恋愛人生

No.3 08/02/14 16:11
詩人知らず ( mxeFh )
あ+あ-

≫2

思わず詰問口調になってしまった事を後悔する。

まるで、今さっき自分が考えていた事を見透かされた様な気がしたからだ。



『すいません。』

慌ててフォローする男。

『噂に聞いていた人とは随分イメージが違うなと思って…』


『さっきから一人で、赤くなったり青くなったり。まるで百面相…いえ……

ランチtimeなのに座りっ放しで……。』

矢継早に言われて、時計に目を向ける。

もうそんな時間だったのか…気付かず仕事中に物思いに耽っていた自分に驚く。




『気付きませんでした。』

素直にそう言う。
周りを見渡すと殆どがランチや外回りに出て、目の前の男性と二人きりの様な状態だ。


『えっと、何か御用だったのでしょうか?』

自分ではなく他の人に、用があって立ち寄ったのかもと思い再び尋ねる。

百面相していた事については触れないままで。

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