おバカ野球始めるよ！

>> 50 「トイレ、何もなかったぞ」

お父さんが言うと、仲間は残念そうな表情で言った。

「あ～あ・・ もっと彩さんといろいろ話したかったのに。ここらでバイバイしましょうかね」

仲間は、球場で集めた白い犬70数匹を引き連れてどこかへ去っていった。

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>> 51 「ねえ、お父さん・・」

彩は言った。

「やっぱり、注目スレに入ろうと思ったら、もっときわどい話題を入れなきゃダメなのかな？ 不倫とか妊娠とか・・」

お父さんは、しばらく考えてから、彩に言った。

「それはだな、つまり・・」

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>> 52 「前にも言ったはずだ。『信頼出来るのは家族のみ』だぞ」

お父さんはそう言い残し、スタンドへと向かった。

彩は呟いた。

「全然答えになってないし・・」

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>> 53 その頃グラウンドでは・・

試合は既に終わっていた。

主審の山本と両チームの監督、何人かの選手は、銀座のいつもの店に集まっていた。

「今日の試合にカンパ～イ！」

てんやわんやの宴が始まった・・

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>> 54 「１回表のスクイズは見事でしたな～」

「いやいや、裏のＦＫもキレイに決められましたよ」

「いやいやいや、次の回トライ決められてキックも決められた時は、負けを覚悟しましたよ」

「いやいやいやいや、あのホール、バンカーから見事な寄せ・・ 素晴らしいですわ」

「いやいやいやいやいや・・」

話は弾む。

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>> 55 「でもやっぱり、勝負は５回でしょう」

「そう、最後の直線、逃げ切ったかと思ったんですが・・ 大外から一気にでしたね」

「しかも２着がまさかの14番人気。３着もハナ差で12番人気。そりゃ、読めませんよ・・」

「でも、そこで終わらないところがすごいですな」

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>> 56 「まあね・・ ６回は読み通りでした。１号艇がチョウバツなんで問題は２着をどう読むか。６号艇の差しがキレイに決まりましたよ」

「そう言えば７回は・・」

誰かがそう言いかけた時、店内に異変が起こった。

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>> 57 店内に、黒い犬が入ってきた。

客がざわつく。

「お、黒い犬じゃねぇか、なんで店ん中に入ってくんだ？」





犬は、監督や選手が飲み食いしている席に向かった。

選手の１人が見つけ、狼狽した。

「あ、あの方は、もしや・・」

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>> 58 も、 も、も～し～や～💦

う～ら～め～し～や～💦

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>> 59 「港の見える丘公園はドコモ‥じゃない、ドコですか？
‥こんばんは、ケン･ワタナベです」

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>> 60 黒い犬は、店内の客全員に聞こえるように言った。

「肩書きで人に順番付けるような、そんなつまらない人間になるなよ！」




すると、客の１人が言った。

「じゃあ、どんなのが『立派な人間』なんですか？」

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>> 61 １人の少年が答えた。

「ちやほやされても、図に乗らない人の事です」

少年は続ける。

「ちやほやの法則というのがあります。詳しくはテレビで紹介した通りですが・・」



客が呟く。

「あの少年、見た事がある・・ 確か名前は・・ 加藤・・」

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>> 62 加藤・・















精子漏

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>> 63 客の１人が呟く。





ふ、寒い下ネタだせ。どうやら、これで終わりのようだな・・

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ニャッハッハ～😹😹

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