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No.184 08/01/08 18:03
ヒマ人0
あ+あ-

≫183

🎀9🎀

約束の時間の公園のブランコの側に山田陸は立っていた…

(ハァ~…落ち着いて康子ッ!…フゥ~ッ!)

電柱の陰に隠れながら康子は一度深呼吸をした…

(とにかく…とにかく目の前まで歩いていってきちんと説明しようッ!…私は昨日まで貴方と一緒にいた康子の本当の姿だって事…)

《クックック…やけに緊張しているじゃないかい?》

『!ッッて、び、ビックリしたぁ~ッ!驚かさないでよッ!何でいるのよッここにッ!』

最高潮に緊張する康子の横から魔女が現れた…

《だってさ、こんな面白い見世物あんまりお目にかかれるもんじゃないからねッ!…クックック…》

『ンモッ無責任ねッッ!あっち行っててよッ!こっちは心臓が飛び出しそうなんだからねッ!』

康子は魔女を押しのけた…

《言われなくったってアンタとはここでサヨナラだよッ!…ッつぅかアンタに一つ言い忘れていた事があってね…じつはあの…》

『ち、ちょっとそんな事後にしてくれない?空気読んでよッ!』

康子は魔女の言葉を無視してゆっくりと陸に向かって歩き出した…

《あァ…あ…ッて…チッ、人の話は最後まで聞けってぇのさッ!》

魔女はため息をつくと電柱の陰からじっと二人の様子を眺めていた…

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