専属神月花篇 第一話「予想外の非常事態」

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2025/03/09 13:22(更新日時)

ー【月花視点 2月1日 メルトリア総本山】ー
月花「メリアちゃーん!」
メリア「どうしましたか!月花ちゃん?」
月花「ヤバイわよ、メリアちゃん、もうすぐメルトリアの帝王神候補がくるって!」
メリア「は、月花ちゃん、それはヤバイですよ・・・」
月花「どうする!?私達では到底、手も足も出ないわよ!」
ノルン(遂に動き出したかメルトリア、私ですら底がしれないんだ、恐らくミールですら、帝王神メルトリアや第二位トアの実力は計り知れないだろう、先に月花を避難させておこう)
メリア「ノルン、月花ちゃんを避難させるつもりですね?」
ノルン「ああ、月花はこのままだと危ないからな、先に【獄園】に避難させて貰うとするさ。」
セキ「月花!」
月花「って、セキ!?何でここに!」
セキ「そこのノルンという者に言われて出てきたのじゃ、月花、お主はわしと避難するんじゃよ、わかったのう?」
月花「まって!メリアちゃんは?メリアちゃんはどうするのよ!」
メリア「私はここに残ります、ノルンと共にね。」
??「そうはさせないぞ、メリア、余は四季月花にも用があってきたのだ、折角の客人を外部に行かせる訳にはいかないからな。」
メリア「その声、まさかトア兄様?!なぜここに!?」
トア「ここは余の敷地に同然なのだよ、仕方がないなかろう、ここは母上さえいなければ、全て余の敷地なのだから。」
メリア「何様のつもり、トア兄様、私はご主人の命令だけ聞きます、貴方の命令なんて、聞くつもりすらないわ!」
ノルン「やめろ、メリア、怒りに任せてトアを刺激するな、正直いって【帝園】のミールクラス、こいつは間違いなく世界王クラスだ、今のメリアでどうこうの話じゃない、本気の私ですら勝てないかもしれないんだ、気をつけろメリア、相手は只者じゃないぞ。」
メリア「わかっています、わかっているのですが・・・」
鏡月「月花はん、逃げるで、早く!」
フォティア「月花?どうしたの!早く逃げるよ!」
月花「ご、ごめん、ボーッとして・・・」
アイレ「ママ、怖いよ・・・」
月花「アイレ?大丈夫よ、大丈夫だから。」
トア「四季月花、四季雪花もポテンシャルは凄まじいが、四季雪花に負けないレベルの才能と潜在能力を持ち合わせているな、君、余が一目惚れしたんだ、讃えてもいいのだぞ、四季月花。」
月花「・・・はい、ありがとうございます。」
月花(私が敬語を使った?!敬語を使わなければダメだと本能でそう思った、絶対にこいつは・・・相手にしてはいけない!)
トア「そう怖がるな、安心しろ、余は無礼でバカな者しか厳しくはしない。」
月花「わかりました・・・ご気遣いありがとうございます、感謝します・・・」
ノルン「月花、逃げろ、今のうちに【獄園】に・・・」
トア「無礼者め、余に無礼を振るったせいで、もう殆ど肉塊じゃないか、可哀想な者だな。」
ノルン「ぐはっ!」
トア「バカで無礼者というのはこういう者なのだ、四季月花、わかったか?このような無礼は余でも許さないからな、頼むぞ、四季月花。」
月花「私達のノルンが申し訳ありません、トアお兄様、私もご同行させて頂きますが・・・よろしいでしょうか?」
トア「四季月花にお兄様などと言われるとはな、まぁよかろう、ついて来い、メリアの客人だ、存分にもてなしてやる。」
月花「ありがとうございます・・・」








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