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彼の気持ちがわかる方にお伺いしたいです

葛藤

No.174 14/01/26 22:12
匿名0
あ+あ-

≫173






逢えて嬉しいはずなのに、時間が過ぎれば過ぎるほど段々寂しくなってくる。
我慢したり待つ時間は長いのに、逢えた日はあっという間に時間が経つ。



エッチして寝て、またエッチして また寝て…
夜はお決まりのピザを食べて…。
今回は、私もいつの間にか寝ていた。
不覚にも織田さんに起こされる。
時計を見ると終電の時間は既に迫っていた。




やっぱり…帰るよね…。
織田さんが帰りを急ぐ言動がたまらなく寂しさを募らせる。




慌てて支度をすると、既にコートを着た織田さんが「早くしろ」と言わんばかりに待っている。
ホテルを出れば、もうキスも出来ない。
最後くらい、もう少しラブラブなムードでいたかった私とは正反対に足早に駅に向かおうとする織田さん。




ホテルを出れば、急ぎ足で駅まで歩く。
織田さんが先に改札口を通り、切符を買う私を改札の向こうで待っている。
こんな些細な行動で現実を思い知らされる。




早く帰らなきゃ…ね…。
終電なくなっちゃったらヤバいもんね。
時間ギリギリな事に焦っているのを感じた。
けど実際、終電にはまだ少し余裕があった。




「先に行っていいよ!」




どうせ電車に乗れば一緒にいられるのは たったの1駅。




「大丈夫。慌てなくていいよ」
織田さんはにっこり笑う。
何かを感じ取ったのか足早だった歩き方が私に合わせるように少しゆっくりになる。




ホームに着くと
「何か飲む?寒いだろ?」




「ううん。大丈夫」
織田さんは温かいコーヒーを1本買い、自分が飲んだ残りを私にくれた。




そして、電車が来る。
週末の電車は酔っ払いで混んでいた。



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