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あの頃の時代と人々

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匿名
15/02/06 15:38(更新日時)

他人から見れば、今もそれなりに幸せに暮らしてるほうかもしれない。

富裕層ではないけど、一戸建てに住み、車を自分用、妻用、レジャー用を持ち、子供は二人いて健康にすくすく育ってくれている。
仕事もやりがいがあり、趣味があり、仲間もいて、飲みに行ったり旅行に行ったり…。

なのに、なんか虚無感というか…、侘びしいような、やるせないような…。

時代のせいもあるのかな。

子供の頃は世の中の全てが活気づいてて、明るくて暖かい感じがして、夢に描いた未来が待ち遠しくて。

家族団欒も、家族で行くドライブも、買い物も、なんてことない日常が楽しくて。

母はいつも優しくて、父は怖かったけど威厳があってたくましかった。
兄や妹とすごすしょうもないような時間も、ただただ楽しかった。

テレビに映る人たちも、みなが幸せなんだと思ってた。

社会人になってからも、みながそれこそ夢と希望に満ちていたし、会社や取引先の先輩方との話も、自分にはとてもありがたくて…。

つらいことも、当時はあったと思うけど、後の成功が苦労を忘れさせてくれたし、まわりにも恵まれていたんだろうな…。

今だって、感謝してる人はたくさんいるし、自分が守るものも支えるものも、責任も増えてきて、人間としては昔に比べたら成長出来てるとは思うけど…。

でも、なにか常に寂しくて、なにかを欲してるけどそれがなにか分からない。

しいていうなら、あの頃に…、子供の頃に帰ってみたいかな。

かっこよかった親父に、綺麗で優しい母に、頼りがいのある兄貴や破天荒な妹に、そしてキラキラ輝いてた日常の風景に…もう一度会ってみたい。

とゆうか、そんな日本を見てみたい。

同じような気持ちの人、いますか？