妊娠9週胎児は子宮の中で魚類から哺乳類へと進化します

更新日 15/11/28 09:49

赤ちゃんの成長

受精してから出産するまで、赤ちゃんは胎内でどのように成長していくのでしょう。今回は妊娠してから出産するまでの成長過程を紹介したいと思います。

精子が卵子と受精して受精後は分割しながら子宮に移動します。子宮内膜に着床することで妊娠が成立します。妊娠1週目まではまだ赤ちゃんは存続せず、妊娠3週目で子宮内膜に着床します。この状態は胎芽と呼んでいます。

そろそろ、妊娠に気づく時期。胎嚢により妊娠が確認でき、脳、心臓、目、口、耳、鼻が形成され、脊髄や手足ができてきます。

この時期から胎児と呼ばれるようになり、つわりが酷い方も多い時期です。母子手帳を貰うのもこの時期でしょうか。 2頭身から3頭身に成長。外性器が形成され始め、脳、心臓、重要内臓器官が完成。活発に動くようになります。

胎盤が完成。ママから酸素や栄養を吸収できるようになります。そろそろ、つわりが鎮静化する時期です。赤ちゃんは脳が活動し始め羊水の中で運動を始めます。口を開閉しながら羊水を飲み排せつを繰り返します。骨が形成され外性器が完成し尿を作る働きが発達します。

ママは腹部が目立ち始めるかもしれません。赤ちゃんは3頭身に成長。指しゃぶりをしたり回転したりよく動きます。髪の毛、胎毛、爪が生えてきます。

エコー画面からはみ出すほどに成長。皮脂腺、掌紋、指紋、足紋が形成され、聴覚、触覚が急激に発達します。

性別が判別してくる頃です。顔立ちもはっきりしてきます。胎外の外の音も聞き取ることができるので胎教が効果的。睡眠、覚醒の繰り返し、味覚、嗅覚も発達してきます。

重要器官が完成に近づき身体も急激に成長。内臓のカタチと機能は成人並になります。身体のサイズは成人の頭くらいになります。産まれても無事に育つことができる時期です。

身体全体がふっくらとしてきます。外性器、末梢神経、自律神経、肺機能が成熟します。

赤ちゃんは4頭身にまで成長。

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