富田さくら
『富田さん。中へどうぞ』
富田さくら22歳。彼氏はいない、結婚もしていない。社会人2年生の、暇とお金を持て余した、どこにでもいるOL。
そんな私が今いるのは産婦人科。
富田さくら…実話まじりのフィクションです。性に関して不快な点が多々あると思います…
新しいレスの受付は終了しました
そしていよいよ亮を保育園に預ける初日。
いつも私と一緒に生活してきた亮。予想通り泣いた。
『ママァッッママァッッ』
辛い…子供を園に通わせるのがこんなに辛いだなんて…私も泣いた。
始めの2週間は慣らし保育として2時間後に迎えに行かないといけない。
その2時間でハローワークへ行き、'主婦大歓迎'と書いてある求人を中心に検索。
家計を管理するようになってザッと計算したところ、私は扶養範囲内で働けばなんとかなりそうだったので、パート枠で探した。
社員も考えたが、家事育児が厳かになるのが目に見えていた。第一に亮と一緒に居る時間が少なくなる…
なるべく事務職が良い。サービス業は土日もシフトに入れる人を優先で採用するだろうから…
私には時間が無い。
落ちると分かっている所には面接に行く暇がもったいない。
必死で探した。
面接は次から次へと落とされた。
学生時代のバイト先や、就活、私には落とされた経験が無かった。
'不採用'
この文字がこんなにも凹む事だったとは…
慣らし保育も終わり、夕方5時まで見てもらえるようになった頃、私は8社目の面接に行った。
『お子さんはおいくつですか❓』
『今年2歳になりました。』
毎回聞かれてきたこの言葉。
また不採用か…
『わかりました。明日から来て頂けますか❓』
マジ❓
面接官が天使に見えた。
採用が決まったこの会社は、朝の10時から夕方4時まで。休みは土日祝で、時給が少し低いが、月に8万は稼げそうだ。そして私と同じで小さな子供がいるというパートさんばかりが在籍していた。
『保育園の行事や、お子さんが病気になった時は遠慮せず休まれて構いませんから』
すごく条件が良かった。
職種は事務職。共通点が多いパートの皆とはすぐに仲良くなれた。
子供の成長の事や姑との仲の事、どこも皆同じ。
会社に何しに来てるのか❓と突っ込まれそうなくらい暇を見つけてはおしゃべりしてばかりだったが、仕事も真面目にした。
始めの半年は、嘔吐下痢に手足口病、水疱瘡…亮が次から次へと感染病にかかり、パートも休みがちだったが、月に6万程度稼ぐことによって少しは生活が助かった。
パートの中でも特に仲良くなった小百合さん。私と同じく2歳の子供がいる。
ふと、まだ子供が小さいのになぜパートしてるのかという話になり、私はただ生活が苦しいから、と言った。
『うちはね…旦那の借金が原因なんだ…』
小百合さんはそう言う。
詳しく聞くと、私とほぼ状況が同じだった。
喜ぶべき事でもないが、'仲間がいた'
嬉しかった。
毎月の借金返済額は5万、保育園費は計1万5千、私のパートでの稼ぎはこの二つですべて消える。
計算した所、借金はこの額を約3年間返していかないといけない。
そう、利息を含めると元金120万以上返済しないといけないのだ。
私の通帳には80万残ってる。一括で一社だけでも潰そうとも思ったが、突然の入院とか…万が一の為に使わず取って置く事にした。
将太の給料のうち、家賃や公共料金などの支払い物全てと将太のお小遣い2万を差し引くと、残り5万。この5万は食費や日用雑貨、消耗品で消える。
服も美容院もメーカー化粧品も…全て諦めてる。
たまに
'平日毎日働いてるのに何故自由に使えるお金が無いの❓'
とストレスで夜眠れなくなる。
そんな時は小百合さんと愚痴り合って解消する。
こんな毎日の中、将太は月に1度のお小遣いを貰うと、必ず私の好きなマカロンを買って帰ってくる。
『一緒に食べようぜ』
金銭面で少し頼りない将太だが、昔と変わらず私を好きでいてくれる将太が今日も隣りで目を垂らして笑ってる。
『パパ、おかえい~』
だんだん言葉を覚えてきた亮。最初は泣いてた保育園。今は元気に通い、私が迎えに行くと、まだ帰らない、と言わんばかりに首を横に振っている…(ママとしてはカナリ寂しい💦)
日に日にパパに似てくる顔がまた可愛い。(ただの親バカです…)
私は将太に、過去にとらわれず今のその人を信じるという大切さを教わった。
今だに'暴力'のイメージが消えないが、亮を可愛がってくれる舅。
相変わらずウザいが、なんか憎めない姑。
将太の借金の根本的な理由はこの二人にあるんじゃないか、と、憎んだ時期もあったが、いくら憎んでも借金は無くならない。逆恨みする人間になるより、過去を見ず、今の二人を見よう。そのほうが私自身も救われる。
毎週土曜日、私は亮を連れて実家に遊びに行く。
『じぃじ~ババぁ~ニィニ~』
亮は何故か母の事をババァと言う。そんな亮に
『ばばぁじゃなくてばぁばよ~』と教えてる母の必死さがまたウケる。
父の事を思うと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになるが、最近は将太と二人で酒を飲む仲になり、また亮の事を溺愛している。近所の人に『俺の孫』と自慢している父を見ると、少しは親孝行になってるのかな…❓
借金を完済したら、2人目を作ろう。
それが私と将太の今の夢。
金持ちを捕まえて結婚した友達が、子供を連れてエルグランドで我が家に遊びに来た。
親友は泣き出す。
『旦那がね…帰ってこないの…不倫してるの…私と離婚するって言い出したの…』
夫婦はそれぞれいろんな悩みを抱える。
私は将太に愛されている自信がある。また私も将太を愛してる。
相変わらず仕事を終えて真っ直ぐ帰ってきてはキスを迫る将太。
お金が無くて贅沢できなくても、そのままの将太で居てくれれば、私は一生幸せだよ。
風俗に行くかもしれない。というか行ってるかもしれない❓
もし私にバレた時は目を瞑ってやるよ。
この先もしかしたらよその女と浮気するかもしれない。その時はぶん殴ってやるから必ず戻ってきなさい。
だから…'ずっと一緒に居ようね'
きったない字で書いたメッセージカードの事、絶対忘れないで…
『パパ~ザーザーこわい~』
家族3人、海で遊ぶ。
室見川と繋がっている百道浜。
私の胸の奥にはまだ洋介の存在が消えない。
口が裂けても将太には言えないが…
連絡先を聞いていなかったのが吉と出たか。
洋介…元気にしてますか❓
私は今、最高に幸せです。
完
富田さくらを読んでいただいた皆様へ
最後までお付き合い、本当にありがとうございます。
ありふれた人生ではありますが、ここに綴る事で思い出に浸りながらも、代わり映えのない毎日の中、また明日からも頑張ろう、と、やる気が出てきました。
自己満の日記のようなスレになりまして申し訳ないです…途中、レスをくれた皆様には本当に励まされました。
雑な文面で読み辛い部分も多々ありましたでしょうが、最後まで読んで頂いた方、本当にありがとうございました🙇💕
さくら
ずっと読んでました😉
完結お疲れ様です🙇
私も今2児の母です。
今まで色々ありましたが
"今"幸せ✨です👍
これから、また困難はやって来ると思いますが、お互い頑張りましょう😉
母は強し💪
- << 216 📩☆chi☆様へ📩 最後まで読んで頂き、ありがとうございました🙇💕 2人のお子様のママであるchi様。毎日お疲れ様です☺👍 '母は強し' まさしくその通りだと思います。 レス中、'目に入れても構わない'と綴っていましたが、この前亮の指がマジで私の目に入り、カナリ痛くてキレそうになりました😭😭 『ママ、イタイイタイナーイ』とか訳分からない事言ってましたが…💧 やっぱり可愛いです。余談ではありましたが…、可愛い我が子の為… これからもお互い頑張ってまいりましょう💪 本当にありがとうございました🙇💕
完結 おめでとうございます😊 それから お疲れさまです🎵
読み易い文章で 住んでる所が同じだと言う事もあり😁 毎日の更新が楽しみでした。
旦那様が 挨拶に来た時の お父さんの言葉にも グッと来ました。(方言が馴染みがあるからかな…😊)
働きながらの育児 大変ですよね⁉ でも 最後の文章に Tさんの現状が幸せなんだ~と 確信しました❤
お体に気をつけて これからも 家族仲良くね✨
- << 218 📩ホロロ様へ📩 読んでくださってありがとうございました🙇💕 '読み易い文章'と言ってくださり、ホッとしました。自己的な文に気付かず、伝わらなかったらどうしよう…と思いながらレスしていたので… ホロロ様、同じ地元なんですね😲‼なんだか嬉しいです。 父のあの時の言葉に'父親の背中'みたいなのを感じ…文で表現したく、そのまま方言で書きました。 父世代は必要以上に方言強いですよね…😥笑。 パートしながらの家事育児、楽と言っては嘘になりますが、パートには半分遊びに行ってる感覚…いや、ちゃんと仕事もしてますよ❓苦笑。結構充実します✌ 楽しまなきゃ損くらいに思ってないと、やってられませんよね😂 最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました🙇💕
完結おめでとうございます💐
小説読ませて頂いて、私も元気頂きました💪
私も次々発覚する主人の借金に悩まされ、逃げ出したいと思った事もしばしば…😢
でも借金の理由が事業資金だったのと、子供が三人いるので、二人で乗り越えて行こうと決意して数年。
ようやくゴールが見えて来ました…
夫婦二人でいろいろ乗り越えてしんどい思いもしたけど、絆が深くなった気がします。
こんな風にいろいろ乗り越えて本当の夫婦になって行くのかな?なんて思ってます😃
苦労も乗り越えたら絶対自分のプラスになると思うのでお互い頑張りましょうね🎵
今幸せと言える主さんとっても素敵です💕
- << 219 📩まぁ様へ📩 読んで頂き、ありがとうございました。 まぁ様も同じような状況だったのですね😢 お子様3人もいらっしゃるのに本当に大変でしたでしょう…💦 '借金'秘密にされると薄々勘付きますよね…⤵ 借金の理由によっては将太をポィしてたかもしれません😥 まぁ様のレスを見て、元気をもらったのは私の方です☺いつかまぁ様夫婦のように… 『ゴール間近だね』って2人で笑いたい🙋💕 最後まで読んでくださり、ありがとうございました🙇💕 完済目指して、お互い頑張っていきたいですね☺👍
>> 212
ずっと読んでました😉
完結お疲れ様です🙇
私も今2児の母です。
今まで色々ありましたが
"今"幸せ✨です👍
これから、また困難はやって来…
📩☆chi☆様へ📩
最後まで読んで頂き、ありがとうございました🙇💕
2人のお子様のママであるchi様。毎日お疲れ様です☺👍
'母は強し'
まさしくその通りだと思います。
レス中、'目に入れても構わない'と綴っていましたが、この前亮の指がマジで私の目に入り、カナリ痛くてキレそうになりました😭😭
『ママ、イタイイタイナーイ』とか訳分からない事言ってましたが…💧
やっぱり可愛いです。余談ではありましたが…、可愛い我が子の為…
これからもお互い頑張ってまいりましょう💪
本当にありがとうございました🙇💕
>> 214
完結 おめでとうございます😊 それから お疲れさまです🎵
読み易い文章で 住んでる所が同じだと言う事もあり😁 毎日の更新が楽しみでした。…
📩ホロロ様へ📩
読んでくださってありがとうございました🙇💕
'読み易い文章'と言ってくださり、ホッとしました。自己的な文に気付かず、伝わらなかったらどうしよう…と思いながらレスしていたので…
ホロロ様、同じ地元なんですね😲‼なんだか嬉しいです。
父のあの時の言葉に'父親の背中'みたいなのを感じ…文で表現したく、そのまま方言で書きました。
父世代は必要以上に方言強いですよね…😥笑。
パートしながらの家事育児、楽と言っては嘘になりますが、パートには半分遊びに行ってる感覚…いや、ちゃんと仕事もしてますよ❓苦笑。結構充実します✌
楽しまなきゃ損くらいに思ってないと、やってられませんよね😂
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました🙇💕
>> 215
完結おめでとうございます💐
小説読ませて頂いて、私も元気頂きました💪
私も次々発覚する主人の借金に悩まされ、逃げ出したいと思った事もしば…
📩まぁ様へ📩
読んで頂き、ありがとうございました。
まぁ様も同じような状況だったのですね😢
お子様3人もいらっしゃるのに本当に大変でしたでしょう…💦
'借金'秘密にされると薄々勘付きますよね…⤵
借金の理由によっては将太をポィしてたかもしれません😥
まぁ様のレスを見て、元気をもらったのは私の方です☺いつかまぁ様夫婦のように…
『ゴール間近だね』って2人で笑いたい🙋💕
最後まで読んでくださり、ありがとうございました🙇💕
完済目指して、お互い頑張っていきたいですね☺👍
小説💐完結お疲れ様でした🙇
正直 最初 病院から始まってビックリしました‼でも包み隠さず正直にご自分の事を書かれてて読んるうちに夢中になってました。
洋介さんとの出会いってドラマみたいですね~。
彼が幸せになっているといいですね。
借金のこと大変でしたね。わたしも似たような経験しています。とてもいいご主人で幸せそうなので良かったです。
返済大変でしょうが頑張って下さいね。無理して身体を壊さないようにして下さい💕
それでは失礼致します🙇
- << 223 📩モモガー様へ📩 読んで頂き、ありがとうございました🙇💕 性病の件を最初にもってきた理由は、自業自得で引き起こした事へのショックが大きかった事と、それがキッカケで自分を変える事ができた事です。 正直幻滅されそうで誰にも相談できませんでした…。 洋介との出会いは… 少しフィクションを混じらせてます…本当のところはマジでストーカーかと思う点が幾つかあり… でも、洋介の存在を綺麗な物にしたく、洋介の部屋から室見川が見える、という設定にしました。実際の家は本当に近くだったんですけどね💦 こんなにも興味をもって読んで頂き、本当にありがとうございました🙇💕 これからも完済に向けて頑張って行きます💪
こんばんは、おつかれさまでした。
一気に書き上げてらっしゃったのですね。
知ったのがおとついのことで、
徐々に読み進めていた所だったので、いきなりの完結に驚きました。
これがほとんど、ノンフィクションだったのですか?
個人的には・・・
《洋介》とのエピソードがすごくすきだったので
(頭の中で勝手に伊勢谷友介や窪塚系男子になってました)
だいぶ再会を期待してしまいました。
逢ってないところがリアルなのですよね。
しかし、そのエピソードが本当ならば。
“事実は小説より奇なり”とはよくいったものだと思いました。
大変楽しませて戴きました。
ありがとう。
これからも
強い意志に導かれた、
素晴らしい日々をお過ごしください。
- << 225 📩冥様へ📩 最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇💕 冥様…すごいです😲洋介はまさしく窪塚洋介さんにソックリだったので偽名を'洋介'としました。 洋介は、すごく優しい表情をしてました。でも、どこか'生きてる'と言うより'生かされてる'ような… 亡くなった彼女との写真から比べると、抜け殻の様でした。 このスレは名前や洋介の家など多々変えておりますが、根本的なあらすじはノンフィクションです。 今更ではありますが…できればまた洋介に会いたいです。でも田舎がどこなのかも聞きませんでした。 それに今の私にはは将太と亮という宝があります。 洋介との出来事は'長い夢だった'とでも思い、胸にしまってます☺ 冥様、私の今の複雑な気持ちを全て読み取っていただいたように感じました。 本当にありがとうございました🙇💕
さくらちゃん、完結お疲れ様でした❤
信じられない程、繊細で、尚且つ大胆な女性の心理が微妙なタッチで描かれていて、思わず引き込まれていました。
そして、男にはきっと永遠に解らないだろう、女性の心の変化が、凝縮されていたと思います。
幸せは掴んで、育てるもの…
そんなメッセージが込められていたような気がします。
長い人生、まだまだこれからいろんな事があると思いますが、さくらちゃんなら、賢く乗り越えて幸せになれるだろうなって思いました。応援しています‼
最後に途中スレで不愉快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。
- << 226 📩hiro様へ📩 hiro様、最後まで読んでくださったんですね☺ありがとうございます🙇💕 hiro様がそのつど感想をレスしてくれた時、正直嬉しかったです。 楽しみにしてくれてるのかな…❓なんてちょっとナル入ってました😳 その時その時の気持ちを思いだし、ありのままの感情を綴りました。 最後までお付き合い、ありがとうございました🙇💕
>> 220
小説💐完結お疲れ様でした🙇
正直 最初 病院から始まってビックリしました‼でも包み隠さず正直にご自分の事を書かれてて読んるうちに夢中になって…
📩モモガー様へ📩
読んで頂き、ありがとうございました🙇💕
性病の件を最初にもってきた理由は、自業自得で引き起こした事へのショックが大きかった事と、それがキッカケで自分を変える事ができた事です。
正直幻滅されそうで誰にも相談できませんでした…。
洋介との出会いは…
少しフィクションを混じらせてます…本当のところはマジでストーカーかと思う点が幾つかあり…
でも、洋介の存在を綺麗な物にしたく、洋介の部屋から室見川が見える、という設定にしました。実際の家は本当に近くだったんですけどね💦
こんなにも興味をもって読んで頂き、本当にありがとうございました🙇💕
これからも完済に向けて頑張って行きます💪
さくらさん、完結お疲れ様でした。
何気なく読み始めて、気が付けば時間を見つけては更新チェックしていました。
私には四歳の娘がいます。やっと幼稚園にも慣れ元気に通ってくれています。
晩婚だったこともあり一人っ子になりそうですが…私もかなり険しい人生を歩んできたので、今こうして優しい主人と可愛い娘に恵まれていることに、ただただ感謝の日々です。
読み終えた時、思わず涙がにじみました。さくらさんのますますの幸せを祈りつつ、私も頑張ります✨
素敵な小説でした。ありがとうございました✨
- << 227 📩ハナ様へ📩 毎日読んでくださってたんですね☺ありがとうございます🙇💕 険しい人生…きっとハナ様は諦めずに乗り越えてこられたんですよね☺ でもハナ様が今、優しい旦那様とお子様が居る事に'感謝'されているという事。🙋幸せなんだろうな~と、嬉しく思いました☺ お子様が幼稚園に慣れてくると、安心の片隅に寂しさもありますよね😢💦 親としては複雑です😥 今は金銭的に無理ですが、少しでも余裕が出来れば2人目を考えてます。 正直怖いです。 余裕が出来た頃、私の体は子供を生める体かどうかはわかりませんし😢 年齢関係なく、女性はみんな同じ事で悩む事だと思います。 でも、諦めないって大切ですよね👍 夢を現実にします💪 次は女の子がいいな☺ 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました🙇💕
>> 221
こんばんは、おつかれさまでした。
一気に書き上げてらっしゃったのですね。
知ったのがおとついのことで、
徐々に読み進めていた所だったので、い…
📩冥様へ📩
最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇💕
冥様…すごいです😲洋介はまさしく窪塚洋介さんにソックリだったので偽名を'洋介'としました。
洋介は、すごく優しい表情をしてました。でも、どこか'生きてる'と言うより'生かされてる'ような…
亡くなった彼女との写真から比べると、抜け殻の様でした。
このスレは名前や洋介の家など多々変えておりますが、根本的なあらすじはノンフィクションです。
今更ではありますが…できればまた洋介に会いたいです。でも田舎がどこなのかも聞きませんでした。
それに今の私にはは将太と亮という宝があります。
洋介との出来事は'長い夢だった'とでも思い、胸にしまってます☺
冥様、私の今の複雑な気持ちを全て読み取っていただいたように感じました。
本当にありがとうございました🙇💕
>> 224
さくらさん、完結お疲れ様でした。
何気なく読み始めて、気が付けば時間を見つけては更新チェックしていました。
私には四歳の娘がいます。やっと幼…
📩ハナ様へ📩
毎日読んでくださってたんですね☺ありがとうございます🙇💕
険しい人生…きっとハナ様は諦めずに乗り越えてこられたんですよね☺
でもハナ様が今、優しい旦那様とお子様が居る事に'感謝'されているという事。🙋幸せなんだろうな~と、嬉しく思いました☺
お子様が幼稚園に慣れてくると、安心の片隅に寂しさもありますよね😢💦
親としては複雑です😥
今は金銭的に無理ですが、少しでも余裕が出来れば2人目を考えてます。
正直怖いです。
余裕が出来た頃、私の体は子供を生める体かどうかはわかりませんし😢
年齢関係なく、女性はみんな同じ事で悩む事だと思います。
でも、諦めないって大切ですよね👍
夢を現実にします💪
次は女の子がいいな☺
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました🙇💕
さくら様、完結おめでとうございます🌸🌸
そして家事、 育児の中の更新お疲れ様でした。
私も今携帯小説をしてますが、毎日の更新本当に大変だっただろうなと思います。
過去の糸を手繰り寄せ、忘れていた感情を甦らせるのは体力のいる事です。
更新の後、直ぐまたいつもの現代の生活に戻る気持ちの切り替えも大変だったでしょうね。
かなり感情移入しながら毎日読んでました😄
なんとも言えない、感情の揺れや移り変わりがすごく伝わってきて、私も見習わなければ…と思いました。
本当にお疲れ様でした✨
小説は終わりましたが、さくら様の今後はまだまだ続きます。
素敵な出来事が沢山あるはずです✨✨
第二子も……😄
さくら様の今後の幸せを願ってます💓
>> 228
📩百合子様へ📩
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇💕
『歪んだ恋愛』の百合子様ですよね❓
読ませていただいてます☺
女性の性をリアルに表現されていて、すごく共感できる作品だと思いました☺
これからどう歪んでいくのか…とても興味深いです💕
このスレを始めて約一か月、とても充実してました。
完結してから、『あ、あの事書き忘れた…』と思い出したり…誤字脱字が多かったりで…あらかじめ紙に書いてから投稿すればよかったと後悔しましたが、皆さんに感想を頂き、一番伝えたかったことがちゃんと伝わってた…と、ホッとしてます☺
昔の記憶…洋介との事は不思議と鮮明に覚えてました。ただ、それ以前のテキトーな時期の事は思い出したくない事が多々あり、半分忘れてました😥
思い出しながら書き留めるうち、後悔でいっぱいになってくるんですよね😭😭
百合子様の小説、完結まで更新楽しみにしてますので、頑張ってください💪
また感想スレにお邪魔します😚
読んでいただき、ありがとうございました🙇💕
もう一つの富田さくら~19~
私はあなたの瞳にどのように映ってましたか❓
体は大人でも心はまだまだ子供でしたか…❓
それでも私は20以上も年上のあなたに近付こうと必至でした…。
番外編になります。
よろしければお付き合いくださいませ💕
高校3年、夏。
市内の私立高校に通っていた私は、最寄りの駅でガチ合う、違う高校に通う同じ歳のアキラと付き合っていた。
出会いは駅内のプリクラコーナー。いわゆる'ナンパ'
これまで2人の男に'好きな人ができた'と振られてきた私は、アキラをひどく束縛していた。
デートは放課後手を繋いで駅内をフラフラ。
公園のベンチで互いの学校での出来事を語る。
体の関係は無かった。と言うより場所が無かった。
アオカンなんてとんでもない…
'彼氏'という存在がいて、彼氏居る組の友達との会話に花を咲かす。
それだけで満足だった。
恋する自分に恋するという感じか…
ひどい束縛も常に'彼氏居る組'に入っておく為だったのか…
『お前さ、束縛するのはいいけど、俺のどこがいいわけ❓』
そう聞かれると上手く答えられなかったが、
『全部💕』
本当は背が高くて顔がかっこいい、手を繋いで歩くと、優越感でいっぱいになる。
それだけだった。
そんないい加減な私の気持ちを悟られるのも時間の問題。長くは続かなかった。
年が明けてすぐ、アキラに他に好きな子が出来、別れを告げられた。
友達には、いっちょ前に『マンネリしてたんだよね』なんて格好つけて別れた事を告げた。
高3の3学期は、月に1度の登校だけだった。
高1の頃、失恋がきっかけで始めたファミレスでのアルバイト。今まで18時~22時、週3だったが、進路も決まり、暇を持て余していた私はランチに入るようになった。
ランチは夜と違う。
客の多さも客層も。
ランチは近くに勤めているサラリーマンやOLが店内を占領する。12時にどっと集まり、13時にはさっと引く。この1時間は鬼のような忙しさだった。
『富田ランチ入ってもらってごめんな~。俺のオゴリだから何でも食っていいぞ~』
ランチ初日。休憩時間に入った私に店長がメニューを差し出す。
私はハンバーグランチ2つにフライドポテト、ケーキ2つをハンデに打ち込み、店長に『アザーッス』とだけ言い、休憩時間が重なったキッチンのおばちゃんとしゃべりながら待った。
店長は予想していなかった大量の注文にびっくりしていたが、
『そのかわり毎日入ってもらうからな~』
と、渋々会計をしていた。
遠慮するおばちゃんに
『店長のオゴリだから気にしないで~』
と、一緒に食べるよう言った。
おばちゃんは大学に通う子供を持つ主婦。
これまで元気に働いていた旦那さんが病気で倒れ、仕事ができなくなったのだと。
それで専業主婦だったおばちゃんが変わりに働くことになり、ココに居るそうだ。
そういった、よその家庭事情に興味はなかったが、健気に頑張ってるおばちゃんの事はなんか好きだった。
ランチの時間帯のウエイトレスは主に主婦のパートさんで占めていた。
年齢平均30歳前後ってところだろうか…
微妙な年の差のせいか、中々輪に入れなかった。というか入れてもらえなかった…。
まぁ、専門学校に入学するまでの辛抱だし、12時から21時までのシフトだから、夕方からは今までの仲良しメンバーとも仕事できる。ってことで我慢した。
そんな中、キッチンのおばちゃんだけは仲良くしてくれた。
おばちゃんは、旦那さんが現役の頃からマイホーム購入の為に貯金していて、そのお金があるから旦那さんが仕事ができなくなった今でも普通に生活できている、マイホームは諦めたけど…と言っていた。
この話を毎日毎日…総合50回くらい聞いた苦笑💢
それに、噂話が好きなようで…パートさんの不倫情報や、あの人は子供が出来にくい体だとか…いろんな人の陰口も多かった。
ウザいがそれでもおばちゃんが話してくれるのは嬉しかった。
ランチに入り始めて、やっとこの忙しさにも慣れた頃、
1人のお客様と出会った。
『君、新入り❓』
さっきまでサラリーマンやOLで賑わっていた店内。昼を過ぎて客は2・3組と、静まりかえった時だった。
『いえ…今まで夕方からの出勤がメインでして…』
40代前半くらいだろうか…色黒でギョロッとした瞳に、坊主に近い茶髪、ジーンズにジャケットを羽織っていて、どう見てもサラリーマンではなさそうな感じ。
ノートパソコンを広げ、ピッチと繋げていた。仕事でもしているのだろうか…
『学生❓』
『…はい。』
会話はこれだけ。その後何故か名刺を頂いた…
'○○株式会社 専務 江田武志'
へぇ。若いのに専務なんだ…
どことなくアニメの苛めっこ役の名前に似ていたのがウケたが…
それから2時間後、会計を済ませ、駐車場へ向かう江田さんを目で追う。その後1台のアリストが出て行くのが見えた。きっと江田さんの車だ。
何故か江田さんを尊敬の目で見ていた。
江田さんは、この店の常連客だった。
昼過ぎから2時間ほど、パソコンを広げてはカチカチ鳴らしていた。
『何のお仕事されているんですか❓』
この店にドリンクバーは無い。
ホットコーヒーのみ、おかわり自由だ。
頼まれてもいなかったが、私は江田さんのコーヒーカップが空になるのをチクイチチェックし、率先して暖かいコーヒーを継ぎ足しに行った。
『この前渡した名刺に携帯番号載ってたろ❓いつでもかけてくれてかまわないから』
江田さんは私の質問に答えない事が多い。
でも、江田さんに接近できるのならそれでも構わなかった。
当時、まだピッチだった私の電話。携帯への通話料はバカ高い。
それでも江田さんに私の連絡先を知ってほしかった。
その日、バイトからの帰り道、ピッチ片手に深呼吸して電話した。
江田さんは電話に出なかった。'プルルル…'が8回目の時に切った。
今は21時30分。まだ寝てないだろう…お風呂かな…❓
こういう場合、すぐかけ直してウザいと思われたくなくて…でも早く話したい…
公園のベンチで座ってピッチの画面を見つめていた。
10分後、着信が鳴る。
画面には'江田さん'
私は名刺を頂いたその日、江田さんの番号をちゃっかりメモリーに登録していた。
『あぁ、すぐ取れなくてごめんね。○○(←ファミレスの名前)の子だろ❓』
『はい‼富田さくらっていいます‼』
『名札見てたから苗字は知ってる。』
江田さんにとって知らない番号からの着信を当たり前のように私だとわかっていた事。
本当はいろんな女の子にああやって名刺配ってるんだろな…なんて思ってたけど、満更でもなさそうですごい嬉しかった。
『それじゃ。』
え❓まだ何も話してませんが…。
『あっ…お、おやすみなさい…』
なんだか物足りない電話内容だったが、
家に帰り、湯船に浸かりながらずっと江田さんの事を考えていた。
江田さんは大人だから…大人の男性はきっと長電話なんてしないんだ…そうだよ。うん。
程よく日焼けして、ガッチリとした体付。爽やか系の江田さん。しかも金持ち。私には江田さんに対して良いイメージしかなかったから…必然的にプラス思考だった。
『おばちゃん‼あの人かっこよくない❓』
次の日の昼過ぎ。ピークを過ぎて有線の音楽と食器同士が重なる'カチャッ'という音だけが聞こえるホール。私はおばちゃんをキッチンから呼び出し、ノートパソコンと睨めっこしてる江田さんを指差した。
『ありゃぁ~遊び人だね。私にはわかる』
おばちゃんは目を細めて言った。
『すごい自信だね。何を根拠に❓』
と笑って流した。
パートの主婦達が私達を見てヒソヒソ話してるのが視界に入っていたが、気付かないふりしてた。
『私江田さんの所行ってくるね』
『あの手の男には気をつけな』
まだ言ってるし…
『ハイハイ』と手を振り、入れたてのコーヒーが入ってるビーカー片手に江田さんの所へ向かった。
『コーヒーのおかわりお持ちしました』
『下の名前、さくらだっけ❓お前まだピッチ使ってんの❓』
まだ学生の間で携帯の前に流行っていたピッチ。携帯番号は09ゼロで始まるが、ピッチ番号は070なので、番号だけでどちらかがわかった。
『学生ですから👍』
『俺が携帯買ってやるよ』
同級生の男子としか付き合った事のない私。異性から、何かしらのサプライズ的プレゼントは貰ったことあるが、こんな風に面と向かって'買ってやる'なんて言われた事なかった。
冗談かもしれないし…どう返事したらいいかわからず、返事はしなかった。
『富田さん、ちょっといい❓』
パート主婦軍団の2人が、お客様に見えない場所に私を呼び出した。
『あのお客様と仲良いみたいだけどさ、特定の人だけに良いサービスするの辞めてくれる❓店長に報告してもいいのよ❓』
うわっ…雰囲気が中学の時、先輩に呼び出された時みたい…
でも、主婦達が言ってることは間違っていない。
『は~い。以後気をつけま~す』
私の方がバイト歴長いのに、年上だからって上から目線な所がムカつき、ナマイキな返事をしてみた。
『言っとくけどこの時間帯では富田さんは一番下っ端なんだからね』
はぁ❓コイツ何言ってんの❓
『歳の話ですか❓』
クスクス笑いながら逃げた。
今考えると怖い物知らずというか…まだ学生で、社会に出ていなかった私は世の縦社会なんて理解していなかった。
それからというもの…主婦達からの嫌がらせを受けるハメになった…ランチのピーク時は店長もホールに出て私達と一緒に接客するので良かったが、客が引き、店内が落ち着くと店長は裏の事務所に引っ込む。それからだった。
パート主婦達が仕事をしない。ペチャクチャ喋り、お客様からの呼び出し音も無視。そう、全部私に仕事を押しつけるため…
客が引いたといえど、ホール内全てのバッシングやテーブルセットアップ、呼び出し音が鳴るテーブルへ向かう事やお料理を運ぶ。会計。仕事はたくさんある。1人でできない事もないが、パートで時給もらってココに居るんなら働け💢
『給料泥棒しないでくださ~い。店長に報告しますよ』
なんて文句言ったが、主婦達は全く聞かない。
江田さんが来てるのに、仕事がたくさんあってなかなかコーヒーのおかわりを注ぎに行けない…
そんな日が3日続き、怒りが頂点に達した私は店長にチクった。
店長は顔を歪めた。
面倒だったのか…店長は何もしようとしなかった。
私の解釈だが、'店長'といえど、ただの雇われであってその店の持ち主ではない。今の店長は私が勤め始めて3人目の店長だった。
しかもパートの主婦達よりも若干若い。強く言えないのか…揉め事の仲介になりたくなかったのか…
嫌がらせが始まり5日。
私はランチのピークが過ぎると、黙って帰った。
家までの帰り道。店からの着信。店長だ…
『…はい』
『お前いい加減な事するな‼辞めてもらうぞ‼』
いい加減なのはどっちだ❓
『べつに辞めてもいいです。バイト先なんて他に腐るほどあるし。』
人手が足りないうちのファミレス。長く勤めてきた私に辞められると困る事くらいわかってた。
『わかった。わかったから取りあえず戻って来い。今すぐ辞められたら困るんだよ…』
ほらね。困るなら従業員の不満くらい面倒臭がらず解決しろ💢
まだ若かったのか…
私は味方してくれない人に対して相手が大人だろうが構わず強気だった…
長女で、血の繋がらない母親に特別扱いされ、甘やかされて育ったからか…
昔を振り替えると、小学生の頃のイジメのボスも私だった気がする…汗。
最後には私本人がターゲットになったが、それでも気を使う友達…私の時だけ手加減されていたのを思い出す…
なんだか自分で自分が恥ずかしくなり、その日はもうファミレスに戻らなかった。
夜、地元の友達とカラオケに来ていた。
中学の頃から朋ちゃんの大ファンだった私は、少し流行が過ぎたこの頃でも朋ちゃんの歌ばかり歌っていた。
『そうそう、私携帯買ったんだよね👍番号教える~今月いっぱいまでピッチも持ってるから~』
友達の1人が言う。
この頃、ピッチから携帯に買い換える子が急増した。
ピッチ同士だとお得な通話料も、携帯へかけるとなると高い。携帯同士の方がまだ安かった。
そう言えば江田さん、今日も来てたのかな…
どうしよう…
そろそろ私も携帯欲しい…自分で買おうかな…❓
自動車免許を取得するために貯めたお金は50万あった。
携帯買うお金くらいあるし、バイトなんて辞めても別にいいや。
もうファミレスには行きたくなかった。
カラオケで3時間ほど歌った後、ファミレスからの着信があった事に気付いた。
ヤベェ…
とりあえずファミレスに電話し、店長に『やっぱり辞めます』と言った。
『わかった。でもな、あと1か月だけ居てくれないか❓そうしないと今月働いた給料は払わないから。』
はぁ❓脅し❓
でも、後1か月の辛抱なら…
渋々、わかった、と返事をした。
次の日から、パートの主婦達は真面目に仕事をするようになっていた。
店長が何か言ったのだろうか…
今日も江田さんが来てる。
『私、もうすぐココ辞めるんです』
『おっ春から新社会人か❓』
『いえ、専門学校に進学するんです』
江田さんは丸い目を大きく見開いた。
『お前今、高校生なの❓』
『❓そうですけど❓』
江田さんは'学生'と言う私を、ずっと大学生と思っていたらしい。
大人っぽい、と言われたみたいで嬉しかった。
私が辞めても必ず連絡する、と言ってくれた江田さん。そして高校卒業式の日、お祝いに携帯を買ってやるから、と、デートの約束をしてくれた。でも私はどれも期待しなかった。
あの、私から初めて電話をした日以来、江田さんとはファミレスでは会っていたが、電話がかかって来る事はなかったから…
『富田さん、もうすぐ辞めるんだって❓』
約束の1か月まであと2週間という時、いままで私を敵視していただろう主婦軍団が話しかけてきた。
『あぁ、そうッスよ。あと2週間きりましたねぇ~』
不機嫌な口調で言った。
『あのさ、キッチンのおばちゃんの事なんだけど…』
なんかいつもと様子が違う…真剣に話する主婦の目を見て聞いた。
『私達さ、あのキッチンのおばちゃんに影で秘密バラされた事あって嫌ってるんだよね。それでね、この前'おばちゃんおばちゃん'って慕ってる富田さんの事も言ってたから…』
そういえばおばちゃんは陰口が大好きだ。
いつもウザいと思いながらも聞いていた…
『富田さんは男にだらしない、アバズレてるとか言ってたよ』
年寄りから見れば、江田さんの事キャーキャー言ってた私はそんな風に見えたのか…
でも、そんな陰口どうでもよかった。
『そんな事でいちいちムキになれて幸せですね。私は忙しいんでこんな狭い世界での戯言、別に気にもしませんけど。』
またナマイキ言っちゃった…
でも本音だった。
ココは私にとってもうすぐ辞めるただのバイト先。
これから高校卒業、自動車学校に専門学校、そして高校生では出来なかった深夜までのバイト…私には同世代との別れや出会いがたくさん待っている。
主婦達を'しょうもない'と心の中で笑っていた。
おばちゃんの事は…それでも好きだった。
人の陰口は確かに悪い事だけど…仕事は真面目だった。プライベートと仕事をキッチリ分けてる。
それに影でどんな事言ってても、私と仲良くしてくれてたのは確かな事。
嫌がらせのために仕事をサボってたパート主婦達よりずっとマシだと思った。
'せっかく教えてやったのに'
とでも言いたそうな雰囲気。主婦達は舌打ちしながら私から離れていった。
さ、後2週間。嫌な事は何も考えずにただ頑張るのみ‼
ランチに入るようになった事で給料も今までより多いはず。
自分へのご褒美にPRADAの財布買っちゃおっ。
朋ちゃんも愛用してる、同じ形のあの財布を。
2月。給料の締め日にファミレスのバイトを辞めた。
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