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No.384 08/06/12 11:14
ヒマ人0
あ+あ-

≫383

🎐12🎐

それから数日が淡々と過ぎて行った…《衝突の日》まであともう少しだというのに不思議と亮介の中に恐怖感や焦りのような物は無かった…いや、むしろ何もかも初めての経験で自分でもどう恐怖を感じていいのですら解らない状態だったのだ…《その日》まで一体何をして過ごせばいいのか、どんな心の準備が必要なのか…それを教えてくれる者もなく亮介はただ一人途方に暮れていた…亮介の住む街も表向きは普段と変わりなく動いているように見えたが見えない部分で少しずつ変化もしているようだった…

(あ…き、清原…ッッ)

コンビニの帰りに通った川添いの遊歩道で亮介は偶然清原唯を見つけた…あの両親の葬儀の日に見て以来だったので声を掛ける事を躊躇した亮介だったが黙って通り過ぎる訳にもいかないので思い切って声をかけてみようと決意した…

『清…原…ッッ』

亮介がか細い声で後ろから遠慮がちに声を掛けると清原唯は聞こえたのか聞こえてなかったのかただじっと本を読み耽っていた…

『あ…清原ッッ!』

『!…あぁ…長田君…』

清原唯は無機質な物体でも見るような顔付きで亮介を一度見るとまた本の方に目をやった…

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