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白銀翼の彼方

No.281 07/11/21 03:51
アルミ‡ ( ♂ yXSV )
あ+あ-

≫280

『それで雷醒様の墓はどちらに?』

昇が考えていたのは雷醒に会うことだった。会うと言ってもすでに亡くなっているから墓参りをしたいと言う事だろう。雷鳴はその思いに気がつき答えた。

『裏山の所にある。今は親方様と一緒に眠っている』

『そうですか、後で行ってみます』

『そうか…雷醒も喜ぶだろう』

『ははっ』

昇は雷鳴に頭を下げた。

『ところでお主らには紅龍の行方を探してもらいたい』

『紅龍様を…』

『奴は操れているにせよ、そうでないにしても親方様を手に掛けたのは間違いない。罪は罪…責任はとってもらう。お主らにはその紅龍の抹殺を命じる』

『でも、紅龍様はかなりの実力者…私共で相手になるでしょうか?』

『はははっ…今のお主らであれば十分に勝てる。それにお主らには妖刀が味方にいるではないか!』

妖刀月黄泉、妖刀土蜘蛛この2つはかなりの力を持つとは思うが、阿修羅の力を得た紅龍が簡単に倒せるとも思えなかった。

『凱、昇、自分を信じるのだ。自分を信じて貫き通せ。ならばその力を十分に発揮出来よう。それとこれも渡しておこう』

そう言って雷鳴は巻物を1つ手渡して来た。それは月影の秘伝書であった。

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