注目の話題
お金のない彼氏…
秋になったら食べたい物は?
呆れてしまったのでしょうか…?

💀ビリケン昭和の短編小説📓

No.229 08/08/07 18:10
ビリケン昭和 ( Y5u6h )
あ+あ-

≫228

🐬37🐬

(浩輝に…抱きしめられたの…初めてだ…暖かい…)

『どうだ愛里…少しは落ち着いたか?』

浩輝の胸は分厚くて広かった…愛里はゆっくり浩輝の身体を離すとありがとう!と微笑んだ…

『そうだッ、その笑顔が水野愛里だッッ!』

愛里はマッチ棒一本くらいしかない浩輝との顔の距離に少し照れ臭そうに視線を外した…

『俺は愛里が今日まで二頭のイルカ達にどんな調教をつけてきたのかは知らない…けどお前はきっとお前のやり方でステージを成功させるだろう…俺はそう信じてる…』

浩輝はそれだけ告げるとロッカー室から出て行こうとした…去り際浩輝はもう一度振り返り愛里に言葉をかけた…

『あ、そだ…ショーが無事終わったら俺愛里に話す事がある…じゃな!GOODRACKッッ!』

『私…ニ?…ナ…』

愛里が聞き返そうとしたがもう浩輝の姿は消えていた…愛里は気を取り直すようにまた目を閉じ瞑想に入った…

(神様…どうか愛里の晴れの舞台が成功しますようにッッ、お願いしますッッ!)

愛里は胸の中のお守りを握り締めると一度深呼吸をしてステージに繋がる長い廊下をコツコツと歩いて行った…

229レス目(377レス中)

新しいレスの受付は終了しました

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧