長文になります！

レス4 HIT数 318 あ+ あ-

恋愛好きさん（ 10代 ♀ ）
2020/02/09 21:58(更新日時)

私が高校に入学してすぐの頃、同じクラスに私の推しに似た男の子を見つけました。私はあまりオタクであることを前面に出すタイプではなく、どちらかというと隠して生きているため周りの子に言うこともできず密かに目で追いかけ、ひとりで「今日も元気でよろしい。尊い。」と拝んでいました。

私は写真部に所属しており、学校では携帯の持ち込みを許されていないため行事の度にクラスメイトに写真を撮って欲しいとお願いされることが多々ありました。ここで推し似くんをAくんとします。Aくんからもお願いをされ、私は写真部という立場を利用してLINEで写真を送ったことで、少しずつ話せるようになり、席が近くなれば授業の内容を教えてあげるくらいのことはできるようになりました。

2年生になるとクラスも離れ、2日に1回ほどのLINEしか関わりはありませんでした。ただ、行事前になれば「（AくんとAくんの友達の）写真撮れたら撮ってね！」というメッセージが届きました。しかしながら当日になると推しとの接触と同じような緊張により、自分からは話かけられず、何だかんだで写真は撮れずじまいでした。

そんな感じで気付けば修学旅行の時期になり、同じ学年にはお付き合いを始める子が増えました。私には縁遠い話だと聞き流していると、Aくんが別れたという話が入ってきました。別れた理由は好きな子ができたからだと。女子の間ではAくんの評判が悪くなりつつありましたが、私にとって推しのような存在のAくんが元気であればそれでいいと思っていました。

そして始まった修学旅行。クラスの違う私たちはほとんどスケジュールが被らないまま、最終日を迎えました。帰りの空港でも搭乗口と出発時刻が違うため、出会うことはないと思っていたのですが椅子に座って友達を話していたらAくんが姿を表しました。Aくんは友達を引き連れてこんなところで見れた、と遠目で見てホクホクしている私にだんだん近づいてくるのです。なにかと思ったら写真を撮って欲しいと頼まれました。カメラを構えると「そうじゃなくて、俺と」と言われ、人生初同級生男子とツーショットを撮りました。男子から一緒に写真を撮って欲しいなんて頼まれる光景は珍しかったため、そのあとは友達に質問責めをされましたが、それまで直接話してなかったのもあり謎でいっぱいでした。しかし、何処か自惚れている私もいました。

修学旅行も終わり、特に変わったこともなくAくんとは今まで通りのLINEのやりとりをしている頃、またある噂を聞きました。

「Aくんあのとき言ってた好きな子と付き合えたんだって」

タグ

No.3001576　2020/02/09 21:22(スレ作成日時)

ウォッチリストに追加

No.1 2020/02/09 21:29
通りすがりさん1

主さん、その続きは？
結局、主さんは片思いのまま終止符を打ったのでしょうか。
最後の文末がオチですか？

<< 3 長くなってしまったため、続きを返信に記載しました。よろしければ読んでみてください。(._.)

No.2 2020/02/09 21:43
恋愛好きさん0 ( 10代 ♀ )

ほ〜よかったね〜と思いながらも私とツーショットを撮ってくれたのは何故だったんだろう、という疑問は強まりました。

そして3年生になり、私は特に意味もなく髪をショートにしました。あの噂通り、Aくんカップルが一緒に帰っているのを横目に友達を談笑しながら帰る日も増えました。ただ、AくんとのLINEの頻度は高くなりました。直接じゃないため、私も緊張することなく返信することができたのですが、ある日また髪を切ろうかな〜なんて送ったら切って欲しいと返信がきました。なんで？と問うと、髪短いの似合ってるからと言われ、単純な私は美容院へ行きました。

そして夏休み。普段に比べてLINEを返す頻度が上がると話の流れで「1年生の頃からファンなんだよね〜」と言われました。私としては推しに推されている気分で、とても恐れ多いものでした。しかし、嬉しさももちろんありました。

カミングアウトをしてからというもの私に対するべた褒めが増え、AくんからのLINEは私を甘やかすものが増えました。交際経験がなく、少女漫画とドラマと友達の話だけでしか交際をイメージするものがなかった私にとって、これは付き合ってるのでは？と思うようなメッセージばかりが並ぶようになりました。

「かわいい」「妹にしたい」「来年のお誕生日はお祝いしに行きたいな」「ほんとにやさしいね」

こんな言葉をかけられてふわふわしてしまうようになりましたが、忘れてはいけません。Aくんには彼女がいます。そういうことは彼女ちゃんに言いなよ〜というと彼女はAくんが私のファンであるということを知っているという新事実を知らされました。なぜなら彼女ちゃんから「あの子のこと好きなんでしょ？」と聞かれたようです。彼女ちゃんと関わりは少ないものの気まずい。絶対疑っているはずなのにAくんは公認だからと平気な様子です。

今でもLINEは続いています。冬前くらいから寝る直前までLINEをしおやすみ、おはようのメッセージを送り合うようになりました。正直、わたしは推しとLINEをしているような感覚があるからAくんとのLINEを続けているのか、Aくんのことを好きになってしまったからLINEを続けているのかわかりません。ですが、彼女ちゃんがいるから、と配慮したメッセージを送ったあと少しさみしい気持ちになるのは事実です。この感情は何というものなのでしょうか？

<< 4 Aくんは「緊張するから目合わせられない」というものの「ハーフアップかわいい」とか「同じクラスがよかった」というメッセージはスッと送ってきます。「かわいいって思う人いないから」と送りながらも内心ドキドキしている私の心を見透かしているかのようにそのあと「ファンだからそう思っちゃうの」「仕方ないもん」と言うのです。確実に他の女の子から聞くAくんのLINEでのイメージとは離れています。男の子ってファンだったらこういうことをサラリと言えちゃうものなんでしょうか？

No.3 2020/02/09 21:44
恋愛好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 1 主さん、その続きは？結局、主さんは片思いのまま終止符を打ったのでしょうか。最後の文末がオチですか？長くなってしまったため、続きを返信に記載しました。よろしければ読んでみてください。(._.)

No.4 2020/02/09 21:58
恋愛好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 2 ほ〜よかったね〜と思いながらも私とツーショットを撮ってくれたのは何故だったんだろう、という疑問は強まりました。そして3年生になり… Aくんは「緊張するから目合わせられない」というものの「ハーフアップかわいい」とか「同じクラスがよかった」というメッセージはスッと送ってきます。「かわいいって思う人いないから」と送りながらも内心ドキドキしている私の心を見透かしているかのようにそのあと「ファンだからそう思っちゃうの」「仕方ないもん」と言うのです。確実に他の女の子から聞くAくんのLINEでのイメージとは離れています。

男の子ってファンだったらこういうことをサラリと言えちゃうものなんでしょうか？