黒い女

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2013/12/20 14:30(更新日時)

私のはなし

表面上は普通の人間
普通に親がいて
友達がいて
毎日仕事して…

カレシはいないけど…

普通に生活してる


私がこんな


いやらしくて
執念深くて
醜いこと

誰も知らない。

たまにとても苦しくなる…

ほんとの
私を誰かに知って欲しい…

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No.1425530 (スレ作成日時)

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No.51

―主―

それから毎日和也とセックスした。

10回目くらいから痛みは無くなったけれど、何も感じない。
入れるまでは気持ち良いのに…

でも、はじめてのセックスが一番興奮した。
あれ以上の興奮はまだ経験してない。

もっともっと気持ち良いことしたいな…
もっと気持ち良くなりたい…
なぜ入れても気持ち良くならないんだろう…

セックスの後は
納得いかなくて、毎回不機嫌な顔をしていたようだ。

和也がそんな私の様子に気がついた…

「なぁラナ…俺ら…全然デートしてないよな…明日は外に出かけようか」

と言ってきた。


「えっ!?」


…そんなのいらない。
毎日セックスばっかりしていたい。
もっともっとしたいのに!

No.52

―主―

「どうしたんだよ…うれしくないのか?」


「えっ…あぁ…うれしいけど…」


「なんだよ…怒ってんの?」


「怒ってないよ…ウレシイよ…ありがとう!でも…私は今のままでも十分楽しいよ」


「ラナ…」


和也はいつもより優しく…
丁寧に愛撫してくれた。


良かった…

これからも毎日ずっとセックスしてたいな…

No.53

―主―

それからも和也とは毎日セックスばかりだった。
私は満足だった。

でもまだ入れてから快感を感じた事はなかった。

イクのは自分の指でだけ。

毎日セックスのことばっかり考えてた。

このエネルギーを勉強に向けることができたら…
きっと東大に軽く行けるだろうなぁ…
なんてよく考えた。

そんな日々はあっという間に過ぎた。

和也は卒業すると就職した。
仕事は忙しくなかなか会えない日々が続いた。

和也に会えなくて寂しいと思ったけれど、それよりもセックスできないのが一番辛かった。

No.54

―主―

学校の帰りに、本屋に寄った。
雑誌を読んでいると、肩を叩かれた。
振り向くと杉本さんだった。

「やっぱりらなちゃんだ。久しぶりだね」


「ハイ!ほんと久しぶりですー」


杉本さんと会うのは何ヶ月ぶりだろう…

「杉本さん全然会わなかったね」


「そうだなぁ。俺、出張ばがりだったからね。元気してた?」


「はい!元気ですよ~杉本さんは?」


「元気だよ~。でももぅオッサンだから(笑)」


あんなことをしたのに、普通に会話するって変な感じだった。
普通に話してたけど、頭の中では
杉本さんとのあの夜のことを思い出してた。


「らなちゃん…時間ある?ちょっとお茶でも飲もうよ」


「はいっ」

No.55

うわードキドキします✨
続き待ってます💕

No.56

―主―


杉本さんはコーヒー
私はオレンジジュース

杉本さんと向かい合って座る。
なんか全然緊張しない。

「らなちゃん。どう?毎日は。」


「どうって…かわりないよ。毎日つまらないよ~」

セックス以外はね。

杉本さんは私より年上で…和也よりも年上で…大人で…
なんか安心して飾らない自分を出せる。

「杉本さん…杉本さんて彼女いるの?」

「いないよ。いない歴1年だよ~。仕事忙しいとふられちゃうね」


そうなんだ…


「…じやあさ…たまってるんだ!?」


「こらっ!女のコがそんなこと言ったらだめ!」


杉本さんは笑ってコーヒーを飲んだ。
私は杉本さんに顔を近づけた
耳元で言った。

「じゃあ今からエッチしようよ!」

No.57

―主―

杉本さんはビックリして、その後、大笑いした。


「らなちゃん…かわってないなぁー」


「だめ!?」


私は和也のことは頭になかった。

ただ杉本さんに会って、話して、楽しくて…ただ前みたいに興奮したい!
ただ、したい!
と思った。


気持ちを正直に言っただけ。
私ってオカシイ…何かが欠けてる…
自分でも分かってる。
でも自分をおさえられない…


「もぅ処女は卒業したよ」


小さな声でささやいた。


杉本さんは笑って言った。


「じゃあ…出ようか」


私たちは店を出て杉本さんのアパートに向かって歩き出した。
歩きながら濡れてくるのを感じた。

No.58

―主―


杉本さんのアパートのドアを開けるとすぐキスをした。

部屋に入るとタバコの匂いがした。

部屋はものが少なくて、意外とキレイだった。

「汗流したいんだけど…らなちゃんも浴びる?」

杉本さんが聞く。

私は先にシャワーを浴びた。
念入りに流す。
すごくドキドキしてた。
このセックスする前のドキドキがたまらない。

和也と毎日セックスしてた時も
今日は昨日より気持ち良いかもしれない…ってドキドキする時間がたまらなく好だった。

バスタオル一枚で浴室から出ると、杉本さんのベッドに座った。

杉本さんがシャワーを浴びている間
あそこを触るともぅびしょびしょだった…

恥ずかしくて急いでティッシュで拭いた。

No.59

―主―


杉本さんはトランクス一枚で、浴室から出てきた。

たくましい身体に見とれた。

かっこいい…

普段スーツ姿の杉本さんしか見たことないし…
こないだは真っ暗だったし…
想像してた身体と違う!

急に恥ずかしくなって下を向いた。

杉本さんは私の横に座り顔を覗き込んだ。

「どうした!?急におとなしくなっちゃって」


「だって…あ…」


杉本さんにキスをされ、ベッドに寝かされる。

杉本さんはバスタオルをはずし、ベッドの下に落とす。

まだ外は明るい…

私は胸を隠した。

No.61

>> 60 邪魔。

No.62

―主―


「明るいからよく見えるよ」


杉本さんはそう言うと、私の手を掴み下に下ろす…

恥ずかしくて目を閉じた……

……

……

あれ!?
何もしてこない…

なんで!?


目を開けると杉本さんは私をじっと見つめてた。


「なに…?」


恥ずかしくてまた胸を隠そうとすると、 杉本さんは腕を押さえる…


「やだ…なに…?」


「らなちゃんのおっぱい見てるんだよ…キレイだなぁって思って」


杉本さんは笑ってた。

「なんか…乳首たってきたよ…」


「やだって…」


恥ずかしくて焦ってしまう…

「もしかしてすごく感じてる?」


恥ずかしい…
何もされてないのに 濡れてる…
きっとものすごく濡れてる!

何もされてないのにアソコが痛いくらい感じてた。

No.63

ー主―


つい脚がもぞもぞ動いてしまう…

「らなちゃん…もぅ濡れちゃった!?」


「わかんない!」

杉本さんは笑ってる…

「杉本さん意地悪だ!」


「そうだよ、俺意地悪だったんだよ。優しいのは酔ってる時だけだよ」

杉本さんは私の目を見ながら
ゆっくりと胸に舌を這わせてきた…

ほんとにゆっくり…

期待ですごく興奮してる私…

ゆっくり乳首のまわりに舌を這わせてくるのがたまらなくて…
はやく…
はやく乳首をなめて欲しい…

息が荒くなると、杉本さんは動きをとめた…

あれっ…

目を開けようとした瞬間

杉本さんは乳首を舌で弾いた。

すごく大きな声が出て
腰がビクンと跳ねた。

No.64

ー主―


杉本さんが乳首を口に含むと
私は快感で半泣きだった…

わき腹や背中、脚、お尻…
色んなところを優しく愛撫され、初めての感覚に夢か現実か分からなくなりそうだった…

和也のセックスと全く違う…
最近はまともな愛撫もなく、すぐに入れて終わり…
和也に愛されてる感じがしなくなった…
もう終わりの予感がしてた…

No.65

―主―


杉本さんの愛撫はすごく長くて、私の身体はもぅ今まで経験したことのない感覚になってた…

もう私のそこはどんなになってるか想像できない…

お尻に濡れたシーツが当たる…

ものすごく濡れてるはず…

杉本さんは、身体中を丁寧に愛撫してくれた…

でも…
一番感じるところは触れてくれない…

太ももに触れられるだけで、期待で過剰に反応してしまう…
そんな私の反応を楽しむように
杉本さんはじらしてくる…

杉本さんが脚を撫でながら…
脚の間に身体を滑りこませてきた…

はやく触って欲しい!
でも…
きっとすごく濡れてる…
恥ずかしいから見られたくない!

どうしよう…

考えちゃって冷静になってきた瞬間に

杉本さんは急に荒々しく私の脚を開いた。

No.66

ー主―


「あああぁっ…やだっ…」

杉本さんが見てる…

「らなちゃん…すごいね…」


頬が熱くなった…恥ずかしいよ…
やだっ…

脚を閉じようとすると、杉本さんに押さえつけられる。

脚をめいいっぱい広げたそこは
空気にふれただけで 感じて濡れた…

こんなに感じるのは初めてだった…

杉本さんの鼻息が触れると、それだけで喘いでしまう私…

はやく…はやく…
なのに杉本さんは、太ももやおへそのあたりを優しく愛撫する…
触れそうで触れないもどかしい愛撫に、ものすごく感じてしまう。

身体中から汗が吹き出し、涙が溢れる…
すごい…

No.67

ー主―


杉本さんはやく…
はやく…

私の一番敏感なところにはやく触れてほしい!

はやく…
自然と腰が動いて杉本さんの舌を誘う。

杉本さんの
触れるか触れないかのギリギリのタッチ にたまらなくなって

「杉本さん…はやく…はやく…おねがい…」

もう泣き声になってた。

杉本さんの舌が
つんっ…と一番敏感なところに触れたとき、

「ああぁっ!」

大きな声が出てしまった…
そして一瞬気が遠くなる…

次はゆっくりと下から上に
舌を這わす…


「いゃぁ!あぁぁ」

腰はガクガクと震え、泣き出してしまった…

泣き声なのか、喘ぎ声なのかわからない声が
部屋中に響いてた…

杉本さんは何度もゆっくり舌を這わす…
どんどん気持ち良くなって、どこが絶頂なのか分からない…このままいくと自分はどうなるのか
急に怖くなった。

No.68

ー主―

また気持ち良くなって、私のそこはどんどん敏感になってくる…

鋭い快感に、急に尿意がおそってきた…
「杉本さん…あっ…なんか…おしっ…こ行きたい…感じがする…」


杉本さんの舌はヌルヌルと私のそこをいったりきたり…

快感と尿意で切ないような訳がわからない感覚になってくる…
あっだめ…
出ちゃうよ…

なのに杉本さんは愛撫をやめてくれない。

「杉本さんっ…もぅ…もぅ出ちゃうよっ!」


「いいよ。出しな」

「えっ…」


「出しな。大丈夫だから」


「やだっ…無理…」

杉本さんは愛撫をやめない…


「もぅ…ほんとヤバいよ…出ちゃうよ~」


「杉本さんっ!おしっこ出ちゃう!もぅやだっ…!」


快感と尿意、もぅ限界のギリギリ
脚を動かそうとすると押さえつけさらに愛撫を続ける…

「出せよ!飲んでやるから!」

No.69

ー主―

杉本さんのきつい口調に
ゾクッとした。
快感が身体中に走った。

「いやぁぁー!」


頭に何かが突き抜けるような衝撃

身体中が硬直した。
下半身がビクンビクンと痙攣する。

頭の中が真っ白になった。

何も聞こえない。
そして身体がフワフワして、眠る直前のような何とも言えない心地良さが
身体中を包んだ。


…何秒!?
いや何分たっただろう…

我に返ると、杉本さんの腕の中にいた。

「私…」


言いかけると…杉本さんはキスをしてきた。

そして杉本さんのものが
私の中にゆっくりと入ってきた…

No.70

ー主―

自分の指でイクのと、杉本さんの舌でイクのと全然違う…

ものすごい快感。

まだ中で感じたことのない私は、なんの期待もなく、正直このまま眠ってしまいたかった…

杉本さんはゆっくり、ゆっくり入ってきた…
ものすごい圧迫感。

和也とは違うカタチ…

「うう…っ」


苦しさに声が漏れる…

まだ痙攣したままの私の中に
杉本さんは奥まで入ってきた…


「大丈夫?痛くない?」


杉本さんは腰を動かさず、そのままの状態で優しく聞いてくる。

その間にもうなじや、わき腹…乳首に舌を這わす…


またあの尿意が襲ってきた。

No.71

ー主―


「あっ…だめ」


またおしっこいきたくなっちゃった…

あ…さっきイった時漏らしちゃったのかな…

急に心配になった。

杉本さんはお構い無しに愛撫を続ける。
そして腰がゆっくり動く…

また尿意が襲う。


「あっ…出ちゃうよ!」


杉本さんは笑って


「またか!だから大丈夫…」


と言いながら乳首に舌を這わす。


「だって…あっ…」

「だから、出したらいいよ。出せよ。俺そううの嫌いじゃないから…出せ!」

そう言うと、杉本さんは少し荒く腰を動かした。


「ああっ…」


また杉本さんのきつい口調に、ゾクッときてしまう。


私は杉本さんにしがみついた…

No.72

ドキドキしながら毎回更新まってますぅ😍自分の若い時を思い出す☺(笑)絶対完結するまで更新してね😍

No.73

>> 72 ありがとう😃ございます。
すごくウレシイです~💕

No.74

ー主―


杉本さんが腰を動かすたびに
快感と尿意が襲ってくる…
尿意を我慢していると、快感の方が大きくなる…

あ…

あ…あぁ…

すごく気持ちいい…
あ…すごい…

杉本さんが身体をおこし、私の脚を自分の肩に乗せると、
また腰を動かす…

あぁ…深い…


杉本さんは腰を動かしながら
手をのばし、私の一番敏感な部分を愛撫する。

その時、ビリッと快感が身体中にはしった。


「ああぁっ…」


一瞬にしてイッてしまった。


すごい…
中でイクッてこういうことなんだ。


私は身体中から汗が吹き出し、ぐったりとしてしまった。


身体がだるい…
心地よい疲労…


杉本さんは私が落ち着くのを
動かないで待っててくれた。

No.75

ー主―


「大丈夫?」

杉本さんが聞く。

私がうなずくと
杉本さんはまた腰を動かす…

また快感が襲う。

後はあまり記憶にない。

杉本さんが

低い声で

「ううっ」

と唸ると、動かなくなった。

そして私の右側にゴロンと横になった…

あ…杉本さんイッたんだ。

ホッとすると、急に眠くなった…

気がつくと、杉本さんが私を見てた。


「私…寝てた!…ごめんなさい…」


杉本さんは笑うと、私の髪を触った。

部屋の中は薄暗くなってた。


それから私は杉本さんとのセックスの虜になった…

No.77

ー主―


「え…また!?」


「ごめん!来月必ず返すからさ…」


私は財布から5000円を取り出し、和也に渡す。

私の3日分のバイト代。

和也は受け取り財布に入れる。

和也は給料を全部車につぎ込んでしまう。
だからいつもギリギリの生活…

「ラナ…ごめんな」

和也はキスをしてきた。


「んんっ…もぅいいよー気にしないで」

私は和也から離れると、服のボタンを外した。

和也とのセックスは、なんだか生活の一部みたいになっていて…
食事とか…歯磨きとか…そんな感じ。

杉本さんと比べたらいけないと思いつつ…

和也はいきなり私のスカートに手を入れると、下着に手をかけ一気におろす。

まだ濡れてないところにグイツと指を入れる。

痛い…

目を閉じ、杉本さんとのセックスを思い出す。

濡れてきた…

No.78

ー主―


「して…」

私の中から指を抜くと、和也は私の前に自分のものを出す…

私はゆっくり優しく口に含む…


「うっ…」


和也は私の口から抜くと
すぐに私の上にのってきた…

荒々しく私の中に入ってくると、すぐ果てた。

なにも感じない。
快感も幸せも感じない。

もぅ和也とのセックスに先にはない。

和也のこと愛してるのかわからない。

私は人を本気で好きになったことが無いんだと思う。

気持ちよりセックスが勝ってしまう。


私は服を着ると


「今日お母さんはやいの忘れてた!ヤバいから帰るね」


一気に言うと和也のアパートを出た。

出たところで後ろから和也が呼ぶ。


「ラナ!明日も来いよ!」


「わかった!じゃあね~!」


邪魔くさい…

さっきの満足できないセックスで、急に杉本さんに会いたくなった。

No.79

ー主―


こんなはやい時間…杉本さんはアパートに行ってもいないんだろうな…

あぁセックスしたい…
あんなの全然満足できない!
イライラする…

買い物でもして気をまぎらわせよう…

私は電車に乗った。
色んな雑貨を見ているとだいぶイライラがおさまってきた。
可愛いマグカップがあったので
買おうと財布を出して思い出す。

和也に貸したんだった!

またイライラがました。

その時誰かが肩を叩く。

振り向くと知らない人がいた…


「学生さん?」


50代くらいのスーツ姿のおじさんが立っていた。


「はい…そうですけど」


「買ってあげようか」


ナンパか…


「結構です」


私はマグカップを置くと店をでた。

おじさんはついてきた。

No.80

ー主―

「なんですか…?」

立ち止まり、イライラをおさえ静かに聞く。


「今からちょっとお茶でも飲まない?」

お茶!?
そんな気にならない!バカじゃないの?
私は歩き出した。
ふと、立ち止まり振り返るとその男の顔を見た。


50代くらいの男…
見た目は悪くない。
太くもないし、高そうなスーツを着てる…

お茶か…

私のなかで何かのスイッチがはいってしまった…


「おじさん、お茶したいの?」


「ああ。だめかな」

「良いですよ。でも時間無いんです。私。」


お茶を飲む時間が邪魔くさい!


「ホテル行きませんか?」

No.81

ー主―


一瞬、えっ…という表情をした後、

「行こうか」

男は歩き出した。
私も後をついて行く。

私あたまオカシイわ…
こんなナンパしてくる知らないおじさんについて行くなんて…

でも私はイライラと満ち足りない気分で、
頭が…身体が…セックスがしたくてたまらなかった。

自分の行動に頭が真っ白になってた。


ホテルの部屋に入る…
ホテルは普通のホテルだった。
男は出張で来てる、地元の人間ではなかった。

好都合だ。


「よかったの?」

男は優しく聞いてきた。

地元の人間じゃないと分かると安心して話ができた。


「うん。でも…怖いことはしないで。」

私は先にシャワーを浴びた。

No.82

ー主―


男はスーツのまま座っていた。

私がバスタオル一枚でベッドに座ると
男はネクタイをゆるめながら横に座ってきた…


「シャワーあびないの?」


「うん。ぼくは浴びない」


…雰囲気でヤバい感じがした。
後悔した。

もし何かあったら逃げられない…
不安でバスタオルをおさえる手に力が入る。


男は立ち上がり、タバコを吸いながらジャケットをハンガーにかけた。


「僕は入れない。勃たないんだ」


…どう言えばわからない私に、男は笑って言った。


「大丈夫…怖いことはしないから…ただ…君の身体見せてくれないか?」


見せてくれないか…
男の言葉に
一瞬で私の息は熱をおび、荒くなった…

No.84

ー主―


「だめかな?」


私は首をふった。
男は少し笑った。

「ありがとう…」


男は椅子をベッドの横に持ってきて座った。

ベッドに座る私と向かい合わせになった。

男はタバコを吸いながら、

「バスタオルとって…」

と静かに言った。

私はバスタオルを腰まではずし、胸を手で隠した。


「胸…みせて」


男は淡々と喋る。
タバコを吸いながら、難しそうな顔をして、ずっと私の胸を見ていた。


私は腕を下におろすと、男はタバコを消した…


「キレイなおっぱいしてるね…」


私は目を閉じた。

No.86

ー主―


怖い…
普通のセックスならどうなるか予想出来る…

でも、こんな…
何をされるのかわからない…
全く予想できない…
私どうなるんだろう…

不安で身体が震える…

「大丈夫だよ…何もしないから」

男は言うと、またタバコに火をつけた。

「バスタオル…全部とって」


どうしよう…
怖い…

私は腰でとまっているバスタオルに手をのばした…

少しお尻を浮かしてバスタオルを抜き、床に落とした。

脚はギュッと閉じたまま、手を太ももの上に置いた。


「脚…開いて。」


男は椅子に脚を組んで座ったまま…
まだタバコを吸っている。

全く興奮している様子がないのが
気味悪かった。

No.87

ー主―


脚を少し開く。

ただ怖かった…

セックスしたくてたまらなかった数時間前が嘘のよう…

冷静で全く興奮していない淡々とした男に今は恐怖しか感じない…


「脚…もっと開いて」

男の冷静な声が部屋に響く。


脚をゆっくりと開く。

「じゃあ…今度は脚をベッドにのせて、脚を開いて」


私はベッドに腰をかけた状態で脚を開いていた。

今度はベッドに脚を上げる!?

私はゆっくりと後退りし、脚を上げて、体育座りの恰好になった。


「脚を開いて」


淡々と喋る。

私は目を閉じて脚を開いた。

私のそこに風があたる感覚がした…

全部見えてるはず。
薄目を開けると…

男はタバコを消し、脚を組みかえ、私のそこを見てた。

興奮…してるの…?

No.88

ー主―


男は脚を組むのをやめ、前屈みになった。

この人…興奮…してる…

そう感じたとたん、私は身体が熱くなった…

男は私の身体をなめまわすように
じろじろと見ていた。

すごくいやらしい目…

私の脚が自然に動く。

あ…勝手に動いちゃう…
動かないように力を入れると、今度は腰がカクンと動いた。
思わず

「あっ」

と声が出た。

どうしよう…
触られてもないのに、勝手に気持ち良くなって…

恥ずかしい…


「自分の…指でアソコ…を広げてみて…」

男は低い声で途切れ途切れに言った。


「えっ……」


まだ部屋は明るい…
初対面の男に…
自分のそこを指で広げて見せる…?

ためらっていると、
「はやく…」


男の声がさっきより大きく部屋に響いた…

No.89

ー主―


私は自分のそこに手をのばした。


「両手で!」

男がいきなり大きな声を出すので
びっくりして身体がこわばる。


「すまない。…両手で…アソコを…広げてみて」


私はたてた膝の下から手を入れ、 指をそこに近づけた。

肌に触れるとヌルッとした…

私…濡れてた。

ものすごく。

指でそこを広げる…
ヌルヌルで指が滑る…
恥ずかしさで頬が熱くなった。


「もっと広げて見せて…」


私は指先に力を入れ、さらに広げた。

男を見ると、額に汗をかいていた。

そしてくいいるようにそこを見ている。

思わずお尻の穴に力が入りキュッとしまると、

私のそこから熱い液が垂れ、お尻の穴まで流れた…

No.90

ー主―

私のそこがヒクヒクするのが分かる。


「君は…見られて感じるんだ…?」


男が低い声でつぶやいた…


そうか…私見られて感じる人間なんだ…

見られて…
相手が興奮するのを見ると感じる…


私の身体で相手が興奮してくれることがすごく嬉しかった…

今も男が自分の一番恥ずかしいところを見て
興奮しているのに
心も身体も喜んでた…


「見られると…恥ずかしくて…感じちゃった…」


男は顔を私のそこにすごく近づけた。

男の鼻息がかる…


「はぁ……」


感じて息がもれる。なのに男はずっとただ見てるだけ…

触って欲しい…

腰が自然と男の顔に近づく。

No.93

ー主―

男はスッと顔を引いた。

えっ…どうして!?
何故なにもしてくれないの!?
私は男の目をじっと見る。

男も私の目をじっと見た。
にやっと笑ってまた私のそこをじっと見る。


「こら、もっとちゃんと広げなさい」


そんな…
私は悔しいような切ないような気持ちで、また指に力をいれる。


また男の顔が私のそこに近づく…
男が舌を出した。

私は期待で腰が浮き、そこがヒクヒクした。

なのに男は舌を近づけるだけ…
私が我慢が出来なくて腰を男の舌に近づけると
男はスッと引く…

我慢出来なくて涙が溢れた…


「お願い…」

No.94

ー主―


泣きなから男にお願いする…


私は必死で指先に力を入れて
そこを広げる…

こんな恰好をして、男に懇願する私…
そんな自分に興奮して、もうオカシイ位に濡れていた…

もう顔は涙でぐしゃぐしゃ

こんな自分知らない…

男が舌を近づける。

私はさらにグイッと広げた。


男の舌が
私の一番敏感な部分にツンッと触れたかと思うと
男は唇をそこにつけ、ヂュッときつく吸った。


「ギャアッ!」


ものすごい快感に腰が跳ね、下半身が別の生き物になったようだった。

私はすごい声を出し、一瞬にしてイってしまった…

部屋中に私の泣き声が響き渡った…

私はあまりの快感にわけがわからなくなり、号泣していた…

No.95

ー主―

落ち着くと、ベッドに横たわってた私はゆっくり起き上がった。

まわりを見ると男はタバコを吸いながら
お酒をグラスに注いでた…


「あ…あの…」


おそるおそる話かけると、男はグラスを置き、


「気がついた…?」

と言いながら椅子に座る。


「ハイ…あの…すみません。」


男は笑って


「何がすみません。なの?こっちがすみませんだよ。ごめんね」


男は雰囲気がさっきとぜんぜん違った…

私はバスタオルをそそくさとまいた。


「あの…私乱れちゃいましたね…すみません、シャワーお借りします…」


恥ずかしい…
私は浴室に行くと、シャワーを浴びた。

戻ってくると男はまだタバコを吸いながら、お酒をのんでいた。

No.96

ー主―


「あの…私そろそろ帰ります…」

私だけ気持ちよくなって、さっさと帰っていいのだろうか…

「あ…そうだね。暗くなってきたね…帰り…大丈夫!?」


男は優しかった。


「ハイ」


まだ少しぼぅっとしてる私…
すごく…良かった…
あんな興奮したの初めて…

この人とはもう会えないのだろうか…

男の顔を見た。

きっともぅ会えない。
今日はすごい体験をさせてもらった…
ほんと感謝だ!


「今日はありがとうございました。すごい体験しました!」

私が頭を下げると、男は笑い出した。

え?


「いや…ごめんね。ハハハッ…君は敬語が使えるし、礼儀正しい。なのに身体も性格も正直だね。面白い!」


男はそう言うと、名刺を渡してきた。

No.97

ー主―


「お礼を言わなければいけないのは僕だよ。これ…良かったら連絡して。」


私は名刺を受け取った。
そして男は財布から万札を何枚か取り出し、私に渡そうとした。


「いえいえ…要りません!」


私は後退りした。

正直お小遣い期待してた。

セックスしたくてしょうがない!
おじさんを利用してやろう!
と思ってたけど…

でも…貰えない!


「どうしたの?」


男は不思議そうに聞いてきた。


「あの…私…こんな…気持ちよくしてもらったのに貰えません!」


男はまた笑いだした…


「君は面白い!」


私は要らない!と言い、男はもらってくれ!と言い…
結果、タクシーで帰りなさい!と…
タクシー代は出してもらう事にした。

No.98

ー主―


「今日は嬉しかったよ。ありがとう。」

男にお礼を言われ、てれながらホテルを後にした。


今日はすごい体験しちゃった…
タクシーのシートに深く座り、目を閉じた。
思い出すと濡れてくるのがわかった。

薄目を開けると、ミラーにうつる運転手と目が合った。

結構若い…

私はまた目を閉じた…

このタクシーが人通りのないところに向かって…
停車すると、運転手は私のスカートに手を入れる…

そんな妄想をしながら…
運転手に見えないようにスカートの中に手を入れた…


私…どうしてこんなにいやらしいの?

オカシイよ…
オンナでこんないやらしいの
私だけなのかな…

そんなことを考えるとますます濡れてきた…

やっぱり私オカシイんだ!

声を出さずに静かにイクと
私は眠りにおちた…

No.99

ー主―


何日か過ぎても、あの男とのことを思い出していた…

和也は仕事をやめ、だらだらと過ごしてた。

和也のアパートに行くと
いつもお金を貸して、セックスして帰る…

毎日がすさんでた。
もぅ和也と終わりにしたい…
今日は言おう…
別れようって…
そう思いながら、和也のアパートに向かった。


ドアをノックすると和也は急いで出てきた。


「どうしたの!?」

びっくりした。

「何が!?…まぁ入れよ」

和也はなんでもないような素振りで入ってく。

私が別れようと思ってること…感づいてるんだろう…

靴を脱ごうとすると、見たことのないスニーカーがある…


「和也…誰か来てるの?」


「なんで…?」


「だって…靴…」


「あぁ…友達の!忘れてったんだよ」


ふぅん…
…なにか…へん。

No.100

ー主―

部屋に入ると…
なにか…
違和感がある…
なんだろう…


「なんか…のむ?」


いつもそんなの聞かないのに…


「ううん…いい。それより…話があるの」


「なぁ!腹減らね?ピザでも食う?」


「いい…。話したいことがあるんだ…」

「…なぁ!やっぱり腹減らね?なんか食お…」


「和也!話聞いてよ!」


和也は下を向いた。

「わかってるよ…別れたいんだろ?」


「…」


「わかってるよ…俺…働かないで、学生のラナにお金借りてばっかだもんな。嫌だよな…」


私は下を向いた。


「でも…ラナは俺のこと好きだったのか?…前から思ってたけど…お前…俺のこと…なんとも思って無かっただろ…」


「ちがう!…ちがうよ!ちゃんと好きだったよ!」

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