不倫の心理学まとめ
不倫をする人の心理
「好きな人はいつも結婚している」そんな風に不倫が癖になってしまっている人や、たまたま今回初めて不倫に足を踏み入れてしまった人など、さまざまなパターンがあります。その人たちが不倫におちいってしまう原因のひとつに、「心の奥に隠された小さな声」が大きく関与しているようです。
相手に配偶者がいるのにあきらめきれない
不倫の恋に共通しているのがこのポイント。通常なら配偶者がいる人に手を出したりなんてしませんが、相手がいるという事がわかっていながらあきらめきれずに恋を続ける。もしくは略奪しようと頑張るという心理は、
相手に親の代わりを求めているという場合が多い
という傾向がある事がわかってきました。
男性なら母親・女性なら父親からもらえなかった要素を、不倫相手にもとめるのだそうです。
結婚している相手=自分の親(男性なら母親・女性なら父親)に見立てている
女性なら、幼少の頃父親にもらえなかった安心感や愛情、優しさなどを投影して、不倫相手の前では本当に幼少期に戻ったようにふるまい、満たされなかった思いを埋めようとするという傾向が強いようです。
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相手を待つという恋愛の形が与える作用
不倫の恋は忍耐です。相手の言葉がなくとも相手を信じ、相手と交流が持てなくても相手を愛し、連絡ひとつとっても相手の都合を考えて我慢する必要があるのです。
それは本来自由であって良いはずの心を檻に閉じ込めてしまう事と同じで、ストレスがかかってしまいます。現実を目の当たりにすると自分が傷ついてしまうので、次第に自分の心を見ないようになります。そうする事で心と身体が一種の分離状態となり、長く続けると「本当に欲しいもの」がわからなくなるという現象を引き起こします。
不倫がやめられない心理とは
こんなに辛く我慢している不倫をなぜやめられないのでしょう。それは脳の仕組みも関与しているようです。人間は本来、我慢し耐え忍び得た報酬は貴重でかけがえのないものに感じます。
オリンピックの金メダルがその辺の駅で誰でも買えるものだとしたら、嬉しくて涙を流したり、専用のケースを買って大切に保管したりしませんね。なぜオリンピックのメダルに価値があると感じるのかというと、それは選手が辛い練習に耐え、給べたいものやさぼりたい気持ちを我慢し、一心不乱に練習に耐えた結果のご褒美だからです。
不倫の場合も我慢に我慢を重ね、イラつきや不安感を耐えやっと手に入れた相手との逢瀬をなかなかやめる事ができません。会った時の喜びが大きすぎるために、脳が中毒のようになってしまい、快感物質を追い求めてしまうという現象がおきているようです。
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よい不倫の仕方とは
よい悪いは本人の価値観次第ですが、不倫はあくまでも「遊び」にとどめておくほうが幸せかもしれませんね。バレた時のリスクや自分の精神的ダメージ。それに現代日本における略奪婚の難しさなどをふまえ、「本当に自分が幸せになる」付き合い方がベストなのではないでしょうか。
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