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白銀翼の彼方

No.342 08/01/01 01:32
アルミ‡ ( ♂ yXSV )
あ+あ-

≫341

雨の音が止んだ。先ほど木にとまっていた雀はいつの間にか居なくなっていた。

『雨が止んだな…』

『そうですね』

『奴らも動くな…』

雷鳴の凱は頷くと外を見つめた。

『凱、お前は南に走れ。そして、南の鬼火に会ってこの事を伝えろ。多分、奴らが来るのはこの里だ。良いな』

『それならば、私ここに残ります』

『ダメだ。まずは南に行って応援を頼むのだ。それが出来るのはお前だけだ』

『しかし、それではすぐには…』

『お主は俺に奴らを引き留める事が出来ないとでも言うのか?』

『いえ、そう言う訳では』

『心配するな。足止めぐらいはこの俺でも出来る。だから早く行け!』

凱は頷くと南に向かって走った。しかし、雷鳴の考えは外れていた。鉄馬は西の国に来ていたのだった。

『鉄馬様、私共は北に行くのではなかったのですか?』

『北か…そんなものは後で良い。まずは隼人と言う奴が気になる。それを見てからだ』

『しかし、それでは…』

『楓、お前は俺の部下だ。黙って俺の言う通りにしておけば良い』

『わかりました』

鉄馬は木の上から下の様子を見ていた。隼人は数人を連れて昇達のいる村に正面から入って行った。

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