《漆黒の》感想スレ🔜
ここは
《漆黒の》感想スレ
です。
ご意見頂けたら泣いて喜びます。
たまに、主が短編書き散らします(笑)
こちらから本編に興味をもたれた方は、
《漆黒の》
本編NO.64《騎士編》
辺りからお読み下さい。
長いし、前半文章下手でお見苦しい点が多いので(泣)
読んで下さっている皆さまに感謝の意を込めて。
以下《予告編》です。
※本編予告通りにいかない場合もあります。
その時は生暖かい目で見守って下さいませ・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~闇の扉が開かれる・・~
サゥス公
「この本を君に託そう・・・・」
ウォーゼン
「これは・・・?」
デクノ
「ヒャッハッハ!さぁ!
私に手柄を頂戴!
はやくっ!」
マニノ
「シノァ。迎えにきたよ。」
~見え隠れする真実~
シノァ
「離せ!お前はっ・・・
オーギュストではないっ!」
セス
「お前が望んだのだろう。その淫らな躰で・・・
誘ったのだろう・・・」
ロレーヌ
「・・・・・ウォーゼン様・・?」
ウォーゼン
「俺は本気だよ。
あはは・・・
君は許してくれないかもしれないけれど・・・」
~正義とは・・・・?~
リックス
「嫌だ!行かないで!
シノァ!今度は絶対に離さない!」
ウォーゼン
「誰が正しいかなんて・・ 俺の決めることじゃないさ(笑)」
シノァ
「漆黒の髪・・・
ただ・・・
触れてみたいと
思ったんだ。」
外は花びら色づく季節
今年も鮮やかに咲き誇る・・・・
リックス
「シノァ。
僕は18になったよ。
貴方と、同じ歳になったんだ」
Coming 🔜
13/05/20 22:35 追記
てねむ
地球に
の感想も宜しければドゾ✋
>> 101
「それで・・・昨日の様子は・・・」
俺は奴にかまわずなるべく自分の用件のみを伝える
「ふ~ん🎶
そんな態度じゃ答えられないね🎶」
カルヴァンは、ニコニコと笑顔でワザと私をじっと見つめる
「(・・・・ハァ)
すまない・・今日は体調が悪くてな・・・
用件のみにしてくれないか?」
「狼男の血液のんだでしょ🎶」
「・・・・・💧」
「廊下ですれ違った狼クンが自慢気に語ってくれた」
「・・・・・・(はぁ・・・💧)」
リックスと同じように
いや、あんな素直な瞳ではないな
とにかく
私を見つめニコニコする頭を思わずパシリと軽く叩いてしまう
彼は私の状態を楽しむかのように頭を叩いた腕をつかんだ
「バンパイァは狼男の血液で発情するらしいけど
どうなるんだい🎶」
彼は俺の拳をペロリと舐める
ぞわぞわと嫌な感じがする・・・私はとっさに腕を振り払った
「私の状態が分かっているなら
話を早く進めることを理解してほしい」
「やだね🎶」
彼はいたずらっ子のように笑って
「バンパイァの躰に興味がある‼
今日は話はなしだ🎶」
と言って両腕を広げた
>> 103
先ほど広げた腕を
さらに広げ、俺を迎え入れるポーズをする
こいつは馬鹿か・・・💧
いや
そんなことは
よくわかっている・・・
改めて考えることではない
幸い、疼きに支配されるほど弱くはない
「後はどうこいつを騙すかだ🎶」
カルヴァンは私の心を読んだかのように言う
「馬鹿だなあ🎶俺は騙されないよ🎶」
一歩もひかない奴に
あきらめにもにた気持ちがよぎる
私はゆっくりと椅子に腰掛け机に肘をつき頬杖をつくと観念したように
言った
「好きにしろ・・・・」
- << 106 「やったぁ💕💕」 カルヴァンはわざとらしくヒャッホゥとジャンプをする 「まぁ、抱いてなんてのは冗談かも知んないけど」 かも・・というのがひっかかるが、内心ほっとする 「バンパイァが狼男の血液を飲んだときの躰を前から調べてみたかったんだ🎶」 はじめからそう言えば 私だって協力しただろうに 「わかった」 私は快く承諾する 彼は机上に手を突き俺を上から見上げると ニヤリと笑った
>> 106
甘かった
私は心底甘かった
カルヴァンはそのまま私の眼鏡をとると
まるで女性にするみたいに唇を舐めると
優しく何度も口づける
チュツ・・・チュッ・・・チュッ
わざとらしいリップ音が聞こえる
若い頃、キスなど数えられないぐらい交わしてきたが、今日は勝手が違う
躰が疼く・・・
「どう?」
カルヴァンが舌なめずりしながら唇を離す
「大して」
私は尚も平然と話す
流されるものか
「ふぅん・・・・🎶」
奴はニマニマしながら首筋を指でつぅとなぞる
私はその腕を掴み再度確認する
「抱かれるというのは
冗談なんだろう」
心が乱れているのを読みとったのか
カルヴァンが嬉しそうに答える
「かもしれない🎶
ウォーゼンに抱かれたいと思っている輩はそこらじゅうに溢れているからね😉💕」
だからなんなんだ💢
私は
実験は終わりだ!
と言い切って椅子を立った
>> 107
「そんな躰してて
終われるの?」
カルヴァンはダンスでも踊るかのように私の両手をとり壁に押し付けた
「ほら…普通じゃない」
私の股に膝を入れ、鼻先に顔を近づけてにこにこ笑う
「俺はいつでも、君を受け入れよう!」
- << 110 「ウォーゼンにさわるなアァア!」 俺が殴り倒す前に背後から勇ましい声がした 「アハハハハハ🎶」 カルヴァンは笑いながらヒョイとリックスの木刀をよけた 「ざーんねん🎶 もう少しだったのに🎶」 「ふっ💢ふざけるなヨ💢 アホカルヴァン💢 出ていけ💢💢」 「アハハハハハ🎶 また出直すよぉ🎶 愛しのウォーゼン🎶 俺を✨まっててくれよ💕」 彼はウィンクをすると 颯爽と窓から飛び降りた
>> 114
「いつまでここに顔を出す気だい?」
セスと同じくらいの背丈の男が不満げに呟く
「いつまでだい?」
風が吹き
銀色がかった肩にかかる髪がサラサラと揺れ
月明かりで白く光って見える
彼は何度もセスに問いかけた
セスはなにもいわない
いや
もともと多くを語る男ではないことは分かっている
それでも、男には聞く権利というものがあるような気がしていた
「あいつが訪れるまでだ・・・・」
男の眼差しに負けたのかセスが重い口を開いた
「あいつってだれさ‼」
「・・・・・」
「毎晩この小屋を訪れて掃除して辺りの動物たちや、近くの孤児にまで
エサを配ってるって
どういう理由からなんだい?
あいつとかと関係あるわけ?」
苛立ちを隠せない様子で男は問いかけた
セスはなにもいわず
長い髪の間で暖をとっていた小リスに餌をやる
暖炉には火が灯り
部屋の中は暖かくて
申し分ないくらい居心地はいい
しかし
- << 117 苛立ちを隠せない男のまわりに 美味しそうな匂いがただよう セスはなにもいわず 温かいスープが入った木の器を差し出す 「こんなもので騙されないぞ」 言葉とは裏腹に くぅ~とお腹がなり 男はばつの悪そうな顔をしたが 開き直ったようにガツガツとスープを食べ始めた セスは軽く笑い、また暖炉の火に目を移す
>> 121
A
目を覚ますと辺りは暗闇に包まれていた
体を起こし周囲を確認する
部屋は綺麗に片付けられ、暖炉には細かに火が灯る
ベットの横には小さな机があり
椅子や少ない家具たちも
修理され以前と同じ場所に収まっている
暖炉の灯りがぽつぽつと暖かさを伝え
俺はただ ぼんやりとそれを眺めていた
ガチャガチャ
重い鎖の落ちる音がしてドアがゆっくりと開いた
セスは何事もなかったように部屋に入り、重い弓矢を下ろし、腰に携えた二本の剣をドア近くの壁に立てかけた
そしてそのままワインが入っていたであろう瓶を胸元から取り出し
コルクの蓋をあける
ワイングラスに褐色の液体が注がれる
「飲め・・・温かいうちに・・」
差し出された腕を見て、体が自然と震える
彼はなにも語らず
静かに、ベットの横の小さな机にグラスを置き自らはドアの横の椅子に座った。
震える腕を押さえながら俺はただ、褐色の液体を見ていた
不思議と何も感じなかった
頭の中は空っぽで
景色としてグラスが映る
俺はそのまま、視線を窓の外に移した
ホーホーホー
森の奥で梟の鳴き声が聞こえる
闇に包まれ、今は生き物たちもそこに潜み
あるいは、光が届くまでしばし休んでいるのだろう
暫く眺めていると
部屋の隅からかすかに寝息が聞こえ始めた
振り返ると
入り口の椅子に腰掛けたセスが、壁に体を軽く預けた姿勢で腕を組み、目を閉じている
長い睫が彼の顔に影を落とす
それはチラチラと移ろい
暖炉の炎のかすかな揺れを映し出す
なにも感じない
なにも分からない
なにも考えたくない
炎は時間をかけてゆっくりと小さくなって消えていった
>> 122
B
ベッドの横の窓辺に
花が飾られている
全くといって部屋の雰囲気にそぐわない
奴は何を考えているのだろう💢
奴とは大昔、俺の師匠だったセスという男
俺がこいつと暮らすようになってどのくらいたったのだろう
無理やり犯されそうになって気を失ってから
彼は俺に手を出すことが全くなくなった
まぁ、当然といえば当然だが
相変わらず、夜中に現れては、俺に血液を勧めてくる
またまた当然のことだが
奴の勧めてきた血液などのむつもりはない
思い出したんだ
昔街を歩いていた時、
赤毛の男に聞いたことがある
そいつは妙な奴で
俺をみるなり突然興味深げに近づいてきて
まるで昔からの親しい仲間であるかのように肩を組んで話し始めた
「キミ🎶バンパイァでしょ🎶
ねぇねぇ
今おれバンパイァについて知りたいことが盛りだくさんなんだけど🎶
いろいろ教えてくれない?
勿論タダとわいわないよ
情報料として、おれが知ってることも話す🎶
さぁ🎶どうだ🎶」
圧倒されて承諾すると、五月蠅いくらいいろいろ調べられ、
頭にきて殺してやろうかと思ったとたん姿を消した妙な奴だったが
一つだけ興味のあることを吐いていった
バンパイァは血液を飲まなければどうなるか
「バンパイァは血液を飲まなければどうなると思う?あ!その顔は知らないでしょ🎶
キミもう少し自分のこと知った方がいいよ🎶
あはは
バンパイァはねぇ・・・・・・・・血液を吸わないとミイラになるんだよ
ミイラになって
永遠の眠りにつくんだ
ああ
なんて神秘的なんだ🎶」
バンパイァは血液を飲まなければミイラになる
ミイラになって永遠の
眠りにつく・・・・
セスにこの小屋に永遠に閉じ込められていても、死を迎えることはできるんだ
>> 127
ベッドの横の窓辺に
花が飾られている
全くといって部屋の雰囲気にそぐわない
奴は何を考えているのだろう💢
奴とは大昔、俺の師匠だったセスという男
俺がこいつと暮らすようになってどのくらいたったのだろう
無理やり犯されそうになって気を失ってから
彼は俺に手を出すことが全くなくなった
まぁ、当然といえば当然だが
相変わらず、夜中に現れては、俺に血液を勧めてくる
またまた当然のことだが
奴の勧めてきた血液などのむつもりはない
思い出したんだ
昔街を歩いていた時、
赤毛の男に聞いたことがある
そいつは妙な奴で
俺をみるなり突然興味深げに近づいてきて
まるで昔からの親しい仲間であるかのように肩を組んで話し始めた
「キミ🎶バンパイァでしょ🎶
ねぇねぇ
今おれバンパイァについて知りたいことが盛りだくさんなんだけど🎶
いろいろ教えてくれない?
勿論タダとわいわないよ
情報料として、おれが知ってることも話す🎶
さぁ🎶どうだ🎶」
圧倒されて承諾すると、五月蠅いくらいいろいろ調べられ、
頭にきて殺してやろうかと思ったとたん姿を消した妙な奴だったが
一つだけ興味のあることを吐いていった
バンパイァは血液を飲まなければどうなるか
「バンパイァは血液を飲まなければどうなると思う?あ!その顔は知らないでしょ🎶
キミもう少し自分のこと知った方がいいよ🎶
あはは
バンパイァはねぇ・・・・・・・・血液を吸わないとミイラになるんだよ
ミイラになって
永遠の眠りにつくんだ
ああ
なんて神秘的なんだ🎶」
バンパイァは血液を飲まなければミイラになる
ミイラになって永遠の
眠りにつく・・・・
セスにこの小屋に永遠に閉じ込められていても、死を迎えることはできるんだ
>> 128
断固として飲まない決心をした俺を前に
奴は肩をすくめながら俺のベッドの横の机に
グラスと瓶を置くと
たくさんの作物と肉をぶらさげて台所へ消えた
暫くすると
台所からいい香りが漂ってくる
ここ2・3日で分かったのだが信じられないことに
セスは料理を作り、さらに信じられないことに
それはとても上手そうに仕上がっている
「・・・・いるか?」
「いらん💢」
台所をウロウロしていると
邪魔そうに言ってくるので
速攻断り、部屋をウロウロとする
バンパイァが食事をとれるわけがない💢
しかし・・・暇なのだ💢
なにを考えてセスが俺をここに閉じ込めているのか知らないが
窓から景色を見る以外に何もすることがない
窓も少ししか開かず
小さな動物しか入ってこない
「・・・餌をやってみるか?」
窓から入ってきたリスが俺の髪の間に潜るから捕まえていたら
セスがくだらないことをいってきた
「べつに・・・・餌があるならあげてやってもいい」
「・・・そうか」
>> 129
次の日、明け方いつものように作った食事といくつかの肉を持って、出かけたセスは
夜更けに木の実を拾ってきた
食べ物を持って行って
木の実を持って帰ってくるなんて
あいつは昼間なにをしているのだろうか?
まさか騎士にまでなって行商人でもしているんじゃないだろうか
寝ぼけてぼんやり考えていると
セスが俺の手に木の実をのせた
すると一斉に
手のひらに肩に頭に、窓から入ってきていた、たくさんのリスや小鳥がとまる
おかげで髪はぐしゃぐしゃ手のひらはめちゃくちゃで頭にきていると
あいつが可笑しそうに苦笑するから
なおさら頭にきて全部追い払ってやった💢
しかし
餌やりは意外と面白くてそれから俺の日課になった
小さな生き物に餌をやっていると
窓から大きな白い狼の鼻が覗き
そいつは窓に飾ってあった花瓶を思い切り倒してベッドの上をベチャベチャにし、馬鹿にしたように
ウォオオォン‼
と大きな声でないた
俺にリス餌を渡していたセスがため息をつきながら
いくつかの肉を持って外に出た
窓の外でセスが狼たちに餌を与える
狼たちはなれた様子でセスに甘く噛みつき、戯れる。
セスが困ったような優しい表情を見せる
大嫌いな奴だったのに
その笑顔は昔と同じで
なんだかほっとする自分に頭にきて
餌やりから帰ってきたセスに
ヒマだ💢
ヒマだ💢
と当たり散らした
本編
終わりができているのに書けません
文字がのらない
すこし自由に書きます
こんな時間にすみません
空を見上げたら
星が光っていた
暗い森を怖いと思わなくなったのは
いつの頃からだっただろうか
思い出せないほど幼い頃
森に一人残された私は
暗闇にうずくまり動けなかった
音のない、一面の闇
今では
心地よい場所
そう
あの日も、初めて与えられた任務を遂行し
血だらけの掌を見て
自分の道を闇の中に据えた
光などもともと求めていなかった
何事もなかったように
シノァとの訓練に向かい
いつものように
言い合いになり
いつものように
一人帰路につく
いつもの通りに少し変化を加えたのは
狼に襲われた馬鹿の助けを呼ぶ声
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