妊娠検査薬はいつから使用可能か？

妊娠検査薬の仕組みと使用時期

妊娠検査薬は市販されており使用方法も簡単です。女性の方ですと何回か使用した経験のある方も多いと思います。 妊娠検査薬は、正しく使用して初めて正しい検査結果がでます。ですので正しく使用することが大切になってくるのです。

• 生理周期が乱れている際の妊娠検査薬の使用時期

妊娠検査薬の仕組み

妊娠検査薬で何故、妊娠が確認できるかご存知ですか？ それは、妊娠すると「hCGホルモン」が分泌されるのですが、この「hCGホルモン」に反応する仕様になっているのが妊娠検査薬です。 適切な方法を用いれば、ほぼ100％の正確性で妊娠の有無を診断できます。

いつから使用可能？

妊娠検査薬で正しい判定を得るには、hCGホルモン濃度が一定以上になる必要があります。それには個人差があるので誰でも確実に妊娠判定が可能な時期、生理開始予定から1週間後以降を検査可能時期に設定しています。 最近では、生理予定日の3日前から検査可能な早期妊娠検査薬もあります。

• 妊娠検査の時期

フライング検査

最近の妊娠検査薬は精度が高いので生理予定日1週間前でも陽性反応が出ることがあります。又、陽性反応が出ないと早合点してしまう人も中にはいます。 ただ、正しい結果は正しく使用して初めて判定できるので、必ず説明書に記載されている使用時期を守るようにしてくださいね。 妊娠検査薬で判定して、陰性なのに生理が来ない、陽性だった場合は産婦人科を受診しましょう。 不妊治療でhCGの投与を受けている方は、特に注意が必要です。

• 検査薬では陰性。しかし生理がこない

着床出血

着床出血は、受精卵が子宮内部に着床するときに起きる出血ですが、必ずしも出血するわけではありません。 着床出血は、妊娠3週目位に起こりますが妊娠検査薬が使用できるのは妊娠5週目以降です。「着床出血かな？」と思っても必ず検査可能な時期になってから使用しましょう。