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No.196 08/01/14 22:22
ヒマ人0
あ+あ-

≫195

☺10☺

『あ…違うんです…実はですね…』

三島ボートは真っ直ぐ可憐の目を見て次の言葉を待っているようだった…

『じゃあ何の用事かな?』

『実は私…む、昔から三島ヨット・ボートさんの大ファンで…そ、それで漫才師になりたくて…それで…』

『あぁサインかいな…ハハハ、宜しい宜しい…書いてあげますさかい…』

三島ボートは引き出しからマジックを取り出しさぁ何処に書きましょ?と満面の笑顔を見せた…

『あ、ち、違うんですッ…実はですね…』

『…何やのん辛気臭いッ!はよぅハッキリ言ってみなさいな…』

三島ボートは少し不思議そうな顔をして可憐を見た…可憐は一度唾を飲み込むと言葉を放った…

『…弟子に…三島ヨット・ボート師匠の弟子になりたいんですッ!』

『……はぁ?』

『私は幼少の頃浅草の遠征寄席で見た三島ヨット・ボート師匠の絶妙で繊細な一流のしゃべくり漫才に一目惚れしたんですッ!どうか私もお二人の弟子にして頂き、上方漫才の真髄を学びたいと思ってますッ!どうか、どうかお願いしますッ!』

可憐は思いきり頭を下げた…そこにはつい最近までミリオン連発のカリスマアイドル歌手の片鱗は微塵も感じ取れなかった…

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