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葛藤

No.125 13/11/18 02:24
匿名0
あ+あ-

≫124






もうすぐキャンペーンが始まる。
2日間にわたって2つの場所に分かれ販売促進会のようなものがある。
織田さんは常にバタバタ動いていた。
これは毎年行われる恒例行事なため、織田さんの大変さは理解している。




入社して4回目になるこの行事。
たった1度だけ、織田さんと同じ場所になれた事がある。でも、前嶋が来てからは一緒になれた事は1度もない。





「どーせ一緒になれないよね…」




「前嶋さんはきっと、○○さん達で自分の周り固めるだろうな…で、凛もね…」





希望なんて聞かれる事なく、場所とメンバーが貼り出された。




私と織田さんの予想通りだった。





準備に追われる織田さんは、通常の業務は後回しで走り回っている。一方の前嶋は皆に指示を出すだけで全く動かない。




この雰囲気からして、当日の光景も予想はついた。





そしてー当日ー。




天気もよく、人通りも多い。
これは忙しくなりそうだ!




…と、思ったものの
ヒーヒー言うほどの忙しさではない。




前嶋がいる手前か、お気に入りメンバーのリーダー格の彼女が私のとこに来た。





「中川さん!一服して来な!
タバコ吸いたいでしょ!!」





「あ…私、最後でいいですよ」




自分らは最後に行くから気にせず行って来い、と言われ一服しに行った。あらかじめ用意されていた喫煙所には水の入った缶カラが置いてあった。
タバコを吸わない人の方が多いのに、私だけ休んでいる事に気が引け、すぐに終わりにしてタバコを捨てようとした時………




あれ?
タバコ吸うのって前嶋と私入れて4人だけだよね?
吸い殻の銘柄を見れば一目瞭然で…




なんだ…。
奴らサボってばっかなんじゃん…。
既に缶の1/3は吸い殻で埋まっていた。




織田さん、どーせ返せないだろうけど…
メールしてみよ。




「お疲れ様!
どう?忙しい?」




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