…。

No.53 13/07/30 22:18
アル『日 ( 40代 ♂ ycvN )
あ+あ-

≫52

ショッピングモールの遊歩道には左右木々が植えてある。
立体映像を見ても赤い反応は無いので息を切らした二人はベンチに座り休息をとった。
「ねぇあんちゃん何で、ここに来たんだ?」
元が言ったのはショッピングモールの事ではなく何故参加したのか。という意味だった。

「そりゃこの状況から…貧乏から脱出したかったんだ…両親の残した借金のせいで毎日追われるのを打開したかったんだ。」
大吾はベンチをバンと叩いた。

「まぁ俺は骨董収集で財産どんどん使っちまって家族から愛想つかれ逃げられ…まぁ自業自得なんだがな。」
ベンチに片肘ついて横たわっていた元は「よっこらしょ。」と身を起こすと看板を見てエスカレーターに歩いて行った。大吾もそれに続く。

2Fに上がると洋服店や靴屋が沢山連なっている。
元は自分の好みの靴を探し出すとそれを履いた。
プシュー
元の足の大きさに合わせ自動的にサイズが変化する。
ピッ
更に小さなスイッチを押すと色や柄も好みに変化した。

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