夕暮れ時の出来事

レス0 HIT数 224 あ+ あ-


2023/07/22 14:08(更新日時)

あれは夕暮れ時の出来事でした。その日は肝試しに行くことになり、無かったのですが、誰も居ませんでした。時刻を確認してみると、集合時刻より早く来てしまったことに気づきました。その場所は暗くて不気味でしたので、今すぐ家に帰りたかったです。そう思いながら皆を待っていると、後ろから声をかけられました。男の人「なぁ、そこの嬢ちゃん」愛香「え、、、と、誰でしょうか?」ぱっと見だけで分かりました。ボロボロの兵隊さんの服を着て、銃を持っていました。兵隊さん「なぁ、聞きたいことがあるんだ」愛香「えと、なんでしょうか?」兵隊さん「ここは危険だ。なんでこんな所にいる?」その一言で全て察しました。この人は幽霊で、戦争が終わったこと、そして、自分が死んだということに気づいてないと。愛香「今はもう大丈夫なんですよ。」兵隊さん「…というと?」愛香「もう、戦争は終わりました。」兵隊さん「そっか…そうか」愛香「……」あなたは死んでいると、言ったほうがいいのか分かりませんでした。けれどそれが表情に出てたのでしょう。兵隊さんが続けて、兵隊さん「なら、もう俺は帰れるんだな。死んだお母とお父の所に」と。愛香「…多分。待ってると思います」兵隊さん「そっか…もう平和か…俺からの最後にお願い事、聞いてくれるかい?」愛香「え…?はい」兵隊さん「もう二度と、戦争を起こさないでくれ。」それだけ言うと、消えました。その後は友達が来て、肝試しをしたのですが、あの兵隊さんの服と思われるもの見つけました。愛香「…今はもう平和だから大丈夫だよ」
友達「おーい!愛香!先行っちゃうよー!」愛香「あ!待ってー」

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No.3838075 (スレ作成日時)

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