専属神メリア篇　第二話「エウレカ帝国」

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小説家さん（ 20代 ♀ ）
2025/01/30 19:17(更新日時)

ー【メリア視点】ー１月３１日
メリア「というか、もう１日経ったんですか？早すぎません？」
ノルン「いやいやメリア、【獄園】に時空経路は存在しないよ？だからメリアは今まで１時間寝てたってことだね！」
メリア「え、そうなんですか？いや、でも普通に私の肉体は存在していましたよね？１時間睡眠してたって、もしかして意識だけ【獄園】にもってきたということですか？！【七天の心】の子みたいなことができるんですか！？」
ノルン「あぁ、多分その子は【天帝の心】の【運命の究極系】じゃないかな、名前は知らないけど、今は【七天の心】【運命の種子】としてやっていってると思うよ」
メリア「え、因みに薄ら覚えている名前は？」
ノルン「あー、うーん、そうだな、確か月の女神の名前みたいだった気がするけど、よくわかんないな、えっと、確かな、【第九の園】のエリートだったっけな？」
メリア「え、それってもしかして、あの伝説の【魔神の始祖】（ワルプルギス）だったりします？だとしたら【第九の園】の最高権利者ってことになりますよね？」
ノルン「さっすが帝王様！伝説の【魔神の始祖】を従えてるだなんて！いやはや！凄いね！」
メリア（ノルン、多分思ってもいませんね、ノルンは世界王ですからね、ミールと肩を並べるレベルの領域まで達しているのだから）
ノルン（いや、普通に凄いんだけどね、伝説を舐めんなよってハナシ！もしかしてメリア、私がミールと肩を並べられると思ってんのかな、私はただただミールと相性が良いだけなんだけどな、あのポテンシャルのびのびお化けである月花のとこの世界王と比べられちゃ困りますっての）
ノルン「んでメリア、【エウレカ帝国】の罪人を私に渡してくれたのは誰でしょうか！ヒントは帝王神メルトリアの娘達！以下略！」
メリア（メルリア姉様は平和を望んでいますから、メルリア姉様は違うわね、アリル姉様、絶対に違うとは言いきれないのが悔しいですね、アリル姉様は他人を痛ぶるのが趣味ですから、他人を痛ぶる為なら何だってするでしょうし、アリル姉様の可能性も考えておきましょうか）
メリア（後はメルメア姉様とリルル姉様とリトア姉様、メルメア姉様とリトア姉様は可能性はあるにはある、ただしリルル姉様は違うだろう、リルル姉様は守るのが役目ですからね、どんな人であっても守る、それがリルル姉様のモットーらしいですし、リルル姉様が一番交渉の話がしにくい、何に使うのか、誰が使うのか、何で使うのかとかも色々聞いてきそうですし、一番あり得ないでしょう、後は・・・）
メリア（あれ？そういえばリトア姉様って・・・）
メリア「・・・うぅ、酷いですよ、ノルン、まさか私を騙し抜くだなんて・・・」
ノルン「いやいや、いつもメリアがやっていることでしょ？それを当たり前のようにやっているメリアの方が私は酷いと思うけどね？」
メリア「うぅ、後でミールに言っておきますよ、【ご主人の悪口を言っていた】とね。」
ノルン「はぁ！？やめてよ！それされると一番困るから！復讐すんならゲームとかでお願いヒヤシンス！」
メリア「・・・仕方ありませんね、わかりました、ゲームで復讐します」
ノルン（結局復讐するんかい！）
メリア「それで？ご主人は？パト君は？どこにいるんですか？まさかご主人まで【獄園】に巻き込んでるんじゃないですよね？」