復讐続行中②…続きです。梨花

レス189 HIT数 72571 あ+ あ-


2011/01/13 05:57(更新日時)

皆様、私の体調を心配して下さり本当にありがとうございますm(_ _)m
病院に通いずいぶん楽になりましたので、また続きを書こうと思います。
少しゆっくりになりますがよろしくお願いします。
あの女の娘だか息子だか本人だかわからないスレがありましたが、私もあいつもあの女の身内が、謝罪や慰謝料どころか、直接会いにきたことも一度もありません。嘘の多いスレです。
現在でもあの女の息子に車で追いかけられたりしました。 癌で入院というのも息子の出まかせのようでした。
あの女共々、家族全員が理解不能です。
ぼちぼち書いていきますのでよろしくお願いします。

No.1475438 (スレ作成日時)

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No.101

梨花「話してね。さっきは包丁で脅してとかいうから、プチッとキレたの。

もう怒鳴ったりしないから、落ち着いて話そうか?」


金髪「知らない人にサイトで頼まれたんです。
酷いことをされたからって脅してくれるだけでいいって。」


梨花「お金もらったの?」


金髪「違います。相手はアタシの元彼の女を脅してくれるんです。」


梨花「交換なんとかってやつ?」


金髪「…はい」。

梨花「それ犯罪でしょ? 元彼に裏切られたの?」

金髪は泣き出した。

No.102

泣かれちゃ困る。

梨花「ダメだよ、強行手段は、短絡的。 もっと賢くなって、頭使って元彼を見返す方法を考えなきゃね。
あなたが捕まったら意味ないでしょ?」


復讐を企てる私がいうのも、変な感じ。

それにしても
…姑息なあの女
ここまでやるか?

No.103

金髪は私が入れたコーヒーを飲み、落ち着いたのか、再度頭を下げ二度と来ないと約束して帰って行った。


念のため、住所と名前だけ書かせた。

本当かどうかはわからないが…


問題はあの女。


私がここにいるのを知っている。


どうしてわかったんだろう。

No.104

一方、あいつになりすましての📩は続けていたが…


もうウザい、ウザい、ウザい💢


自分の自慢話と人の悪口

可愛いと言われるとか、パチンコ屋のアイドルよとか、私が料理すると子供達が取り合いするとか、歩いてたらみんなが振り返るとか、ケイが惚れて当然とか、モデルになればって言われたとか…

ウンザリする⤵

この📩じゃ何にも探れない。

話を変えようにも、自分の事以外の話題には、キレる。

No.105

もう思いきって書いてみた。


あいつ📩「俺ね、〇〇〇の最後のほうしか覚えてなくて…あまりにも怒ってばかりだったから、怖い印象しかないんだ。
ごめんね🙇
最初の頃の事、全部ふっとんじゃって…
また仲直りしたんだから、楽しかった頃の事を思い出したいんだ。
せっかくの思い出が〇〇〇が怒ってるだけなんて、イヤなんだ。
思い出させてよ。二人の思い出。」


あの女📩「ほんとに覚えてないの?
ケイの中で忘れたい忘れたいって気持ちがあるからよ。
二人の思い出、どうしても思い出したい?」

No.106

あいつ📩「うん、どうしても、だって二人だけの思い出だよ。」


あの女📩 「いいわ、思い出させてあげる。」

あの女📩「最初私はなんとも思ってなかったの。
ケイから熱烈なアプローチがあって、だんだん傾いていった。
だって私がいないと生きてる意味がないみたいにいうんだもん。」


ゲッ‼
そこ、あいつから聞いてる。

絶対あなたに迷惑はかけないから、って言ったはず。

覚えてないって言ったから、好き勝手に話を作ってる。


あいつ📩「そっか~ よっぽど好きだったんだね。それから?」

No.107

あの女はいい気分になったのか、次から次に📩してきた。


あの女📩「覚えてる? 旦那の元に帰るって言ったら、泣きそうになって、旦那と別れることできないの?って言ったの」

あの女📩「いつも、私を連れて歩きたがったのよ。
まるで見せびらかすみたいに、私お人形じゃないのに。」


あの女📩「服を買ってあげるって言ったら、そのお金で私の服を買って、私がいつも綺麗でいることが俺の最高の幸せって。」

…言葉が出ない。

ここでぎゃふんと言わせなきゃ😤

No.108

あいつ📩「少しずつ思い出してきた。
海楽しかったね、湘南😃」


あの女📩「海なんか行ってない。」

あいつ📩「えっ、お弁当作ってくれたやん、花火したし」

あの女📩「それ私じゃない!」

あいつ📩「そ、そっかごめん🙇
あっ、あれは?
遊園地、観覧車乗ったし😃 映画みたね、ワイルドスピード2 」

あの女📩「2も見てないし、遊園地も行ってない!
観覧車も乗ってない!遊園地行きたいっていったら、絶対うんって言わなかった!誰と間違えてる!
もういい!」

もちろん全部ウソだ。わかっていて📩してる。

No.109

あいつ📩「ごめんね🙇記憶がゴチャゴチャ、俺頭おかしいんだ。
この頭から他の女の記憶消したいんだ。好きな人はひとりでいい。」


あの女📩「ほんとに?でも悲しい。
私以外の女といつそんなに遊びにいったの?
何にも知らない私ってかわいそうすぎる。
もう嫌いならいいのよ。お金さえ返してくれたら別れてあげる。
他にも私好きって人いくらでもいるし。」

No.110

おやおや…私を好きな人いくらでもいるってか( ̄∀ ̄)


もうあの女はすねてしまった。

が、お金を返せというのは忘れない。


あの女📩「もう📩やめない?
私これ以上傷つきたくないの
ケイのことで数えきれないほど泣いたわ。世界で私ほど不幸な女いないと思う。
またケイが、どうしても仲良くしたいっていうからOKしたけど、いろんなこと思い出して辛い。

ほんとは私のこと愛してないのよ。
愛してたらこんなつらい思いさせないと思う。」

No.111

あいつ📩「そっか…望みどおり別れてやるよ。
嫌いさ、大嫌いだ、殺したいくらい嫌いだ。
いつもいつも金返せないから、奴隷みたいに扱われて!
俺人間であることをやめようと思ったよ。そうしなきゃあんたみたいなモンスターの相手はできない。
金のために、たるんだ体のおばさんに体自由にされて、まともにあんたの顔みれないから、元カノの顔を思い浮かべてあんたと死んだ気でエッチしたんだ。

十分借りは体で返した。

俺が泣きそうになって旦那と別れてって言ったって?

笑わせんなよ、おばさん
何千億もらってもあんたみたいな女いらないよ。

覚えてないっていったら、好き勝手に話し作って、頭大丈夫か?

俺の3年の奴隷人生返してくれよ。

俺は親と縁をきって、あんたを殺して一生刑務所で暮らそうとまで思ったんだ。
チャラチャラ📩してどんな暮らししてるかと思えば案の定、モテるだアイドルだ、ちっとも変わらないな!
一生顔も見たくない!声も聞きたくない!記憶から消えてくれ!

No.112

あの女は相当ショックを受けただろう。

今まであいつが逆らったり、キレたりしたことは一度もない。

なんでもハイハイ、ごめんごめんって言ってきた。


30分ほどして一言

あの女📩「ひどい」
という📩がきた。

No.113

こんな底意地の悪いことを書けるのも、
私が女だからだ。


あいつなら、いくら嫌いでもここまでは書けないだろう。


まぁ、あいつから聞いたことを書いたまでだが…


女の気持ちは女のほうがわかる。

No.114

ちょっと気分がスッとした。


それからはあの女が、あいつに対して大人しくなってきた。


だが、そんな事でおさまる女ではないはず。


私はあいつの話、あの女の📩、電話であの女を研究しつくしていた。

No.115

あいつの所にいる間、私は生活費を出していない。


それでは十分な食事はできなかった。


あいつは借金に払う分を食費にまわしていた。


あいつ「俺は慣れてるけど、梨花はちゃんと食べなくちゃダメだよ。」


あいつ「バイトもひとつしていい?」


梨花「いいよ。食費出すから、それ以上バイトしていつ寝るの?」

その時は300万くらいの貯金はあった。

梨花「生活費は私が出すから、ケイは家賃と光熱費だして、後は絶対払わなくちゃいけないとこ、利息が高いとこから払って。」


あいつ「いいよ梨花、働いてないし病院代もいるでしょ?」


梨花「大丈夫よ、少しくらいの貯金はあるし、足りなきゃコックさんに頼むから。」


あいつ「ありがとう。ムリしないでね、俺、働くの全然平気だから。」

No.116

あいつの借金…サラ金はたいしたことはなかった。

人の肩代わりの百万、自分の分が150万ほど、あとは税金、保険、家賃の滞納金が多い。


あいつを信用させるために、借金まで払ってあげる気はないが、効率よく支払ってひとつずつでも終わらせていけば、払えない借金ではない。

No.117

それに自分が作った借金だから当然だが、あいつは誰ひとり頼らない。


ひとり息子なのに、どんなに困っても、親に食品さえ頼まない。自分でなんとかしようとする。


私はわがままで甘えて育ったので、結婚してからも、離婚してからも親から援助してもらっていた。


あいつを少し見直した。
とくに忍耐強さには感服だ。


仕事となれば、2日でも3日でも寝ないでやる。その合間にバイト、大阪の息子の所にも必ず送ってくれる。


愚痴ひとつ言わない。疲れてへとへとのはずなのにイヤな顔ひとつしない。


その上バイトで休む人の代理も引き受ける。

No.118

私が作る物、すべて美味しいと言って平らげる。


あいつ「俺、こんなご馳走、給料日でもないよ。
梨花が作るご飯みんな美味しいから、毎日早く帰りたくてたまんないの。
今日は何かな~って」

ブイヤベースを作った日…
あいつ「これなんていうの?
すっごい美味しい! 初めて食べたよ。」

グラタンを作った日…
あいつ「すご~い! グラタンってお家でも作れるの?
お家でグラタン初めて食べた。
美味しいね~」


たいした料理でもないのに、こんなに喜んでもらえたら、憎いと思ってるやつの言葉も嬉しい。

No.119

聞けば、あいつの家庭は京都でも田舎のほうで、あまり裕福ではなかったから

お母さんが作るのは、ほんとの田舎料理、煮物や揚げ物が多かったという。


あいつ「俺、梨花にひどいことしたのに、こうやってご飯作ってくれて、掃除してくれてすごく感謝してるよ。

今まで、ご飯食べれない日が数えきれないほどあったし、栄養偏ってたり栄養不足で、年中口内炎ができてアトピーもいつもでてたの。


梨花がご飯作ってくれてから、口内炎治って一回もできてない。
アトピーもほら見て。」


そうだった。最初来た頃、アトピーでひざの後ろがいつも赤くただれたようになっていた。


きれいに治っている。

No.120

まして彼が料理人、私は今まで彼の所で、台所に立った事がない。


一度だけコーヒーを入れてあげた…

元々、料理好きな私は作って食べてもらう事に喜びを感じた。

息子とは毎日📩と電話で話していた。


やはりひとり暮らしは食事が心配だ。


息子を私の復讐劇に巻き込むことはできないが、あいつの働きっぷり、とくに息子は忍耐力に欠けるから、あいつの忍耐強さはいい手本になる。


毎週のように、あいつと息子の所に行っていたから、息子も打ち解けている。


歳も近い。


名古屋に遊びにおいで、ケイは変な人じゃないからと息子に再三行っていた。

No.121

あいつが仕事で銀行にいけないので、私がお金を預かり、毎月の借金、支払いを全部した。


あいつは私を信用し、銀行のカードも私に預けた。


あの女はうるさくはなくなったが、とにかくお金だけ返してくれ、旦那にばれそうで困っていると泣きついてきた。


実はあれは子供の学資保険で、家のローンもあり、うちは裕福ではない。
旦那に子供のお金を使ったことがばれたら大変な事になる。

と言ってきた。

No.122

お金とはどのお金か?私は聞いた。ケイの代理人だと言った。

慰謝料と言ってる500万か?
貸したと言ってる90万か?
両方か?


あの女は貸した分だけでいいと言った。

払うから、借用書を見せてくれと言った。

借用書を交わしてないのを知っている。

あの女は借用書はないと言った。

では銀行の振込み証明は?

手渡したから振込みの証明もないと言う。

それも知っていた。あの女は男に90万も振込みして、証拠が残りバレることを恐れたのだ。

そしたら貸したと言うのは何を信じればいいですか?
証明できるものはないんですよね?

No.123

「何をもって貸したとおっしゃってるのですか?

ほんとに借りたものなら、返済しなければいけません。

借用書もとらずに手渡したのは、贈与になりませんか?

裁判されてもおたくが負けると思いますよ。」

あの女はパニクってる。

「じゃ慰謝料!人妻に手を出した慰謝料!」

No.124

「慰謝料の500万ですね。
それはやはり双方弁護士をたてないと、
当然、ご主人や家族には事実が知れてしまいますが、よろしいですね?」


「ストーカーで訴えてやるっ!!」

「あなたのメール電話、すべて記録、保護されていますよ。 ケイさんが、あなた以上、1日200通以上のメールを送信した記録はありません。

あなたからの電話1日60回以上の記録も… どちらがストーカーで訴えられるでしょうね?」

No.125

あの女からの連絡はぷっつり途切れた。

あいつにそれを話したら手放しで喜んだ。

梨花「そんなんで喜んでちゃダメ!
知らない人を出刃包丁で脅す女だよ。

このまま引き下がると思う?」


あいつ「え~っ、まだなんかしてくる?」

梨花「たぶんね。」

No.126

あいつを信用させ復讐のためとはいえ、彼とのことをうやむやにするわけにはいかない。


いい歳で、バツイチで子持ちで病身の私、こんな条件の悪い女はいない。


そんな私をこれほど大切にしてくれる彼。


彼ならいくらでも彼女はできるだろう。

私が入院している時も、「コックさんが来てる☺」とナース達が次々に顔だすくらいの、俳優バリのイケメン。

料理人としての腕も収入もある。


彼をのがしたら、二度とこんな人とは縁がないだろう。

No.127

彼には欠点を探すほうが難しい。

私のわがままも黙って聞いてくれて、自由にさせてくれる。


なのに私は彼の所にいるより、あいつの所にいるほうが居心地がいいのだ。


ミイラ取りがミイラに……か


そんなに私は意志は弱くない。


元旦那との離婚も私が一方的に、旦那を嫌いになった…それだけが理由だった。

自衛隊のレンジャー、誰にも愛想がよく、みんなに優しい良い人と言われていた。


でも私は一緒にいることが耐えられなかった。


慰謝料も養育費もいらないから、離婚してくれと家を出た。

私が家をでて、まだ離婚が成立しない短期間のうちに発覚した旦那の借金、浮気

まだ妻だったから借金は清算した。

情けない話だが、私の男を見る目のなさには定評があった。

No.128

元旦那は父親が結婚に反対した、ただ一人の男だった。


あの男以外なら許すと言われた。父親の反対を押し切って結婚し、結局、離婚した。


被害者は息子だ。


私はいつも大切な分かれ道で、苦労するほうを必ず選んでしまうと父親に言われていた。


だから自分が選んだ道と反対の方を行くといいと…


今回も大切な分かれ道だ。

No.129

復讐をやめて、彼の所に戻り大人しく暮らせば、この後の暮らしは安泰だろう。

しかしそこに落ち着くことができない自分というのも、自分でわかっている。


そして息子。


彼には、息子もとても世話になっているのはわかっているが、コックがと私には呼び捨てにして、彼と話す時はニコリともしない。

なのにあいつには、
「ケイさん、ケイさん。」
と呼んで、自分から車のことを聞いたり、「マジっすか~」と笑って話している。

No.130

私もやり直しがきく年齢ではない。


離婚してからは働きづくめだったが、何の資格も持たず、健康でもない。


物心両面で支えてくれた親もいない。


悩みに悩んだ。


あんな異常な女を相手にして、自分こそ馬鹿なのではないだろうか…


あの女、あいつに復讐して私に何が残るだろう。


息子の1番の幸せとはなんだろう…


これではダメな母親のままで終わるのではないか…

No.131

それでもいい!

自分で決めた事だ。 自分で決めた事を、中断する事はできない。
息子がやめてくれといったら、どんな状況でも即刻やめよう。

あの女あいつの事を許せる自信もない。
忘れてしまえる自信もない。

それならやるだけやってやろう。

もう迷いは捨てよう。

思いっきり打ちのめされたんだ、思いっきり打ちのめすんだ!

今でも夢に出てくる般若のような、あの女の顔を泣きっ面に変えてやる!

No.132

あの女が大人しくなったのは、やはり一時的だった。


あれだけあいつに執着していたのだから、そう簡単に諦めきれないのだろう。


私が買い物や、病院などで外出した際、何か視線を感じる。

とくに部屋に入る時は、周囲を気にしながら入るが、あいつの部屋は一階、ベランダ側、玄関ドア側どこからでも、監視しようと思えばできる。

ある日
洗濯物を干そうとベランダに出たとたん、見覚えのある車が急発進した。

No.133

あの女があいつの部屋、会社(歩いて5分ほど)の周りをうろついている事は、十分考えられる。


さらにおかしな出来事は次々起こった。

朝、水道をひねると水が全く出ない。

キッチンも洗面所もどこも出ない。
断水のお知らせなどなかった。


水道メーターは玄関ドアのすぐ横、ガスメーターなどと一緒に細いドアを開ければ、部外者でも扱える。


そこを見にいくと、水道の元栓がキツキツに閉められていた。

No.134

またある日は、洗濯して干していたあいつのTシャツがなくなった。


1度なら風でとんだか、勘違いで済むが3枚のシャツがなくなった。


女性の下着泥棒は聞いた事あるが、男物のTシャツ泥棒?


そしてある日は
マンション全体の掲示板に、あいつの部屋番号を書いて、金返せ!
という貼り紙。

幸いあいつが見つけたので、急いではがした。

No.135

確証がないからなんとも言えないが
…たぶん…あの女


念のためあいつに、あの女以外に、金返せなどと貼り紙される心当たりはないか聞いた。


あいつも
「あの女以外に考えられない。
俺のTシャツどうするんやろ?
気持ち悪~」

と言っている。


危険だから外出する時は、できるだけあいつと一緒にする。


しかし前の事を考えれば、あの女は合鍵を持っている。

No.136

鍵は大家さんの了承を得て、すぐに取り替えた。


息子に経緯を話し、こちらに来いといった。
バイトもやめて生活費を送っている状態だったので、あいつの忍耐強さと働きぶりを見せるのは、プラスになる。

くちでいうより、手本を見せたほうがいい。

No.137

あいつは息子が来るのを大歓迎で、足がないと困るだろうと、原チャを調達してきてくれ、」

「俺の物なんでも好きに使って
狭いけど、自分の部屋だと思って自由にしてね。

遠慮なんかしちゃイヤだよ。」

と、言ってくれた。

優しいやつなんだと改めて思う。


あの女がハマったのも、この優しさなのだろう。

No.138

あいつと同居して、たびたびあいつの人の善さ、優しさに驚かされる。


仕事が終わりバイトに行く前、お風呂を掃除しお湯を入れて「梨花、寒いから暖まってね。」

そんな時間があれば、何か食べてからバイトにいけばいいのにと思う。


一緒に買い物にいっても、荷物ひとつジュース一本、私に持たせることはない。


会社やバイト先で出たおやつを
「梨花、はいお土産だよ。とっても美味しそうだったから、梨花に食べさせたいなって思って。」

食べたい物があったら自分で買って食べるのにと思う。


すべてにおいてあいつはこんな風だった。

私同様、息子にたいしても…優しい。

No.139

夫や子供の世話が当たり前の中年の主婦が、若い男にこれだけ優しくされたら
…大切にされている。愛されている…

と勘違いするかもしれない。

あいつにとっては、誰に対しても同じで普通のことが、あの女にとっては普通ではなかった。

チヤホヤされている気分だっただろう。

あいつの行動も、とってつけたようなものではない。
ごくごく自然に出る。

その優しさが命とりだ。

No.140

あいつに対する見方が、徐々に変わってきている事に、自分で気づく。

でもまだ信用に値するまでには至らない。

あの女をあそこまでつけあがらせたのも、暴走させたのもあいつが悪い。

あそこまでなる前に何とかしなければいけなかった。


人妻に手を出したのは事実なんだから、覚悟を決めて制裁受けて、きちんと別れる事はできたはずだ。

No.141

あいつには、最大の致命的な点がある。

顔…
顔が、人なつっこくて可愛いのである。

私は可愛いタイプの男は好きじゃないが、あいつは間違いないなく母性本能をくすぐるタイプの男だろう。

あいつにのめり込んだあの女の気持ちも、全然わからないとは言わない。

だが理性を保てない人間が浮気をしちゃあかんやろ
はた迷惑だ。

No.142

たぶんあの女は可愛いペットか何かを連れ歩き、見せびらかす感覚だったのだろう。

自分の友達何人にもあいつを紹介し、一緒に飲みにいったり、食事に行ったり、自分の同窓会まで同伴している。

呆れたことにあいつを連れて、自分の子供の同級生宅にも遊びに行っている。


ついて行ったあいつもあいつだ。
アホとしか言いようがない。

行かなかったら所かまわずキレるから、とあいつは言い訳したが、そんなものほって置けばいい。

どっちもどっちだ。

No.143

息子が来たことで、私は自分のことも安心だし、息子の世話もやける。

あいつと違って気が強い。
こういう時は息子がいてくれるだけで心強い。

あの女がうちを監視していれば、息子の姿は目に入るだろう。

No.144

だが、息子が一緒にいるからには、絶対危険は避けなければいけない。

息子に危害が加えられることはもちろん、息子の精神状態が不安定になるようなことがあってはいけない。


もっと深く考えて事を運ぶ必要がある。

No.145

息子と一緒に暮らせる事に喜びを感じながらも、やはり男2人いるとそれなりに私のする事も増える。

その合間にあいつの借金のことも、きちんとさせたい。


サラ金やローンの支払いで月8万ほど出ていく。
それ以外の滞納金

なんと2軒前に住んでいた所の、税金、保険料滞納、つまり3ヶ所分、今も保険証さえ持っていない。

ここ3~4年で2回引っ越している。


梨花「どうして、税金も払えないのに、引っ越しばっか?引っ越しってお金かかるでしょ?
引っ越し貧乏って言葉あるでしょ?」


あいつ「引っ越したくて引っ越したんじゃないよ。
家賃払えなくて追い出された。」


追い出されるって…
1~2回払えないくらいなら、たぶん事情話せば待ってもらえるだろう。


しかも驚いたのは、今住んでいるここの家賃、半年以上滞納
…私がくるまで、家賃払ってなかったってこと?😱

No.146

梨花「もう一回きちんと話して、この際借金きちんとしよう。
ケイの借金ある限り、私の病院代ももらえない。」


あいつ「俺、あのおばさんと事故って大手クビになったんだ。」


梨花「知ってるよ。」

あいつ「寮だったから住んでる所も出なきゃいけない。
前の女の旦那のやくざに、その頃ずっと恐喝されてて、給料はがくんと下がるし、ボーナスないし、いくら働いても家賃や税金払えなかった。」


梨花「親は?親には相談しなかったの?」

No.147

あいつ「うち貧乏だし、事故の時、無免許無保険だったの、罰金も大きかったし、大怪我したから保険ないし、車大破、全部親に払ってもらった。

その時親に言われたんだ。もうお金ないから何があっても知らないって

だから親は頼れないの。」

無免許無保険で人の嫁乗せて事故…

言葉も出ないわ

No.148

梨花「あの女も怪我ひどかったの?」

あいつ「打ち身だけだったよ、病院も一回しか行ってないよ。俺人殺しになるのいやだって、とっさに自分のほうがぶつかるようにハンドル切った」


梨花「ふ~ん 二人して死ねばよかったのに」


あいつ「…そうだよね😥…」

梨花「でも、親ってそんなものじゃないよ。子供のためなら家売ってでもやるよ。」


あいつ「俺んちはそんな親じゃないんだ。絶対言えない。俺何があっても親だけは頼らない。」

本人がそう決めてるなら、働いて返していくしかないか…
まぁ自分の借金だからね

No.149

梨花「またなんで、無免許無保険で、車乗ってたの?
あの女そのこと知ってたの?」


あいつ「知ってたよ。俺車が好きで、会社クビのこととか、やくざのこととか、イヤなことばっかあったから、夜中に車ぶっ飛ばして気を紛らわせてたんだ。

スピード出し過ぎて一発免取り。」

No.150

梨花「知ってて運転させてたの?」


あいつ「うん、おばさんの車もずっと俺が運転。
遠出の時も…」


梨花「考えられない!事故ったらどうしようとか、捕まるとか考えなかったの?」

あいつ「考えたけど… 前にメル友もきって、他の女とくちをきかないで、他の女を見ないでって言われたの

それはムリだよ、女性のお客さんもいるからって言ったら、暴走して海に突っ込もうとしたんだ。

だからおばさんに運転させたくなかったし、おばさんお抱え運転手みたいに思ってて、どっかいく時は呼びつけられた😔」

梨花「…はぁぁ…」

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