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💀ビリケン昭和の短編小説📓

No.214 08/08/04 19:20
ビリケン昭和 ( Y5u6h )
あ+あ-

≫213

🐬22🐬

(私らしい…誰の真似でもない水野愛里にしか出来ないショー…)

その日の公演の後、特設ステージのプールサイドをブラシで掃除しながら愛里は浩輝に言われた言葉を思い起こしていた…

(そんなショー…私に出来るのかな…こんな身体にハンデを背負ったトレーナーのイルカショーなんてお客さんちゃんと見てくれるのかな…だって私言葉だってまともに話せないんだよッ…やっぱり無理よッ!)

考えれば考える程不安と恐怖が愛里の頭をもたげた…過去にショーの代役で罵声を浴びせられた悲しい思い出が愛里の頭に少なからずトラウマになっているのは事実だった…

『何考え込んでんのッッ!愛里ッッ!』

肩を叩かれ振り向くとそこにはあの野本が立っていた…野本は華麗な手話で愛里に話しかけた…

『私も…手伝う…!』

野本麻里はブラシを手に取るとプールサイドをブラシングし始めた…

『ア…イイデスヨ野本先輩ッッ、オ腹ノ中ニイル赤チャンニ障リマスカラッ!』

『大~丈夫よッッ、もう…安定期…だし少し位は…運動しないとねッッ!』

野本麻里は軽くウィンクすると長靴を履きバケツの中の水をプールサイドにぶちまけた…

『野本…先輩…』

『ホラ早く…済まそッ、ね?』

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