まさか今日死んでしまうなんて
一昨日、愛する猫、ポンタが亡くなりました。
まさか…今日死んでしまうなんて思わなかった…
今朝も出してあげた缶詰めが気に入らなくてレトルトが出るまで餌皿の前に座り込みしてたのに。
季節的に埋葬を早くする必要があり、、しかし子供が火葬は嫌がり、悩んで育児板にスレを立てました。
皆さんにお世話になり、無事埋葬は終わりました。
まだまだ心が整理出来ません。
整理をつけるためにも、12年のポンタとの生活を綴って行こうと思います。
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人口呼吸器が彼の口にがっちりテープで固定されていた。
悲しいくらい口がゆがんでしまった。
人口呼吸器は、不気味な気になる音をたてていた。
なんで、こんなことに…
昨日の今頃はこうじゃなかった…
危篤になった時を思い出す。
彼が意味不明なことを喋り出して、気を失ってしまった。
慌ててナースコールをする。
心臓マッサージに心臓ショック。
私は病室から出されてしまった。
ああ、彼が死んじゃうかも。
最後くらい、一緒にいたい、と思ったけど、現実にはスタッフに外に出されてしまった。
そして、人口呼吸器…。
彼の意識は、まだ、戻ってこない。
戻ってくるんだろうか?
帰ってきてほしい…
意識が戻った!
けれど…呼吸器で喋れなくなっていること、無残な自分の姿に彼はがっかりしていた。
代わりに、平仮名50音の表を指さしてもらう。
「い・え・に・か・え・り・た・い」
涙が、後から後から溢れ出した。
そうだよね…
ポンタの待つ、あの家に帰りたいよね…
どうして、二人はここにいるんだろう。
ポンタは、一人でどうしているだろうか…
夜になると、癌は体を苦しめる。
とてつもなく痛いはずなのに、彼はただの一度も痛いと弱音は言わなかった。
看護婦さんに、痛いところは言っていただかないと、処置出来ないので言ってくださいねと言われる程だった。
昼間、危篤になってからは、彼の家族が来ていて私の居場所はなかった。
夜間、家族は帰り、彼が苦しむ時間が来る。
だから、私は彼が危篤になってから、夜の間、彼の横で付き添った。
看護婦さん達が、私専用の簡易ベッドを作ってくれた。
彼の腕と自分を結び付けて仮眠した。
何かあったら引っ張るように…
いつ何があってもおかしくなかった…。
怖かった。
寝られなかった…。
意識が飛んでしまう夜は、点滴を自分で抜いてしまうようになった。
だから、夜10時くらいに行くと、彼がぐるぐるに腕を、ベッドの柵に縛り付けられている日もあった。
悲しくて、泣きながら解き、ずっとマッサージしながら、一晩中手を握り続けた。
痩せて、本当に悲しい腕になっていた。
縛り付けられている彼は可哀想でたまらなかった。
人口呼吸器をしていると、口が使えない。
だから、意思疎通には、平仮名表を指さしてもらうしかない。
これが、意外と難しく、ティッシュとか解りづらく、イライラさせてしまった。
本当に苦しくて辛かったと思う。
昼間は仕事をしながら、夜間は病院に通って彼のベッドの横で寝る日々が続いた。
悲しいもので、友達の結婚式があって、二次会の開催を頼まれて企画したりした。
二次会のあと、ドレスで病院に行ったりもした。
彼は寝たり起きたりだった。
今までは起きていて彼とコミュニケーション取りたかったけれど、もう、寝れていることにホッとしていた。
寝れている。
苦しんでいない。
それだけが救いだった。
そして…
忘れもしないあの日。
朝になり、帰るときに不思議な感じがしていた。
彼と離れがたい…。
しかし、彼は億劫そうに、私に早く帰るように手を振った。
その夜…
いつものように、彼の元に行くと、彼は眠っていた。
ホッとする。
彼の手をさすったりしていた。
起きていても、辛いだけだろうから…と思っていた。
ところがしばらくすると、途端に容態が悪くなった。
そして…
スタッフが出入りして、私は一時、部屋から出された。
家族に連絡を入れたことを聞かされ、私は仕方無く、家に戻る。
しばらくすると、いつの間にかウトウトしていたのだろう…
彼が目の前に立っていた。
周りは眩しくて見えなかった。
彼は、痩せていなくて、前のままの顔や髪に戻っていた。
ニコニコしている。が、何も話さない。
私は、ビックリして思わず「帰ってきたんだ!治ったんだね!よかったぁ~。」なんて話していた。
彼はニコニコしたまま、何も言わずに、スーッと光の中に消えていった。
あっ!
待って!
その瞬間、私の携帯が鳴った。
慌てて携帯を取ると、仲良くしていた看護婦さんだった。
「先程、永眠されました」
うそっ。
信じられず、慌てて家を出た。
泣きながら小路を走り、タクシーを捕まえて、飛び乗った。
タクシーの窓の外に流れる明け方の都内の街並み。
看護婦さんから言われた言葉がぐるぐる頭を回る。
「すぐに家族の方はみんな帰られてしまって、○○さん、独りきりなんです。いてあげてください」
早く、早く、行ってあげなくては…
一人にはしておけない…。
窓の外の景色が、ぼやけて流れていく。
あの、朝もやの青い東京の風景…忘れることは一生ないだろう。
おつりも貰わず、タクシーから慌てて降りた。
いつもの通い慣れた病院。
まるで違う病院に見えた。
エレベーターで病室に急ぐ。急ぐ。
病室に、入ると、彼だけがいた。
静かだった。
うるさかった人口呼吸器も無くなっていた。
彼に、飛び付いて泣いた。
泣いて、泣いて、泣いた。
彼の頭にむしゃぶりついて泣いた。
どうして、どうして…。
頭は、まだ温かく、それが彼の死を受け入れがたいものにした。
手も柔らかく、マッサージを沢山した。
口元が、人口呼吸器で歪んだままだった。
あんまり悲しかったから、口元を直して綺麗にしてから、バサバサの唇にもリップを塗った。
まるで、ただ、寝ているように見えた。
しかし、亡くなった人の顔を綺麗にする。
それは、本当に悲しい悲しいことだった。
私が直さなかったら動かない。
確実な死を、自分の手先から、ひしひしと感じる行動だった…。
涙をボトボト落としながら、彼に、自分は、彼の二倍生きることを誓った。
彼と、どの位一緒にいたんだろうか…。
朝の光がしっかりと病室に入ってきて彼の顔を照らした。
そして、彼は安置所に連れて行かれた。
私は法的に家族ではないということで、居られず家に帰った。
家に帰り、母に手伝ってもらいながら、荷物をまとめて、必要な物だけ運んだ。
権利書は弁護士さんに彼が渡してある。
きっと最終的に家族の手に渡るのだろう。
もう、二度とこの家に帰れない…
そう思ったら悲しくて悲しくて、家のあちこちをカメラに収めた。
ポンタだけをカゴに入れて、泣きながら実家に連れて帰った。
- << 65 ポンタは私の気持ちがわかってか、新幹線に乗るまで静かだった。 流石に、新幹線のなかはGがかかるのか、不安げな声を出した。 母が大判のスカーフをかけてくれた。 そのせいか、静かになってくれた。 ポンタのペットキャリーケースは籐で編んであり、光や音が入ってきてしまう作りだった。 カゴを抱きながら、流れていく景色をみていた。 いつもと同じ東京駅から品川、新横浜、… 彼が居なくなっても、地球は廻る。 彼が居なくなって、ポンタと二人きりになっても時間は流れ、明日は来る。 当たり前のことなのに、それが悲しく切なく、涙が止まらなかった。 涙を、ただただ流し、猫を抱きながら景色を眺めていた娘を、母はどう思っていたのだろう…。 母になった今は、当時の母に謝りたくなる。 お母さん、心配かけてごめんね。 母と私とポンタは浜松まで無言だった。
>> 63
ありがとうございます🙏
そうなんですね。
歴史が有りすぎて、同士になったり、毛むくじゃらの長女だったり、尻尾のある本妻さんだったりしました。
幸せだったのか分かりませんが、最後まで書いてみます。
最後の一秒まで一緒でしたから。
- << 68 ポンタちゃん女の子だったのですね😺 うちのはロンタ♂といいます。 ポンタちゃんと一字違い。 彼氏さんの事とても辛くて更新を促す事は出来ませんでした… 本文で今はくまくたさんにお子様がいらっしゃることが分かっていたので、気持ち救われています。 彼氏さんの壮絶な最期をきちんと看取られて…なんと言葉をかけたら良いか分かりませんが、 これからも読ませてください🙇
>> 60
彼と、どの位一緒にいたんだろうか…。
朝の光がしっかりと病室に入ってきて彼の顔を照らした。
そして、彼は安置所に連れて行かれた。
私は…
ポンタは私の気持ちがわかってか、新幹線に乗るまで静かだった。
流石に、新幹線のなかはGがかかるのか、不安げな声を出した。
母が大判のスカーフをかけてくれた。
そのせいか、静かになってくれた。
ポンタのペットキャリーケースは籐で編んであり、光や音が入ってきてしまう作りだった。
カゴを抱きながら、流れていく景色をみていた。
いつもと同じ東京駅から品川、新横浜、…
彼が居なくなっても、地球は廻る。
彼が居なくなって、ポンタと二人きりになっても時間は流れ、明日は来る。
当たり前のことなのに、それが悲しく切なく、涙が止まらなかった。
涙を、ただただ流し、猫を抱きながら景色を眺めていた娘を、母はどう思っていたのだろう…。
母になった今は、当時の母に謝りたくなる。
お母さん、心配かけてごめんね。
母と私とポンタは浜松まで無言だった。
浜松に着くと、心配して父が車で迎えに来てくれていた。
いつもは、実家に帰るのは嬉しい時間で、改札にいてくれる父や母の顔をみる瞬間は心躍った。
この時は、辛かった。
本当に、辛かった。
車に乗ると、ポンタは車が嫌いなせいか鳴き出した。
泣いているように感じた。
来たこともない、知らない場所。匂い。怖いに違いない。
ポンタが不憫で不憫で、青山に戻れるなら戻りたかった…。
でも…もう、あの小さな家には帰れない。
ポンタをなだめながら、実家に帰った。
実家では下の弟が心配していた。
用意してもらった部屋に入り、ポンタを放した。
実家には先住猫がいた。
当時、二十歳くらいの猫。
白いペルシャのハーフ。おばあちゃんだった。
この子がポンタをいじめるように、なっていく…。
>> 64
ありがとうございます🙏
そうなんですね。
歴史が有りすぎて、同士になったり、毛むくじゃらの長女だったり、尻尾のある本妻さんだったりしました…
ポンタちゃん女の子だったのですね😺
うちのはロンタ♂といいます。
ポンタちゃんと一字違い。
彼氏さんの事とても辛くて更新を促す事は出来ませんでした…
本文で今はくまくたさんにお子様がいらっしゃることが分かっていたので、気持ち救われています。
彼氏さんの壮絶な最期をきちんと看取られて…なんと言葉をかけたら良いか分かりませんが、
これからも読ませてください🙇
- << 70 ロンタくん! ああ、かわいいですね。 一字違いでも、生きている子がいる…。嬉しいです。 涙出ちゃいました。なんでか、嬉しいです。 今夜、書けるだけ書きました😃
先住猫の名前は、麻呂。
うちは代々猫は、麻呂だったから。
けれど、この子は私が小学生の三年生の頃、貰われてきた。
当時、私は28歳。
恐ろしく長生きだった。
百戦錬磨の彼女は気が荒く、扱いにくい猫だった。
ポンタが来た頃は、ボケ始めていて、家中あちこちオシッコをしてしまったりしていた。
が…。
ポンタが来たことで、麻呂は怒ってしまった。
あんなに、ヨロヨロしていたのに、逆にピンシャンしてきた。
何かにつけて、威嚇されたり、猫パンチされたりと、攻撃してくるので、目が離せなかった。
私は、基本仕事は自宅でして、提出してギャラをもらうデザイナーだった。
幸いに家にずっと居られたから、ポンタのことばかり気にしていた。
それでも、ある日、事件は起きた。
麻呂は、美しい白い猫だった。
若い頃から雄猫を引き連れ歩いていた。
猫は交尾については、女性上位の世界。色んな毛並みの子猫を昔は産んでいた。
テリトリーも広く、家からかなり遠くの場所で彼女をみたこともある。
ハンティングも確かな腕だった。
ネズミが出る家が近所であると、彼女が呼ばれた。
連れて行くと、匂いで判るのか、家の中にお邪魔したかと思うと数分後には、獲物を加えて出てきていた。
以前、柿の木から屋根に飛び移り、雀や椋鳥など捕まえているのをみたことがある。
素晴らしい跳躍だった。
しかし、獲物は大抵、人の目の付くところに置かれた。
小学生や中学生のころはイヤだったものだ。
向かうところ敵なしの彼女も歳をとり、すっかり油断していた。
私達が実家に帰った頃は2月。
彼は桜がみたいと行っていたが、満開の桜をみることなく、亡くなった。
2月は寒く、麻呂は歳をとって辛そうだった。
私は、彼女に猫用のホットカーペットを買ってやり、箱に入れてやっていた。
箱はリビングのソファに置いてあった。
下を歩くポンタには見えない位置のはずだった。
しかし、ある時、ポンタが箱に気が付いた。
ポンタは何気なく箱を覗こうと、ソファに手をかけたその瞬間だった。
麻呂が怒りに震え、真っ赤な口を開け、ポンタに飛びかかった。
私は、アッと思ったが手が出なかった。
話は変わりますが…
日記の枠に書いたので、書かせてください。
今日は、ポンタの月命日。
こうやって毎月毎月、月命日にポンタを想うのかと思うと辛い。
彼の月命日も毎月毎月想っていて…
月命日が、増えていく…。
今夜はお線香をあげて寝ようと思う。
未だにお皿もトイレも片付けれないでいる。
キャットタワーにポンタの絵を描いた額を飾り、夫婦でお線香をあげた。
最近、掃除すると、どこからか、ポンタの爪が出てくる。
毎日、掃除はしてるのに、出てくる。
夜中に、誰もいないはずのリビングに気配を感じたりする。
ポンタがどこからか出てきそうな気がしてしまう。
今頃、ポンタ、どこにいるのだろう。
- << 87 きっと、くまくたさんのそばにいると思います。 辛い時、寄り添ってくれる子だから。 今日はロンタの誕生日です。 誕生日って言っても、ノラの子を里子で引き取った子なので、推定生まれ日から私が決めただけですが… 大好物のササミをあげます。 爪や毛はしばらくうちにありますよね。 私が短期で入院してた時にロンタの毛が荷物から出てきて…それだけで癒やされたりしました。 文面からくまくたさんの愛情感じます。 ポンタちゃんくまくたさんから愛情たくさん受けてすごく幸せな子です。
ポンタはその時、完全に固まっていた。
麻呂の牙が、ポンタの首に刺さると思った瞬間、弟の腕が差し出された。
間一髪だった。
麻呂は怒って出ていってしまった。
ポンタはびっくりして、走って二階に逃げてしまった。
弟の腕から血が出てきた。
消毒して絆創膏を貼った。
「アイツ、本気噛みしやがった」
弟は笑っていた。
麻呂は弟を気に入っていて、弟も麻呂を可愛がっていた。
その日以来、麻呂は家出してしまい、父と母の家には帰ってこなかった。
実家は敷地が広かった。
敷地には、祖父祖母の家の母屋と、父母の家があった。
さらに、ガレージ。
庭も築山があって広い日本庭園だ。
麻呂は、元々母屋で育った。
弟たちも一緒に母屋で育った。
彼らが小学生三年生のころに、父母の家が敷地に建てられた。
弟に懐いていた麻呂は、弟と一緒に引っ越してきたのだった。
しかし、その弟も大学生になり、一人暮らしをはじめて休みしか帰ってこなくなっていた。
麻呂はポンタに怒り家出して、子猫の頃、面倒をみてくれた祖母の家で暮らすようになった。
弟とは、後々あの事件の時の話しをよくした。
「ポンタ、危なかったね。あの麻呂に本気で噛みつかれていたら、首の骨折れそうだよね」
「そうだよね、完全にポンタ固まっていたしね。」
「俺の手、しばらく痛かったよ。
あんなにマジ噛みされたのは初めてだったな。
麻呂、本気だったよ。」
ビクビクしていたポンタだったけども、麻呂が居なくなって、のんびり暮らすようになっていった。
よく、私の部屋の窓から外を眺めていたっけ。
彼を亡くして毎晩泣いている私を、よく顔をのぞき込んできてくれたりした。
ポンタを私の部屋だけじゃなく、リビングにも居場所を作ってあげたかった。
大きな天井まであるキャットタワーを注文した。
汗をかきながら組み立てると、周りをウロウロして匂いを嗅いでいた。
しばらくすると、箱型のハウスのような空間に入って顔だけ出した。
もの凄く愛らしくてたまらなかった。
キャットタワーのおかげで、みんなのいるリビングにもポンタはよくいるようになった。
リビングで、ポンタが楽しそうに上下するのは、眺めているだけで心が癒された。
彼が居ないことが耐えきれずに、夜中まで飲めないお酒を飲んでいた。
一人が辛かった。
ポンタだけが心の寄りどころだった。
自分は、一人になってしまったけれど、ポンタに家族を作ってあげたかった。
ポンタが家に馴染むのを待ちながら、ヒマラヤンの繁殖している人に相談をしていた。
自分はまだ誰ともつきあう気にはなれなかった…。
- << 83 落ち着いた生活が続いた。 ポンタのクリーム色の毛が、風にふわふわとなびく、気持ちよさそうに目を瞑る。 庭のないマンションや家で暮らしていたポンタには、庭の存在は、気持ちのいいものだったようだ。 茶色い太いもこもこの前足をグッと伸ばして、くつろいでいる。 風の匂いを嗅いでいるのか、時々、茶色い鼻先をクンクンさせている。 時々、家の敷地から脱走したりした。 追いかけると、不思議そうに、隣の塀の上に座っている。 青い瞳がキラキラ光っていて、可愛かった。 私は、蜘蛛の巣だらけになりながら、追いかけた。 ポンタは素早いのに、ドジな所もあって、塀から落ちかけたりして、微笑ましかった。
どうもこんばんは。
私も先月、私の猫を亡くしました。
白血病でした。生まれてからまだ4年半くらいしか経っていませんでした。
あのこは、子猫の頃(両手の平に乗せられるくらい小さい頃)、ビニール袋に入れられ、どこかに置き去りにされていました。
(それでも、うちに来てくれた運命を私は嬉しく思います。あのこにとっても、そうであったと願いたいです。)
あのこは、黄色の毛の(太陽の光でオレンジ色に輝く)、フワフワで柔らかい長い毛並みを持った猫でした。
ピンクの鼻も、ピンクの肉球も、大きな耳も、ぶっとい前足も丸くて大きな目も、リスみたいに膨らんだ頬っぺたも、大きな丸い顔も可愛い声も、私の足の上に頭を乗せて寝そべる可愛い姿も大好きでした。
うちに連れて帰ってきて、あのこの後足が悪いのを知りました。
あのこは這って歩いていました。トイレにいくのにも這って歩いていました。偉いこです。どんなに足が悪くてもちゃんとトイレにいって用をたしていました。
足が悪いから、前の飼い主があのこを放置したのでしょうか。あのこの足は何かに潰されたみたいに、骨折していたみたいでした。
その後、足は大分よくなりましたが、後足を触られるのはそのあともずっと嫌っていました。
私にも、あのことの色んな思い出があります。
でも、最後にどうしてもっと一緒にいてやれなかったのか後悔でいっぱいです。最後の前日も。あのこは私にずっと一緒にいてほしがってたけど、私はそれに気づかなかった。無視してしまった。あのこはあの時、もう既に苦しい思いをしていた。それに気づかなかった。本当に後悔でいっぱいです。
あのこが最後にあれだけ苦しんで逝かなければならなかったことも、私は納得がいきません。
自分のことばっかり書いてすみません。
やっぱり大事な存在がいなくなるって辛いですね。
私のスレの、『私のもとへやってきた、私の心の一部が失われた』ってレスは、このこの事です。
>> 78
彼が居ないことが耐えきれずに、夜中まで飲めないお酒を飲んでいた。
一人が辛かった。
ポンタだけが心の寄りどころだった。
自分は、一人にな…
落ち着いた生活が続いた。
ポンタのクリーム色の毛が、風にふわふわとなびく、気持ちよさそうに目を瞑る。
庭のないマンションや家で暮らしていたポンタには、庭の存在は、気持ちのいいものだったようだ。
茶色い太いもこもこの前足をグッと伸ばして、くつろいでいる。
風の匂いを嗅いでいるのか、時々、茶色い鼻先をクンクンさせている。
時々、家の敷地から脱走したりした。
追いかけると、不思議そうに、隣の塀の上に座っている。
青い瞳がキラキラ光っていて、可愛かった。
私は、蜘蛛の巣だらけになりながら、追いかけた。
ポンタは素早いのに、ドジな所もあって、塀から落ちかけたりして、微笑ましかった。
ポンタは3歳になっていた。
もう、立派な大人の猫だ。
発情期になると、大きな声で、男の子を誘う。
庭に、何匹も如何にもワイルドなキャットが集まってきていた。
戸締まりはしていたけれど、不安だった。
そこで、ヒマラヤンのキャッテリーに連れて行ってみた。
避妊手術も考えたが、一度でも、ポンタに子供を産む喜びを感じさせたかった。
それに、実家の犬が乳ガンになっていて、使わないと癌になると先生に言われて産ませたかった。
しかし、ポンタはキャッテリーでは上手くいかなかった。
仕方なく、ポンタを買ったショップに相談してみた。
店員さんはいい人で、シャンプーなどお世話になっていた。
浜松に帰ってからは何かと電話していた。
結局、新しい男の子を買うことにした。
浜松のキャッテリーで売っていた、ブルーポイントの男の子。
真っ白な体に、耳と鼻先と手足に尻尾がロシアンブルーのグレーだった。
手のひらに乗るほどの可愛い子だった。
名前は、ポンタに合わせてセイタ(青太)にした。
まだ、一人でオシッコやウンコも出来ない子で、温かいガーゼでお尻を刺激してやって、やっと出してくれた。
あんまり可愛がると、ポンタが嫌な顔をしているし、難しかった。
それでも、電話の受話器より小さいセイタは可愛かった。
母にセイタはよく懐いた。私にはあまり懐かせないようにしていた。ポンタのために。
血統書をみてみると、セイタの母親の毛並みはポンタと同じシールポイントだった。
セイタはポンタによく懐いた。
母親のように感じていたのかもしれない。
- << 91 セイタは、みるみるうちに大きくなった。 一年たたずで、立派な雄になった。 お父さんがチャンピオンだっただけあって、長くたっぷりな毛、大きな瞳、大きな頭、がっしりした体、顔はシーサーのようで凛々しい子だった。 ブルーグレーの毛と真っ白の毛のコントラストと深い蒼の瞳のマッチングがたまらない。 私は、こんな立派な雄なら、ポンタも気に入ってくれると思っていた。
>> 73
話は変わりますが…
日記の枠に書いたので、書かせてください。
今日は、ポンタの月命日。
こうやって毎月毎月、月命日にポンタを想うのかと思…
きっと、くまくたさんのそばにいると思います。
辛い時、寄り添ってくれる子だから。
今日はロンタの誕生日です。
誕生日って言っても、ノラの子を里子で引き取った子なので、推定生まれ日から私が決めただけですが…
大好物のササミをあげます。
爪や毛はしばらくうちにありますよね。
私が短期で入院してた時にロンタの毛が荷物から出てきて…それだけで癒やされたりしました。
文面からくまくたさんの愛情感じます。
ポンタちゃんくまくたさんから愛情たくさん受けてすごく幸せな子です。
主さんこんばんは。
家はもう少しで愛猫を亡くしそうです。
病気は糖尿病の腎不全です。
12年連れ添った家族を失うのはとても辛いです。
愛猫は今でも頑張って病魔と戦っています。
痛々しくて見ていられません。
それでも沢山の思い出をくれた、かけがえのない存在です。
ところが…
見た目は凛々しく、力持ちなセイタだが、性格は優しい子だった。
鳴く声は、それはそれは美しい鈴を鳴らすような高い声だった。
「にゃ、ああああああん❤」
可愛い声でポンタを追いかけるセイタ。
しかし…強烈は猫パンチを繰り出すポンタ。
発情期になっても、全くダメだった。
仕方がないので、キャッテリーにポンタを預けてみる。
しかし、キャッテリーの子にも、強烈ポンタパンチをしまくっていることが判明。
私が思っているより、ポンタが猫に対して性格がキツい子だと気が付いた…。
無理ですねと、キャッテリーから帰されてきて、払ったお金も不成立で返ってきた。
やはり、セイタに頑張ってもらうしかない…。
- << 100 セイタは頑張ってくれた。 どんなにどんなに嫌がられても嫌がられても、ポンタに愛を求愛した。 何度もポンタに殴られていた。 時々、部屋を別にして落ち着かせたりしていた。 セイタはポンタが好きで好きで仕方ないようだった。 ポンタ、4歳 セイタ、1歳 二匹とも、若かった。
主さんおはようございます。
レス有り難うございます。
家の愛猫は一昨日の朝逝きました。
病魔と戦っている間は苦しそうにしていたけど、死に顔は安らかに見えました。
もうじき楽になれると悟っての事だと思います。
病院で一週間入院させていました。
一度だけ心停止しましたが獣医さんの懸命な治療で息を吹き返した後、家族の元が一番良いと言う事で家に連れて帰って来ました。
愛猫は沢山の思い出をくれました。
思い出ばかりが詰まって亡くなった後も生きてた頃のクセが出てしまい探してしまいます。
- << 96 一昨日ですか。 お辛いと思います。 同じです、私も探してしまいます。いるわけもないのに。 猫は不思議な動物だと思います。 ペットでありながら、まるで人間と暮らしているような独立した精神性を感じます。 そのせいか、家の中に彼女がいないのが、私には堪らなく辛いです。
家の愛猫は「永遠」と言う名前です。
長生き出来る様に願いを込めてつけました。
永遠の事を心から愛していた、永遠も家に来て幸せだったと思いたいです。
ポンタちゃんも主さんのそばに居られてとても幸せだったと思います。
この悲しみからいつの日か乗り越えられると信じたいです。
そして、生まれ変わった永遠ともう一度再会したいです。
くまくたさん、はじめまして。
最初から一気に読んでしまいました。
涙が溢れて仕方なかったです😢
こんなにお辛いお話を聞かせて下さってありがとうございます。
今年の2月に17年連れ添った愛猫を4月には13年連れ添った愛猫をそれぞれ見送りました。
17歳の彼女は乳ガンでした。
その後、後を追うように13歳の彼は突然死でした。
10年前には父をガンで亡くしてます。
ポンちゃんの事もくまくたさんの彼の事も他人事には思えず、自分と重なります。
私はだいぶ時間が経ちましたが、未だに寂しくて胸が詰まります。
そろそろお骨を埋葬しようと考えてます。
いつか悲しみが癒えた時、本当のお別れが出来ると思ってます。
だから一生懸命に生きようといつも思ってます。
くまくたさんのスレッドに出逢えた事を感謝します。
ありがとうございました🙇
これからも負けないでどうか頑張って下さい。
>> 98
レスありがとうございます。
どうにも、悲しくて悲しくて、とてもやりきれない。
それで、スレ立てしました。
彼がくれた子が律儀に同じガンでいくなんて…。
何か出来なかったのか…
せめて彼女の歴史を書いてあげたくて書いてます。
長く大事に飼われていたのですね。
素晴らしい年数で尊敬します。
しかし、突然死の子、寂しかったのでしょうか…猫でもあると思うので切ないです。
お父様、お辛かったですね…看病してもしても、命が手の隙間から砂のように落ちていきますよね。
ガンの看病は本当に辛いものです。
- << 102 くまくたさんレスありがとうございます。 お気持ち良く分かります😢 私は亡くなった直後よりじわじわと今、色々闘病中の事を思い出しては、胸が痛くなります。 ガンの闘病は動物も人間も関係なく辛いものですよね…。 くまくたさんは本当に素晴らしいです。 そしてとてもお優しい方ですね。 更新、ご無理のない様お続けになって下さい。 ずっと見守らせて頂きます。 それから動物も亡くなった子の後を追う事は珍しくないようです。 もっと気をつけてやれば良かったと… 今更後悔しても仕方ないですか、色々考えてしまいます。 一緒にいた月日が長かったのでその分、寂しさが募ってしまうのでしょうか… 今は感謝の気持ちで一杯です。 出逢えた事に感謝です。
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話しは全く違うけど、透明なアクリル板を10枚くらい重ねて分厚くしたら、…(匿名さん0)
500レス 3752HIT 匿名さん -
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🌵🌸俳句を作ってみよう🌷🪴
おはようございます。 ビタです☆ >一句 ゆるゆると …(ビタ)
8レス 290HIT 豆たろう
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