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過去より現在 13

No.100　22/11/15 16:02
主婦さん89 あ+あ-

そして翌日の旦那の葬儀。
末っ子と旦那は同じ身長、若い末っ子は喪服を持っていないので　旦那の喪服を着てもらう事になっていた。
着替えてきた末っ子「ちょっと縫ってくれる？」と言う。
どこ？と思ったらズボンの裾だ。
足首で裾が行き場を無くして　渋滞していた。
久しぶりに笑った。
急いで簡単に10センチの裾上げだ。
末っ子の名誉のために　旦那が足が長すぎるのよ。会社の作業着のズボンも　布を足してもらっていたのだ。

そんなところに身支度を終えた次子と孫が来た。
すると次子「👴ﾁｬﾝ、普通の服を着てたよ」と慌てて言う。
前日はお別れ会だから普段着だったけど　勘違いしてるのかしら？
それともご近所に　葬儀だと知られたく無くてかしら？でも私達は皆、喪服。
時間があまり無いので急いで下りて行くと　👴は、もう玄関の上がりに座って　私達を待っていた。

次子の言う通り👴は、普段の上着を着ていたので　今日は喪服ですよと言うと　近くにあったレジ袋の口を開き「あぁ、これだよ」と　見ると中には喪服の上着が入っていた。
よく見るとズボンは、一応喪服だ。

準備が整い私と次子の車２台で　旦那の元に向かった。

続く