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神社仏閣巡り珍道中・改

No.208 20/09/27 07:31
旅人さん0
あ+あ-

青蓮寺さんでいただいた小冊子。読み進めるとやはり未熟者で煩悩の塊の私には胸の痛むお話ばかり。
四十にして立つ、と言われる四十才どころか五十才という齢すらとうに過ぎている私だというのに、人として生きることの難しさをいまだ痛感する日々を過ごしておりますくらいです。
そこを戒めるようなお話があって、私が未熟者、愚者であるがゆえに渡された小冊子であったことを痛感いたします。


黒砂糖を煮ている愚者がいた。煮ている最中にお客が来たので、砂糖水を出すために急いで冷やそうとした。
愚者はグツグツと煮たっている黒砂糖を火も止めず懸命に上から扇であおいだ。それを見た客が、「下の火も消さずに上からあおいでも冷えるはずがなかろう」と言ったという小咄。
ああ、よくある話だと思ったのですが、そのあとに続く説法に
(ああ、私はこの愚者のようなんだな)と思った次第であります。それは
【煩悩の火を消さずに、少しばかりの修行しているのも似たようなものなのである】と続いていました。



修行ということすらしていない私でありますが、神さまや仏さまをいくら拝んで歩いても、自分の中にある煩悩を一つづつでも取り除く努力がなければ、まさに、この愚者そのものでありました。

煩悩をなくすのはなかなか難しいことではありますが、一つでも取り組む姿勢がなくしては、神仏に形だけ手を合わせているようであって、お願いしてばかりいる人間でしかありません。

どの煩悩も手強いのだけれど、日々の生活のなかで無心に頑張ることが一つでもあるよう努力して生きれば、それは滅私、ということになって、その日その間だけでも神仏の説く道、示す道に近しいもの、かもしれません。
昔話に出てくる、その日その日を一生懸命働いて神仏に感謝して生きるような生き方がしたいと思うのでありますが、それもまたなかなか難しい私なのであります。

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