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星屑の狭間で……

No.53 09/05/01 12:48
アドル・エルク ( ♂ VWrHh )
あ+あ-

≫52

眼で促したのを受けてまた話を続ける。
『…とても誠実で気配りの出来る人…という印象でしたね』
『監督やスタッフとの関係はどうでしたか?…』
『良かったですよ…話を合せるのが上手かったですね…撮影でも大体テイク2で、OKが出ていたと思います』
『…という事は、相手の意図する処を早く正確に読み取り、適切に対応していたと?…』
『ええ、そう思います…』
『率直に言ってどうですか?…彼女には人を見る眼と言うか…高いレベルでの人物を観察して…評価する能力があると思いますか?』
『私は、あると思います』
その一言で私は立ち上がった。
『決まりですね。それでは副長、クヌース・ニューウェルさんを呼んで下さい』
『わかりました』
ローラが立ってブリッジに戻って行くのを見送りながら、私はグラスとカップを片付けた。
一分も経たない内にクヌース・ニューウェルは、ローラに伴われて控室に入って来た。
『どうぞ、掛けて…楽にして下さい。何か飲みますか?…同じ物でも?』
と、ソファを勧めながら訊いてみる。
『それじゃアップルソーダをお願いします』
それまで飲んでいたらしいグラスをローラに手渡して応えた。

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