまめな性格を連想させた。


早い話が、俺がこの世でもっとも苦手とする人種である。


男は必要以上に張った胸をことさら強く逸すと、厳しい目付きで口を開いたのだった。


「君、電車の中でゲームなんかやって、周りの迷惑になっているのがわからないのかい？」


「はあ！？」


計らずも間抜けな声をあげてしまった。


だってそうだろう？今どき電車の中でゲームをやっている人間なんて珍しくもない。現に今だって、俺の二つ隣りに座る中学生はケータイ片手にピコピコやっているし、サラリーマンでさえニンテンドーＤＳをいじくっているのだ。


俺だけ注意されるのはあきらかに不自然ではないか。

「別に、やってるの俺だけじゃねえだろ。つか、今どきゲームやってるくらいで文句言う奴いねぇぞ！？」


俺は目の前の男の神経を疑った。

なんだコイツ、気持ちが悪い。油食った後みたいに腹の中がムカムカしてくる！


それとも何だ？まさか音でも漏れていたのだろうか。

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～マナー前編～


目の前で踊る文字。会話、戦闘。


俺はゲームが大好きだ。


学校までの揺れる箱庭……電車という、退屈極まりない空間を有効利用してやるにももってこいだ。


予習？復習？なんだそれは。


どれだけ優等生面したところで……、見てみるがいい。今、俺の目の前で死んだように瞳を閉じて、吊り革にぶら下がるサラリーマンの姿を！


上司にイジメられ、家庭に疲れ果てた、男の成れの果てではないか。


人間なんていつかはこうなるのだ。


ならば、在りもしない未来に期待するよりも、現在を面白おかしくすごした方がよいではないか。


そう思うと、ボタンを押す力も自然に強くなるというもの。


俺の通う高校がある駅まで残りわずか。ゲームの方もいよいよボス戦というところで、


その声は降ってきたのだった。


「おい、君！いい加減にしないか！！」


イヤホンをしていたこともあり、最初は誰に向けられて放たれた言葉なのか、さっぱりわからなかった。



しかし、周囲を見回してみると、車内の客の視線は全て俺へと収束していることがわかった。


俺は困惑と同時に軽い苛立ちを覚えた。


いったいこれは何事だ？

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