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No.154 07/11/22 18:31
ヒマ人0
あ+あ-

≫153

👣2👣

野村は自衛隊のトラックから重たそうにバケツを取り出すとその臭いに思わずその場で吐いてしまった…

『…コラ野村ッ…早く慣れろッッ!…これも自衛隊の仕事のうちだぞッッ!』

(な、慣れろってったって…こんなに牛の脳味噌がてんこ盛りッッ…臭くて臭く…ウッ!…オ、オゥエッッ、オゥエッッ!)

野村はヨタヨタと大磯の居る村の出口から20m程登った場所まで歩くと金網の外から杓子で金網の中に向かって腐りかけの牛の脳味噌を投げ込んだ!ペチャッ、ペチャッっと地面に脳味噌が潰れたような音がした…

(アァ…や、ヤダッッ…く、来るッッッ…)

金網の向こうの暗闇から一人、また一人と人間らしき物体が野村に向かってゆっくり歩み寄ってくる!

『ウワァッ!ヤダヤダヤダヤダッッッッ!』

『ほらッッ!しっかり投げ込むんだよッッ!奴さん達腹減って死にそうだとよッッ、ガッハッハ!』

悲鳴を上げる野村を嘲笑うかのように雑誌を読みながら大磯はまるで人事のように煙草を吹かした…

『アワ…アワッ、ヤダ、やっぱりヤダこんな仕事ッッ!!』

《脳味噌クレェ~、モット…モット脳味噌クレェ~ッッ…》

何十人もの人だかりができ、その人々は落ちた脳味噌に喰らい付いた!

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