まさか今日死んでしまうなんて
一昨日、愛する猫、ポンタが亡くなりました。
まさか…今日死んでしまうなんて思わなかった…
今朝も出してあげた缶詰めが気に入らなくてレトルトが出るまで餌皿の前に座り込みしてたのに。
季節的に埋葬を早くする必要があり、、しかし子供が火葬は嫌がり、悩んで育児板にスレを立てました。
皆さんにお世話になり、無事埋葬は終わりました。
まだまだ心が整理出来ません。
整理をつけるためにも、12年のポンタとの生活を綴って行こうと思います。
新しいレスの受付は終了しました
うちにも11歳、10歳がいます。
😺ちゃん残念でしたね😢
私も居なくなったら、どうしようか?と思っています。(気持ち的に)
2匹共に年が近いので続けてだと…私もですが…私の現在 小学生の子供が落ち込んでしまいそうで…😥
子供が産まれた時から😺のいる生活なので、子供自身 想像もつかないと思います。😔
ご愁傷様でした🙏
- << 8 やっと、レスにレスする気持ちになりました。 レス、ありがとうございます。 11歳10歳と上手に飼われているのですね。 私はちゃんと飼えませんでした… 多分、二人の子供の出産、二歳違い育児など、手一杯でポンタの後半人生は大事にお世話出来てなかったと思います。 悔やまれてなりません…。 お子さん達、心配になりますよね。 うちは号泣でした。それが更に私を辛くしました。 子供を悲しませているのがたまりませんでした。 明日、ポンタをつれて帰らずに家に帰るときに、また子供たち泣くのではないかと辛いです。 ゲームやアニメの影響でしょうか? 「いつポンタは生き返るの?」と聞かれるのも悲しいです。 ありがとうございました。
自分も1年ちょっと前に、当時の彼女と一緒に居た🐱がお星様になりました…
彼女と別れてからは、彼女と一緒に暮らしてたので、突然の連絡の時、こころが詰まりました…
どこか、自分の子供のように思っていたので、辛かったです…
🐱も他の家族も、自分等よりも先にお星様になってしまいますが、ずっと忘れる事はないです😢
主さんも、気をしっかり持ってくださいね✨
でないと、🐱が悲しむので…
長文、m(_ _)mです…
- << 13 レスありがとうございます。 彼女の猫ちゃん悲しかったですね。 うちの主人もポンタとセットの私と結婚したので、ポンタがいないことが不自然だそうです。 辛いです。いつも居たベランダの端や、お風呂場のドアの裏側など、ついつい覗いて泣けてきます。
やっと、埋葬が終わり、今夜最後のお線香をあげた…。
ポンタ、お休み。
毎晩、頭を撫でて言っていた。
それから寝ていた。
これからは、心の中で言うだろう。
デジタルフォトフレームを買って、ポンタの写真をポンタがいつもいた所に置いておきたい。
火葬にして、家の中に大事に仕舞おうとも悩んだけれど…諦めた。
主人が、骨を抱いてポンタポンタなんて辛くて言えないと言うから。
確かにふわふわのシルクの手触りだったおでこがポンタって実感できる。
ポンタはヒマラヤンのシールポイント。
いわゆるペルシャとシャムの掛け合わせの種類。
長毛種でありながら、可愛いブラウンとクリーム二色の猫だった。
今も目を瞑るとポンタが浮かぶ。
いつも、目の端にポンタが映り、家ではそばにいるのが普通だったから、今どこにもいないのが本当に信じられない。
ポンタに、はじめて出会ったのは、六本木のペットショップだった。
当時付き合っていた彼が、癌になった。信じられなかった。
とうとう、手術をすることになった。
彼は自信が無かったのかもしれない。
俺の代わりになるようにと、ペットを買いにショップに行った。
ショップに行ってみると、希望の長毛種は店頭にいなかった。
小さな頃から、いつも猫が家にいた私にとって、猫は自然だった。
そして、短毛種ばかりだったから、長毛種は憧れだった…。
お店の人に聞いてみると、風邪を引いていて少し大きい5ヶ月になっている子猫なら奥にいると言われた。
奥から連れて来られたポンタは、プルプル震えて、鼻水を垂らし、可愛いくしゃみをしていた。
彼は、ポンタの魅力にやられ、俺が買わねば誰が買うと、あっという間に購入を決めた。
今もレジの瞬間を覚えている。
半額にお店はしてくれて、一通りの猫グッズはくれた。
あの時の、ふわふわで震えるポンタが忘れられない…。
彼と私は、赤坂の裏手の小さな五階立てのマンションに住んでいた。
エレベーターもない、階段のマンションの五階の部屋。
はじめて部屋に入れるときは、ケージに入れて少しずつ慣らしてくださいと言われていた。
しかし、ポンタは怖いもの知らずで手から離れ、いきなり臆することなく、部屋の中を走り回った。
あれ?本当に風邪っぴき?
とビックリするくらい元気だった。
今思えば、うれしかったのかな?
走り回るポンタは本当に可愛かった…。揺れる小さなフワフワのブラウンの尻尾が今も鮮明に目に浮かぶ…。
- << 14 ポンタは彼によく懐いた。 膝に乗ったり、足にまとわりついたり… 本当に小さくて可愛かった。 しばらくはポンタと楽しい時間を過ごした。 彼は癌の治療の為に会社を一時休んでいた。 私は、やっとデザイナーとして事業者届けを出して独立した。 長い検査入院の後、彼は癌の手術をした。 手術は成功、放射線と抗がん剤治療になった。 ポンタは元々ショップで半年くらいの子猫だったから、3ヶ月後には成猫に近くなっていた。 彼の癌の看病に自分の独立、忙しくてポンタの子猫時代をあまり味わうことなく過ぎていった。 もっと、写真を撮っておけばよかった…。 後悔ばかりが胸を突く。
ポンタを亡くしてから、毎晩寝られない。
今夜も寝られない…。
ついつい後悔の思いがぐるぐる廻る…。
あれもしてあげればよかった。
これもしてあげればよかった。
あれをしていたら、早く病気が見つかったんじゃないかとか…。
今更、仕方ないことなのに、後悔ばかりで辛すぎる。
思い出の部屋には辛すぎて暮らせない。引っ越したくなる。でも…思い出の部屋から出るのも辛いだろうな。
ポンタが来た頃を、思い出して、少しずつ書いていきたい。
>> 1
うちにも11歳、10歳がいます。
😺ちゃん残念でしたね😢
私も居なくなったら、どうしようか?と思っています。(気持ち的に)
2匹共に年が近い…
やっと、レスにレスする気持ちになりました。
レス、ありがとうございます。
11歳10歳と上手に飼われているのですね。
私はちゃんと飼えませんでした…
多分、二人の子供の出産、二歳違い育児など、手一杯でポンタの後半人生は大事にお世話出来てなかったと思います。
悔やまれてなりません…。
お子さん達、心配になりますよね。
うちは号泣でした。それが更に私を辛くしました。
子供を悲しませているのがたまりませんでした。
明日、ポンタをつれて帰らずに家に帰るときに、また子供たち泣くのではないかと辛いです。
ゲームやアニメの影響でしょうか?
「いつポンタは生き返るの?」と聞かれるのも悲しいです。
ありがとうございました。
12年 寿命の粋とは言え早いお別れですね😢 私も心を引き裂かれる様な悲しみでした。立ち直るのに一年かかりました 今家にいる猫はチンチラペルシャ17歳
いつか必ずお別れが来る
それを考えると勝手に涙出ます
主さんのスレを最後まで読ませていただきますね
今はどんな言葉も慰めにはならない事を分かってます
- << 11 レスありがとうございました。 17年…長いですね。羨ましいです。 うちも、せめて後三年、いや出来たら五年生きていてほしかった。 実家のペルシャは24年生きていたので、凄くうちの子が短命に感じます。 先程、実家から帰ってきて、部屋に出迎えてくれるはずの子がいないのがたまらなく辛かったです。 何をどうしても辛いです…。 主人とポンタのいない部屋に帰るのが嫌で近くのマクドナルドに行きました。 こちらのレスを読んで癒されました。
>> 6
彼と私は、赤坂の裏手の小さな五階立てのマンションに住んでいた。
エレベーターもない、階段のマンションの五階の部屋。
はじめて部屋に入れる…
ポンタは彼によく懐いた。
膝に乗ったり、足にまとわりついたり…
本当に小さくて可愛かった。
しばらくはポンタと楽しい時間を過ごした。
彼は癌の治療の為に会社を一時休んでいた。
私は、やっとデザイナーとして事業者届けを出して独立した。
長い検査入院の後、彼は癌の手術をした。
手術は成功、放射線と抗がん剤治療になった。
ポンタは元々ショップで半年くらいの子猫だったから、3ヶ月後には成猫に近くなっていた。
彼の癌の看病に自分の独立、忙しくてポンタの子猫時代をあまり味わうことなく過ぎていった。
もっと、写真を撮っておけばよかった…。
後悔ばかりが胸を突く。
ポンタは、入院してしまった彼の代わりに私の側で暮らしてくれた。
パソコンで仕事をすれば、キーボードに乗っかってきた。
新しい荷物がくれば箱に必ず入って遊んだ。
可愛くて可愛くて仕方なかった。
寂しいはずの私の生活が楽しくなった。
ポンタは、彼の癌で打ちひしがれていた私に、そっと寄り添ってくれた。
何物にも代え難い存在になっていった…。
ポンタが長毛の種類だからなのか、よく下痢をしてしまうとウンチをお尻につけてしまい、辺り一面ウンチだらけになった。
嫌がるポンタを綺麗に洗った。
何度か、小さいうちはやらかしていた。一歳過ぎても何回かしていた。
世話をかけられればかけられるほど、可愛くて仕方なかった。
一度も、ポンタには怒鳴ったり、叩いたりしたことは無かった。
どうしても出来なかったし、したくなかったから。
何をされても、可愛くて仕方なかった。
ポンタは、ショップでは風邪を引いていたけれど、
うちに来てからは風邪知らずで健康だった。
その頃は、月に一度はシャンプーに出していた。
今思えば、嫌に違いないのに、よく我慢してくれたと思う。
シャンプー仕立ては、ただでさえ、シルキーな手触りな毛並みがさらにシルキーになっていた。
フワフワがふわっふわになっていた。
その、シルキーな毛並みは、亡くなる寸前まで、変わることは無かった。
シャンプーされてくると、可愛いリボンを、いつも頭に付けてもらって帰ってきていた。
ポンタはそのリボンが嫌いで、帰ってくると直ぐに後ろ足でリボンを無理やり取ってしまっていた。
シャンプーは、買ったショップで、出張のトリミングもしてくれていたのでお願いしていた。
そのために、動物移動用の扉付きの籐のカゴを買った。
今も、捨てられずにそのカゴはある。
最後、腹水を抜くために、嫌がるあの子をカゴに入れた時、本当に辛かった。
まさか、シャンプー用に買ったカゴで、あんなことのために使うことになると思わなかった。
彼の癌は食道癌だった。
手術は成功したはずが、放射線と抗がん剤治療で彼はどんどん痩せていった。
一時的に、退院出来たときに、彼は家を買った。
彼は本当は全国旅行に行きたかったみたいだけれど…。
ポンタを置いては行けないと思った。
新しい家は乃木坂だった。
ちょうど桂由美のブライダルビルの横から墓地方向に奥へ入ったところの小さい中古の一軒家。
中はリフォームして暮らした。部屋は二つしかない。
古い家を柱だけ残して壁は全部取ってしまった。
一階は、元々企業が小さなショールームにしていたようだった。
家具は当時のものが置きっぱなし、ガラスは大きなハメ殺しで、ドアは海外の鉄の扉だった。
ポンタ、一回目のお引っ越しだった。
ポンタは新しい家にすぐに慣れた。
新しい家でポンタは一歳になった。
二階建てで、一階に玄関ドアあけたら直ぐにフローリングで、靴で生活したほうがいいような、お店みたいな部屋だった。
奥にキッチン、隣が洗濯機置き場で、横はスペースがないからユニットバスにしてトイレをまとめた。トイレの横にポンタのトイレも置いた。よくトイレと壁の隙間に寝ていた。
涼しかったんだろう。今もその時の寝ころんでいるポンタの写真が残っている。
二階は、古い木材を手すりにしてもらって、階段の下を収納にした。
二階の部屋は一部屋の板張り。
柔らかい板張りだから、ポンタは走り放題。
爪を立てまくりで、今も傷だらけの床が忘れられない。
彼は、「やったなあ~」と笑っていた。
古いけど、新しい家。
彼がまとまったお金を用意してくれて、二人で選んだ家具。
可愛い猫、描きやすいアトリエ。
幸せだった。
どんなに、時よ止まれと祈ったことか。
カリブ海で水着で結婚式をあげたいと彼は夢を語っていた。
ポンタは、その時も側にいた。
彼は楽器を奏で、私は絵を描いていた。本当に幸せだった。
癌は良くなったように思えた。
彼は旅行に行きたがった。ポンタが心配だったけれど、ペットホテルに預けた。
今思えば、ペットシッターに頼めばよかった…。ごめんね、ポンタ。
旅行に行くために、彼は車を買った。赤いポルシェ911。
旅行先は、伊豆、箱根、富士山、富士五湖だった。
楽しかったけれど、ポンタが気になった。連れていけないことか辛かった。
旅行先では、いつも、ここに彼と来れるのは、これが最後かなと思いながら過ごした。
楽しかったけれど、楽しいだけ辛かった。
心配だったけれど、帰りたくなかった。
今も、忘れられない。
美術館の庭に消えていく彼の後ろ姿。走れば追い付くけれど、歩いていたら追い付かない。このまま、彼は常に私の前を歩いていて、私は常に彼を追いかけ続けるんじゃないかって。
旅行が終わり、ポンタを引き取った。
あんなに帰りたくなかったのに、涙が出るほどポンタが不憫で泣いてしまった。
いつも、いつも、ポンタは待っていってくれたよね…。
旅行先で、接触事故を彼は起こしていた。
今思えば、運動神経のいい彼が運転ミスをするわけがなかった。それが、してしまった。それだけ、癌が進行していたのかもしれない。
旅行から帰ってきて、事故の処理などをしているうちに、彼はまた体調を崩して再入院した。
毎日、仕事を午前中にこなし、午後は彼に面会に行った。
ポンタは彼がいないのが寂しいのか、家のなかをウロウロ探していた。
どんどん彼の体調は悪くなっていった。
日に日に痩せていった。
彼は、病室にキーボードやデジタルサックスを置きたがった。四谷に買いに行って病室に運んだ。
ポンタはトイレットペーパーを転がして遊んだり、花瓶を割ったり、元気いっぱいだった。
ポンタに対して、彼は弱っていく。体重かみるみる減った。
ポンタは、一時帰宅する彼のカバンによく潜り込んでいた。
一緒に病院はいけないんだよ。ポンタ。
そんな無邪気なポンタにどんなに救われたか…。
夜の面会時間が終わると帰らないといけない。
一人で帰る二人の家。
家に帰るとポンタが待っていてくれた。
それが、どんなに救われたか…。
遊んでほしくて、紐をくわえてきて、私をじっと見つめる。
たまらず、紐で遊んであげると凄く喜んだ。
猫パンチの手が本当に可愛かった…。
ポンタ、お母さんはあの時本当に辛かったんだ。
お父さんは、どんどん小さくなって、お母さんは、どうしていいのか分からなかったよ。
ポンタの頭を撫でたり、抱っこしたりしていると安心出来たんだ。
ある日、家族が呼ばれていた。
会ったことのない彼のお父さん。弟さん。
彼は家族と仲が悪く、連絡するわけは無かった。
何故だろう…?
彼は弟が産まれるときに、祖父祖母に預けられたそうだ。
お母さんが迎えに来た時、彼は帰りたがらなかった。
迎えにいったのに、自分に抱きついてこなかった可愛くない子供。
お母さんは二度と迎えには来なかったそうだ。
そして、彼はそのまま祖父祖母の家で育つ。
祖父が亡くなり、祖母が亡くなるときに、祖母は彼の行く末を心配した。
母親に愛されない、勘の鋭い子供…。
秀ぼう。おまえだけが、心配だよ…
口癖のように言っていたそうだ。
しかし、最後の言葉は、
秀ぼう、泣くんじゃないよ。
笑いな!
枕元に親族誰も近付けずに、彼だけを呼んで、そう言ったそうだ。
そして、彼の大事な江戸っ子な祖母は亡くなった。
彼は独りぼっちになってしまった。
彼のお父さんは、当時、銀座松屋の副社長だった。
家は裕福で、市川にお父さんのお妾さんのお屋敷があった程だ。
彼は、麻布の宮大工だった祖父祖母の家から、市川のお妾さんの家に引っ越すことになった。
お妾さんは、病弱でいつも白いドレスのようなネグリジェだった。
優しくて、消えそうな人。
彼は、病弱なお妾さんとは遊ぶわけにはいかず、お手伝いさんと遊んでいたらしい。
時折、見かけるお妾さんは綺麗な人だったと彼は語っていた。
お父さんは、時々遊びに来てくれたけれど、お母さんと弟さんに会うことはなかった。
彼は、私を一度だけ、市川に連れていってくれたことがある。
古いお屋敷だった。誰もいないようだった。
お父さんとよく行ったというラーメン屋さんが残っていた。
細麺の透き通るようなスープだった。
彼が15歳になった時、彼の親は一人暮らしをさせた。
場所は麻布のマンション。
まともに育つわけがない。
中学高校一貫校。男子校で、レベルが高いとされていたけれど、実際は親のお金で遊ぶ友達ばかりが出来た。
高校生になってからは、25歳と偽って遊んでばかりいたらしい。
大学も親の望む大学に彼はいかなかった。エスカレーター式に素直にいれば、大学に行けたそうだ。
就職も親のコネを潰して、レコード会社に就職。その後、音楽を諦めて、親のコネのあった会社に、コネなしで挑戦。
面接で破天荒なことを言って、面白いと就職出来た。
日本最大の広告代理店だった。
一度も、彼は親の望むことはせず、親もそのままの彼を認めることは、なかった。
そんな風に、彼と親の間には深い溝があった。
特に、母親と。
その時も、病院にきていたのは、お父さんと弟さんだった。
病院の先生に、私も呼ばれた。毎日、看病しているのは私だと、先生がお父さんに話してくれたらしい。
籍をまだ入れてなかったから。
先生は、特別面談室に、私を呼んだ。
心臓の音が聞こえる。
先生の口から、年を越せるかどうかと言われた。
耳鳴りがした、頭がガンガン鳴って、涙で視界がぼやけた。
11月だった。街路樹の落ち葉が、カラカラと風に飛ばされていた。
彼には、何も言えなかった。
車椅子で彼を、病院まわりを散歩した。
落ち葉がカラカラと沢山、風に飛んでいく。
落ちていく落ち葉が、高校の頃に、教科書に出てきた「最後の一葉」を、思い出させた。
胸が切れるように、切なかった。
彼の前では、泣くわけにはいかなかった。
家に帰ると、ポンタは、待っていてくれた。
どんなに、辛い思いで看病しても、
可愛いポンタを、見ているだけで、
頭を撫でているだけで癒された。
ポンタの、ふわふわの背中に、自分の涙がポタポタ落ちた。
泣きながら、ポンタを撫でていた。
毎晩、年末まで何日…と数えながら帰った。
帰ると一人、ポンタを抱いて泣いていた。
彼の体重は、どんどん落ちていった。
弱っていくのに、代理店始まって以来の、最年少部長だった彼は、沢山の見舞い客が来た。
代理店の部下から局長、専務、取締役…ひっきりなしだった。
その度、彼は、しっかりしなくては成らず…
疲労は増していった。
そして、彼の体重は20キロにまで落ちていった。
身長175センチの彼が…。
20キロ。
それは、骨と皮と内蔵の重さだけに感じた。
歩くのが何とか出来ているのが、不思議だった。
今も忘れない。
膝よりも、足の方が細かった彼の足を。
毎晩、毎晩、看病が終わると泣きながら帰った。
ポンタが居なかったら、私の方が参っていたかもしれない。
ポンタが居たから、暗い家にも帰れた。
帰れば、出迎えてくれる。
それが、どんなに嬉しいことか…。
まして、それが愛する猫。
夜は最悪な事態を考えないようにして、頭に浮かんでしまう私のそばで、ポンタは寝てくれていた。
ある日、彼は起き上がれなくなっていた。
病院に行き、寝たきりになり、排尿まで管理されている彼の姿をみて、号泣した。
足元が、ズドーンと落ちるような不思議な感覚。
たまらす、しゃがみ込んでしまった。
明け方まで、無理を言って看病させてもらった。
もう…彼は帰ってこられないんじゃないか?
初めて、彼が死んでしまうと思った。
それまで、一度も考えたことがなかった。
明け方、帰り道号泣しながら帰った。
まだ、始発も走ってなかった。
病院を出た所で、足がもつれて、派手に転んだ。
地面に倒れるなんて事は、小さい頃ならいざ知らず、久しぶりだった。
コンクリートの痛さに、子供のように泣きじゃくった。
そして、地面に這いつくばって、慟哭した。
あんなに泣いたのは、あれきりかもしれない…。
だれもいない道
不思議と涙が止まらなかった。
彼の名前と、ポンタを呼びながら、オイオイと慟哭していた。
誰にも見られず、誰にも何も言われなかった。
タクシーも捕まえる元気もなく、虎ノ門から、乃木坂まで、オイオイ泣きながら歩いた。
帰ると明け方なのに、ポンタは起きて、ドアの内側で待っていてくれた。
可愛い顔、つぶらな瞳、暖かい頭、たまらす抱き上げて、泣いてしまった。
私の泣き振りに驚いて、腕から飛び降り、心配そうに見上げてくれた。
ポンタ…ありがとう。
私の状況を知った弟が、母に言ったらしい。
「お母さん、お姉ちゃん自殺しちゃうかもしれない。早く行ってあげて。」
母は新幹線に乗って、乃木坂まで来てくれた。
私が病院に行っている間にもポンタの世話をしてくれた。
ポンタは猫好きなお母さんに、すぐに懐いた。
私も、彼のこともあったけれど、ポンタのこともあったから、ほっとした。
私には、二人の弟がいる。
心配してくれた弟は、長男になる弟。
もう一人、末の弟がいた。
まだ、ポンタが子猫で、彼も一時外出、出来た頃…
末の弟は、高校生で、当時渋谷に興味があって、まだ赤坂にいた私達の部屋に泊まりにきていた。
ポンタは、動物好きな弟に喜び、沢山遊んでもらった。
弟も、初めての長毛種の子猫の可愛らしさに夢中になった。
それから12年後…小さな息子を連れて、埋葬を手伝うことになるとは、思っていなかったろうな…
声をあげて泣いてくれた…ありがとう。
ポンタは、優しい二人の弟にも愛されていた。
毎晩、毎晩、日にちを数えた。
後、7日…後、6日…。
年を越せないと言われていたから、大晦日がくるのが、怖くてたまらなかった。
そして、晦日。
彼は思ったより、元気だということで、一時帰宅を許された。
私は完全に浮かれていた。
嬉しくて、嬉しくて仕方なかった。
思えば、あれは最後の神様と彼からのプレゼントだったのだと思う。
ポンタも私と同じように、彼が家にいることで浮かれていた。
母は帰宅した。
彼が家に帰る。
しかし、末期ガンの彼が、自宅に帰宅するというのは、大変なことだった。
点滴をしながら、モルヒネの座薬を入れなきゃいけない。
ただ、座薬は看護婦さんにしてもらうのを、恥ずかしがって嫌がる彼のために、時間には病院にいき、毎回麻酔クリームを使って、入れていてあげていたから、勝手がわかっていた。
問題は、トイレだった。
トイレも朝も夜も一日中、二時間ごとには連れて行ってあげないと行けない。
転ばせたら終わりだった。
今の彼にとって、転倒、骨折は、命とりだった。
昼間はともかく、夜間の二時間おきは、体が辛かった。
彼の横でうつらうつらしても、二時間おきには起きた。
それでも、彼の側に居られることが嬉しく、このまま時が止まればいいと、あれほど思ったことはなかった。
ポンタは、彼のベッドの隣の猫ベッドで寝ていた。
そんな時も、私達の側にいてくれていたポンタ…。ありがとう。
もしも…
ポンタがいなかったら、お世話をしてもお世話をしても、命の火がみるみる消えていく彼の側にはいられなかったかもしれない。
辛いときほど、ポンタのシルキーなおでこを撫でた。
手の先から、悲しみが消えていくような不思議な感覚だった。
ポンタも、じっと私の顔をみつめてくれた。
まるで、全て理解しているような、不思議な美しい瞳。
この世のどんな宝石より、猫の瞳は美しいと思う。
猫を虐待するような人間がいるようだけど、信じられない。
この美しさに気がついていないのだと思う。
大晦日、ポンタの美しい青い瞳に見守られながら、彼のお世話をした。
あんなに、辛い、そして、幸せな年越しはなかったかも知れない。
時は決して止まらない…
楽しく、体力的には大変だった年越しが終わり…年明け、元旦、帰らないといけない2日がきた。
彼は戻るのを子供のように嫌がった。
病院に聞いてみる。
当然、点滴が足りないからと却下。
辛かった。
本当は、私が彼を家から出したくなかった。
点滴は無情に落ちる…
モルヒネは後一回分…
無常を感じる。
時は流れる、止まらない。
ポンタも彼のバッグに潜り込む。
涙を堪えながら、彼の荷物を詰める私。
「戻りたくないな」
「うん」
「どうせなら、このままお前とポンタといたいな」
「うん…」
その日以来、彼が家に帰ってくることはなかった。
彼がポンタといた最後の日。
今頃、あんなに会いたかった彼にポンタは会ってるのかな…。
お正月の病院は、病院は病院だった…。
バタバタと忙しい。
看護婦さんは尿を集めて回る。
どこからか、酷い咳が長く続く。
病室の窓の隙間から下を覗く。
高い…。
彼が、居なくなったら、ここから飛び降りようか…
一瞬、そんな考えが浮かぶ。
振り返ると、
彼はまた放射線治療でグッタリしていた。
思えば、もう少しクオリティライフを考えて、家にいてもよかった…
そうしたら、ポンタとも居られたのに。
あの時は、治療を止めて諦めることが、若さ故出来なかった。
彼の容態は、どんどん悪くなっていく…
寝たきりになってしまい、臀部の骨の部分が床ずれしてしまう。
ガーゼを張り替えるが、ものすごい痛そうだ。
最近は傷の治し方は変わり、ガーゼではなく特殊なラップのようなクッション性のあるものになった。傷パワーパットのような。
しかし、当時は傷にはガーゼで、毎日張り替えるがあり、傷は全く治るわけもなかった。
そして、とうとう骨が出てきてしまった。人の肉から出る骨をみたのは、あれが初めてだった。
気が狂いそうだった。
愛するたった一人の人が、どんなに看病しても、するばするほど、酷くなっていく。
悪い夢なら醒めてほしかった。
家に帰り、ポンタを撫でてなかったら、発狂していたかもしれない。
ポンタは、当時まだやんちゃで、イタズラをよくしていて、私の心を和ませた。
彼が家を買ったことで、友人がくれた新築祝いの花瓶。
あっさり、ポンタは割ってくれた。
興奮すると、ヒゲが前向きになり、鼻息も荒く、耳を伏せたり上げたり、状態を低くしてお尻を振ってダッシュしたり、可愛かった…。
つい、彼の病院にいく時間なのに、彼が帰ってくるような気がして、ダラダラとポンタと過ごした。
辛かった。。
東京に雪が時折降るようになっていた。
青山一丁目の住所なのに、静かな小さな住宅街で、前の小道に人の足跡は殆どなかった。
どうして、彼は帰ってこないのだろう。
ポンタは、ずっと窓から外を眺めていた。
彼を、やっぱり、待っていたのかもしれない…。
彼は、お酒とタバコが好きだった。
お酒は、何もつまむことなく、ブランデーを飲んだ。
タバコは、いつもカートン買いのヘビースモーカー。
思えば、そんな嗜好も良くなかったのかもしれない。
入院前、タバコは止めてほしくてケンカになった。
入院中も、吸ってほしくなくて、ケンカになった。
私が買ってこなかったら、看護婦さんにコッソリ買ってきてもらっていた。
ありとあらゆるものを買いに、病院の売店に通った。
でも…タバコだけは頑なに買わなかった。
けれど…
そんな私も、最後は彼の好きにさせてあげたくなった。
彼が寝たきりになる前、それでも、立てなくなっていたから、車椅子で、病院を散歩した。
そして、タバコを買って、喫煙所に吸いに行った。
震える手で挟むタバコに、火を付けてあげると美味しそうに吸っていた。
しかし、ある時…
もう自分で吸って火をつけることも出来なくなり、吸えないのに私がタバコをくわえて火を付けた。
彼に、そっとくわえさせる。
「まじーや…」
「え?」
「もう、タバコもまじーや…旨くねぇ」
「…。」
それが彼がタバコ吸った最後の日になった。
そして、私もその日が、タバコに火をつけた最後の日になった。
ある日、病院に行くと…
空気を入れて作るプールマットのようなお布団がベッドの上に乗っていた。
聞くと、床ずれ防止らしい。
効果…あるんだろうか?
彼はこの頃になると、カテーテルを入れられて、痰も定期的に機械で吸われる様になった。
これは、本当に彼が嫌がった。
吸われる時に、苦しくて、よく看護婦さんが来てくれても拒否をした。
「痰を吸わないと、呼吸出来なくなって死んじゃいますよ」
と、脅されても彼は、
「だったら、俺は死んだ方がマシだ。何度も苦しい思いをするなら、いっそ一思いに死ぬ」
苦しみながらも彼は、江戸っ子だった。
そして…
彼は殆ど喋らなくなった。
口の中に口内炎が出来て、水さえ飲めなくなった。
点滴はしていたけれど、彼は喉を潤すことを渇望した。
氷を小さなかけらに砕き、口の端から入れてあげる。
少し、嬉しそうな顔をする。
それが、私には堪らなくうれしかった…。
とうとう…
氷さえ、食べれなくなり、特大の綿棒で口の端を湿らすだけになっていった…
とうとう、彼が危篤になった。
彼の家族は誰もいない。
先生から、延命処置をするかしないか聞かれた。
どうしよう…彼とは、そんな話しはしてはいなかった。
何でも思い切りのいい彼だ。したくないかもしれない。
しかし…家族は誰も来ていない。
彼に最後会いたい家族もいるかもしれない。
私は彼の延命処置をお願いした。
今思えば、しないほうがよかったのか…
けれど何より、私の中で彼が死んでしまう。その事実が受け入れられずに、延命処置を願ったのかも知れない…
人口呼吸器が彼の口にがっちりテープで固定されていた。
悲しいくらい口がゆがんでしまった。
人口呼吸器は、不気味な気になる音をたてていた。
なんで、こんなことに…
昨日の今頃はこうじゃなかった…
危篤になった時を思い出す。
彼が意味不明なことを喋り出して、気を失ってしまった。
慌ててナースコールをする。
心臓マッサージに心臓ショック。
私は病室から出されてしまった。
ああ、彼が死んじゃうかも。
最後くらい、一緒にいたい、と思ったけど、現実にはスタッフに外に出されてしまった。
そして、人口呼吸器…。
彼の意識は、まだ、戻ってこない。
戻ってくるんだろうか?
帰ってきてほしい…
意識が戻った!
けれど…呼吸器で喋れなくなっていること、無残な自分の姿に彼はがっかりしていた。
代わりに、平仮名50音の表を指さしてもらう。
「い・え・に・か・え・り・た・い」
涙が、後から後から溢れ出した。
そうだよね…
ポンタの待つ、あの家に帰りたいよね…
どうして、二人はここにいるんだろう。
ポンタは、一人でどうしているだろうか…
夜になると、癌は体を苦しめる。
とてつもなく痛いはずなのに、彼はただの一度も痛いと弱音は言わなかった。
看護婦さんに、痛いところは言っていただかないと、処置出来ないので言ってくださいねと言われる程だった。
昼間、危篤になってからは、彼の家族が来ていて私の居場所はなかった。
夜間、家族は帰り、彼が苦しむ時間が来る。
だから、私は彼が危篤になってから、夜の間、彼の横で付き添った。
看護婦さん達が、私専用の簡易ベッドを作ってくれた。
彼の腕と自分を結び付けて仮眠した。
何かあったら引っ張るように…
いつ何があってもおかしくなかった…。
怖かった。
寝られなかった…。
意識が飛んでしまう夜は、点滴を自分で抜いてしまうようになった。
だから、夜10時くらいに行くと、彼がぐるぐるに腕を、ベッドの柵に縛り付けられている日もあった。
悲しくて、泣きながら解き、ずっとマッサージしながら、一晩中手を握り続けた。
痩せて、本当に悲しい腕になっていた。
縛り付けられている彼は可哀想でたまらなかった。
人口呼吸器をしていると、口が使えない。
だから、意思疎通には、平仮名表を指さしてもらうしかない。
これが、意外と難しく、ティッシュとか解りづらく、イライラさせてしまった。
本当に苦しくて辛かったと思う。
昼間は仕事をしながら、夜間は病院に通って彼のベッドの横で寝る日々が続いた。
悲しいもので、友達の結婚式があって、二次会の開催を頼まれて企画したりした。
二次会のあと、ドレスで病院に行ったりもした。
彼は寝たり起きたりだった。
今までは起きていて彼とコミュニケーション取りたかったけれど、もう、寝れていることにホッとしていた。
寝れている。
苦しんでいない。
それだけが救いだった。
そして…
忘れもしないあの日。
朝になり、帰るときに不思議な感じがしていた。
彼と離れがたい…。
しかし、彼は億劫そうに、私に早く帰るように手を振った。
その夜…
いつものように、彼の元に行くと、彼は眠っていた。
ホッとする。
彼の手をさすったりしていた。
起きていても、辛いだけだろうから…と思っていた。
ところがしばらくすると、途端に容態が悪くなった。
そして…
スタッフが出入りして、私は一時、部屋から出された。
家族に連絡を入れたことを聞かされ、私は仕方無く、家に戻る。
しばらくすると、いつの間にかウトウトしていたのだろう…
彼が目の前に立っていた。
周りは眩しくて見えなかった。
彼は、痩せていなくて、前のままの顔や髪に戻っていた。
ニコニコしている。が、何も話さない。
私は、ビックリして思わず「帰ってきたんだ!治ったんだね!よかったぁ~。」なんて話していた。
彼はニコニコしたまま、何も言わずに、スーッと光の中に消えていった。
あっ!
待って!
その瞬間、私の携帯が鳴った。
慌てて携帯を取ると、仲良くしていた看護婦さんだった。
「先程、永眠されました」
うそっ。
信じられず、慌てて家を出た。
泣きながら小路を走り、タクシーを捕まえて、飛び乗った。
タクシーの窓の外に流れる明け方の都内の街並み。
看護婦さんから言われた言葉がぐるぐる頭を回る。
「すぐに家族の方はみんな帰られてしまって、○○さん、独りきりなんです。いてあげてください」
早く、早く、行ってあげなくては…
一人にはしておけない…。
窓の外の景色が、ぼやけて流れていく。
あの、朝もやの青い東京の風景…忘れることは一生ないだろう。
おつりも貰わず、タクシーから慌てて降りた。
いつもの通い慣れた病院。
まるで違う病院に見えた。
エレベーターで病室に急ぐ。急ぐ。
病室に、入ると、彼だけがいた。
静かだった。
うるさかった人口呼吸器も無くなっていた。
彼に、飛び付いて泣いた。
泣いて、泣いて、泣いた。
彼の頭にむしゃぶりついて泣いた。
どうして、どうして…。
頭は、まだ温かく、それが彼の死を受け入れがたいものにした。
手も柔らかく、マッサージを沢山した。
口元が、人口呼吸器で歪んだままだった。
あんまり悲しかったから、口元を直して綺麗にしてから、バサバサの唇にもリップを塗った。
まるで、ただ、寝ているように見えた。
しかし、亡くなった人の顔を綺麗にする。
それは、本当に悲しい悲しいことだった。
私が直さなかったら動かない。
確実な死を、自分の手先から、ひしひしと感じる行動だった…。
涙をボトボト落としながら、彼に、自分は、彼の二倍生きることを誓った。
彼と、どの位一緒にいたんだろうか…。
朝の光がしっかりと病室に入ってきて彼の顔を照らした。
そして、彼は安置所に連れて行かれた。
私は法的に家族ではないということで、居られず家に帰った。
家に帰り、母に手伝ってもらいながら、荷物をまとめて、必要な物だけ運んだ。
権利書は弁護士さんに彼が渡してある。
きっと最終的に家族の手に渡るのだろう。
もう、二度とこの家に帰れない…
そう思ったら悲しくて悲しくて、家のあちこちをカメラに収めた。
ポンタだけをカゴに入れて、泣きながら実家に連れて帰った。
- << 65 ポンタは私の気持ちがわかってか、新幹線に乗るまで静かだった。 流石に、新幹線のなかはGがかかるのか、不安げな声を出した。 母が大判のスカーフをかけてくれた。 そのせいか、静かになってくれた。 ポンタのペットキャリーケースは籐で編んであり、光や音が入ってきてしまう作りだった。 カゴを抱きながら、流れていく景色をみていた。 いつもと同じ東京駅から品川、新横浜、… 彼が居なくなっても、地球は廻る。 彼が居なくなって、ポンタと二人きりになっても時間は流れ、明日は来る。 当たり前のことなのに、それが悲しく切なく、涙が止まらなかった。 涙を、ただただ流し、猫を抱きながら景色を眺めていた娘を、母はどう思っていたのだろう…。 母になった今は、当時の母に謝りたくなる。 お母さん、心配かけてごめんね。 母と私とポンタは浜松まで無言だった。
>> 63
ありがとうございます🙏
そうなんですね。
歴史が有りすぎて、同士になったり、毛むくじゃらの長女だったり、尻尾のある本妻さんだったりしました。
幸せだったのか分かりませんが、最後まで書いてみます。
最後の一秒まで一緒でしたから。
- << 68 ポンタちゃん女の子だったのですね😺 うちのはロンタ♂といいます。 ポンタちゃんと一字違い。 彼氏さんの事とても辛くて更新を促す事は出来ませんでした… 本文で今はくまくたさんにお子様がいらっしゃることが分かっていたので、気持ち救われています。 彼氏さんの壮絶な最期をきちんと看取られて…なんと言葉をかけたら良いか分かりませんが、 これからも読ませてください🙇
>> 60
彼と、どの位一緒にいたんだろうか…。
朝の光がしっかりと病室に入ってきて彼の顔を照らした。
そして、彼は安置所に連れて行かれた。
私は…
ポンタは私の気持ちがわかってか、新幹線に乗るまで静かだった。
流石に、新幹線のなかはGがかかるのか、不安げな声を出した。
母が大判のスカーフをかけてくれた。
そのせいか、静かになってくれた。
ポンタのペットキャリーケースは籐で編んであり、光や音が入ってきてしまう作りだった。
カゴを抱きながら、流れていく景色をみていた。
いつもと同じ東京駅から品川、新横浜、…
彼が居なくなっても、地球は廻る。
彼が居なくなって、ポンタと二人きりになっても時間は流れ、明日は来る。
当たり前のことなのに、それが悲しく切なく、涙が止まらなかった。
涙を、ただただ流し、猫を抱きながら景色を眺めていた娘を、母はどう思っていたのだろう…。
母になった今は、当時の母に謝りたくなる。
お母さん、心配かけてごめんね。
母と私とポンタは浜松まで無言だった。
浜松に着くと、心配して父が車で迎えに来てくれていた。
いつもは、実家に帰るのは嬉しい時間で、改札にいてくれる父や母の顔をみる瞬間は心躍った。
この時は、辛かった。
本当に、辛かった。
車に乗ると、ポンタは車が嫌いなせいか鳴き出した。
泣いているように感じた。
来たこともない、知らない場所。匂い。怖いに違いない。
ポンタが不憫で不憫で、青山に戻れるなら戻りたかった…。
でも…もう、あの小さな家には帰れない。
ポンタをなだめながら、実家に帰った。
実家では下の弟が心配していた。
用意してもらった部屋に入り、ポンタを放した。
実家には先住猫がいた。
当時、二十歳くらいの猫。
白いペルシャのハーフ。おばあちゃんだった。
この子がポンタをいじめるように、なっていく…。
>> 64
ありがとうございます🙏
そうなんですね。
歴史が有りすぎて、同士になったり、毛むくじゃらの長女だったり、尻尾のある本妻さんだったりしました…
ポンタちゃん女の子だったのですね😺
うちのはロンタ♂といいます。
ポンタちゃんと一字違い。
彼氏さんの事とても辛くて更新を促す事は出来ませんでした…
本文で今はくまくたさんにお子様がいらっしゃることが分かっていたので、気持ち救われています。
彼氏さんの壮絶な最期をきちんと看取られて…なんと言葉をかけたら良いか分かりませんが、
これからも読ませてください🙇
- << 70 ロンタくん! ああ、かわいいですね。 一字違いでも、生きている子がいる…。嬉しいです。 涙出ちゃいました。なんでか、嬉しいです。 今夜、書けるだけ書きました😃
先住猫の名前は、麻呂。
うちは代々猫は、麻呂だったから。
けれど、この子は私が小学生の三年生の頃、貰われてきた。
当時、私は28歳。
恐ろしく長生きだった。
百戦錬磨の彼女は気が荒く、扱いにくい猫だった。
ポンタが来た頃は、ボケ始めていて、家中あちこちオシッコをしてしまったりしていた。
が…。
ポンタが来たことで、麻呂は怒ってしまった。
あんなに、ヨロヨロしていたのに、逆にピンシャンしてきた。
何かにつけて、威嚇されたり、猫パンチされたりと、攻撃してくるので、目が離せなかった。
私は、基本仕事は自宅でして、提出してギャラをもらうデザイナーだった。
幸いに家にずっと居られたから、ポンタのことばかり気にしていた。
それでも、ある日、事件は起きた。
麻呂は、美しい白い猫だった。
若い頃から雄猫を引き連れ歩いていた。
猫は交尾については、女性上位の世界。色んな毛並みの子猫を昔は産んでいた。
テリトリーも広く、家からかなり遠くの場所で彼女をみたこともある。
ハンティングも確かな腕だった。
ネズミが出る家が近所であると、彼女が呼ばれた。
連れて行くと、匂いで判るのか、家の中にお邪魔したかと思うと数分後には、獲物を加えて出てきていた。
以前、柿の木から屋根に飛び移り、雀や椋鳥など捕まえているのをみたことがある。
素晴らしい跳躍だった。
しかし、獲物は大抵、人の目の付くところに置かれた。
小学生や中学生のころはイヤだったものだ。
向かうところ敵なしの彼女も歳をとり、すっかり油断していた。
私達が実家に帰った頃は2月。
彼は桜がみたいと行っていたが、満開の桜をみることなく、亡くなった。
2月は寒く、麻呂は歳をとって辛そうだった。
私は、彼女に猫用のホットカーペットを買ってやり、箱に入れてやっていた。
箱はリビングのソファに置いてあった。
下を歩くポンタには見えない位置のはずだった。
しかし、ある時、ポンタが箱に気が付いた。
ポンタは何気なく箱を覗こうと、ソファに手をかけたその瞬間だった。
麻呂が怒りに震え、真っ赤な口を開け、ポンタに飛びかかった。
私は、アッと思ったが手が出なかった。
話は変わりますが…
日記の枠に書いたので、書かせてください。
今日は、ポンタの月命日。
こうやって毎月毎月、月命日にポンタを想うのかと思うと辛い。
彼の月命日も毎月毎月想っていて…
月命日が、増えていく…。
今夜はお線香をあげて寝ようと思う。
未だにお皿もトイレも片付けれないでいる。
キャットタワーにポンタの絵を描いた額を飾り、夫婦でお線香をあげた。
最近、掃除すると、どこからか、ポンタの爪が出てくる。
毎日、掃除はしてるのに、出てくる。
夜中に、誰もいないはずのリビングに気配を感じたりする。
ポンタがどこからか出てきそうな気がしてしまう。
今頃、ポンタ、どこにいるのだろう。
- << 87 きっと、くまくたさんのそばにいると思います。 辛い時、寄り添ってくれる子だから。 今日はロンタの誕生日です。 誕生日って言っても、ノラの子を里子で引き取った子なので、推定生まれ日から私が決めただけですが… 大好物のササミをあげます。 爪や毛はしばらくうちにありますよね。 私が短期で入院してた時にロンタの毛が荷物から出てきて…それだけで癒やされたりしました。 文面からくまくたさんの愛情感じます。 ポンタちゃんくまくたさんから愛情たくさん受けてすごく幸せな子です。
ポンタはその時、完全に固まっていた。
麻呂の牙が、ポンタの首に刺さると思った瞬間、弟の腕が差し出された。
間一髪だった。
麻呂は怒って出ていってしまった。
ポンタはびっくりして、走って二階に逃げてしまった。
弟の腕から血が出てきた。
消毒して絆創膏を貼った。
「アイツ、本気噛みしやがった」
弟は笑っていた。
麻呂は弟を気に入っていて、弟も麻呂を可愛がっていた。
その日以来、麻呂は家出してしまい、父と母の家には帰ってこなかった。
実家は敷地が広かった。
敷地には、祖父祖母の家の母屋と、父母の家があった。
さらに、ガレージ。
庭も築山があって広い日本庭園だ。
麻呂は、元々母屋で育った。
弟たちも一緒に母屋で育った。
彼らが小学生三年生のころに、父母の家が敷地に建てられた。
弟に懐いていた麻呂は、弟と一緒に引っ越してきたのだった。
しかし、その弟も大学生になり、一人暮らしをはじめて休みしか帰ってこなくなっていた。
麻呂はポンタに怒り家出して、子猫の頃、面倒をみてくれた祖母の家で暮らすようになった。
弟とは、後々あの事件の時の話しをよくした。
「ポンタ、危なかったね。あの麻呂に本気で噛みつかれていたら、首の骨折れそうだよね」
「そうだよね、完全にポンタ固まっていたしね。」
「俺の手、しばらく痛かったよ。
あんなにマジ噛みされたのは初めてだったな。
麻呂、本気だったよ。」
ビクビクしていたポンタだったけども、麻呂が居なくなって、のんびり暮らすようになっていった。
よく、私の部屋の窓から外を眺めていたっけ。
彼を亡くして毎晩泣いている私を、よく顔をのぞき込んできてくれたりした。
ポンタを私の部屋だけじゃなく、リビングにも居場所を作ってあげたかった。
大きな天井まであるキャットタワーを注文した。
汗をかきながら組み立てると、周りをウロウロして匂いを嗅いでいた。
しばらくすると、箱型のハウスのような空間に入って顔だけ出した。
もの凄く愛らしくてたまらなかった。
キャットタワーのおかげで、みんなのいるリビングにもポンタはよくいるようになった。
リビングで、ポンタが楽しそうに上下するのは、眺めているだけで心が癒された。
彼が居ないことが耐えきれずに、夜中まで飲めないお酒を飲んでいた。
一人が辛かった。
ポンタだけが心の寄りどころだった。
自分は、一人になってしまったけれど、ポンタに家族を作ってあげたかった。
ポンタが家に馴染むのを待ちながら、ヒマラヤンの繁殖している人に相談をしていた。
自分はまだ誰ともつきあう気にはなれなかった…。
- << 83 落ち着いた生活が続いた。 ポンタのクリーム色の毛が、風にふわふわとなびく、気持ちよさそうに目を瞑る。 庭のないマンションや家で暮らしていたポンタには、庭の存在は、気持ちのいいものだったようだ。 茶色い太いもこもこの前足をグッと伸ばして、くつろいでいる。 風の匂いを嗅いでいるのか、時々、茶色い鼻先をクンクンさせている。 時々、家の敷地から脱走したりした。 追いかけると、不思議そうに、隣の塀の上に座っている。 青い瞳がキラキラ光っていて、可愛かった。 私は、蜘蛛の巣だらけになりながら、追いかけた。 ポンタは素早いのに、ドジな所もあって、塀から落ちかけたりして、微笑ましかった。
どうもこんばんは。
私も先月、私の猫を亡くしました。
白血病でした。生まれてからまだ4年半くらいしか経っていませんでした。
あのこは、子猫の頃(両手の平に乗せられるくらい小さい頃)、ビニール袋に入れられ、どこかに置き去りにされていました。
(それでも、うちに来てくれた運命を私は嬉しく思います。あのこにとっても、そうであったと願いたいです。)
あのこは、黄色の毛の(太陽の光でオレンジ色に輝く)、フワフワで柔らかい長い毛並みを持った猫でした。
ピンクの鼻も、ピンクの肉球も、大きな耳も、ぶっとい前足も丸くて大きな目も、リスみたいに膨らんだ頬っぺたも、大きな丸い顔も可愛い声も、私の足の上に頭を乗せて寝そべる可愛い姿も大好きでした。
うちに連れて帰ってきて、あのこの後足が悪いのを知りました。
あのこは這って歩いていました。トイレにいくのにも這って歩いていました。偉いこです。どんなに足が悪くてもちゃんとトイレにいって用をたしていました。
足が悪いから、前の飼い主があのこを放置したのでしょうか。あのこの足は何かに潰されたみたいに、骨折していたみたいでした。
その後、足は大分よくなりましたが、後足を触られるのはそのあともずっと嫌っていました。
私にも、あのことの色んな思い出があります。
でも、最後にどうしてもっと一緒にいてやれなかったのか後悔でいっぱいです。最後の前日も。あのこは私にずっと一緒にいてほしがってたけど、私はそれに気づかなかった。無視してしまった。あのこはあの時、もう既に苦しい思いをしていた。それに気づかなかった。本当に後悔でいっぱいです。
あのこが最後にあれだけ苦しんで逝かなければならなかったことも、私は納得がいきません。
自分のことばっかり書いてすみません。
やっぱり大事な存在がいなくなるって辛いですね。
私のスレの、『私のもとへやってきた、私の心の一部が失われた』ってレスは、このこの事です。
>> 78
彼が居ないことが耐えきれずに、夜中まで飲めないお酒を飲んでいた。
一人が辛かった。
ポンタだけが心の寄りどころだった。
自分は、一人にな…
落ち着いた生活が続いた。
ポンタのクリーム色の毛が、風にふわふわとなびく、気持ちよさそうに目を瞑る。
庭のないマンションや家で暮らしていたポンタには、庭の存在は、気持ちのいいものだったようだ。
茶色い太いもこもこの前足をグッと伸ばして、くつろいでいる。
風の匂いを嗅いでいるのか、時々、茶色い鼻先をクンクンさせている。
時々、家の敷地から脱走したりした。
追いかけると、不思議そうに、隣の塀の上に座っている。
青い瞳がキラキラ光っていて、可愛かった。
私は、蜘蛛の巣だらけになりながら、追いかけた。
ポンタは素早いのに、ドジな所もあって、塀から落ちかけたりして、微笑ましかった。
ポンタは3歳になっていた。
もう、立派な大人の猫だ。
発情期になると、大きな声で、男の子を誘う。
庭に、何匹も如何にもワイルドなキャットが集まってきていた。
戸締まりはしていたけれど、不安だった。
そこで、ヒマラヤンのキャッテリーに連れて行ってみた。
避妊手術も考えたが、一度でも、ポンタに子供を産む喜びを感じさせたかった。
それに、実家の犬が乳ガンになっていて、使わないと癌になると先生に言われて産ませたかった。
しかし、ポンタはキャッテリーでは上手くいかなかった。
仕方なく、ポンタを買ったショップに相談してみた。
店員さんはいい人で、シャンプーなどお世話になっていた。
浜松に帰ってからは何かと電話していた。
結局、新しい男の子を買うことにした。
浜松のキャッテリーで売っていた、ブルーポイントの男の子。
真っ白な体に、耳と鼻先と手足に尻尾がロシアンブルーのグレーだった。
手のひらに乗るほどの可愛い子だった。
名前は、ポンタに合わせてセイタ(青太)にした。
まだ、一人でオシッコやウンコも出来ない子で、温かいガーゼでお尻を刺激してやって、やっと出してくれた。
あんまり可愛がると、ポンタが嫌な顔をしているし、難しかった。
それでも、電話の受話器より小さいセイタは可愛かった。
母にセイタはよく懐いた。私にはあまり懐かせないようにしていた。ポンタのために。
血統書をみてみると、セイタの母親の毛並みはポンタと同じシールポイントだった。
セイタはポンタによく懐いた。
母親のように感じていたのかもしれない。
- << 91 セイタは、みるみるうちに大きくなった。 一年たたずで、立派な雄になった。 お父さんがチャンピオンだっただけあって、長くたっぷりな毛、大きな瞳、大きな頭、がっしりした体、顔はシーサーのようで凛々しい子だった。 ブルーグレーの毛と真っ白の毛のコントラストと深い蒼の瞳のマッチングがたまらない。 私は、こんな立派な雄なら、ポンタも気に入ってくれると思っていた。
>> 73
話は変わりますが…
日記の枠に書いたので、書かせてください。
今日は、ポンタの月命日。
こうやって毎月毎月、月命日にポンタを想うのかと思…
きっと、くまくたさんのそばにいると思います。
辛い時、寄り添ってくれる子だから。
今日はロンタの誕生日です。
誕生日って言っても、ノラの子を里子で引き取った子なので、推定生まれ日から私が決めただけですが…
大好物のササミをあげます。
爪や毛はしばらくうちにありますよね。
私が短期で入院してた時にロンタの毛が荷物から出てきて…それだけで癒やされたりしました。
文面からくまくたさんの愛情感じます。
ポンタちゃんくまくたさんから愛情たくさん受けてすごく幸せな子です。
主さんこんばんは。
家はもう少しで愛猫を亡くしそうです。
病気は糖尿病の腎不全です。
12年連れ添った家族を失うのはとても辛いです。
愛猫は今でも頑張って病魔と戦っています。
痛々しくて見ていられません。
それでも沢山の思い出をくれた、かけがえのない存在です。
ところが…
見た目は凛々しく、力持ちなセイタだが、性格は優しい子だった。
鳴く声は、それはそれは美しい鈴を鳴らすような高い声だった。
「にゃ、ああああああん❤」
可愛い声でポンタを追いかけるセイタ。
しかし…強烈は猫パンチを繰り出すポンタ。
発情期になっても、全くダメだった。
仕方がないので、キャッテリーにポンタを預けてみる。
しかし、キャッテリーの子にも、強烈ポンタパンチをしまくっていることが判明。
私が思っているより、ポンタが猫に対して性格がキツい子だと気が付いた…。
無理ですねと、キャッテリーから帰されてきて、払ったお金も不成立で返ってきた。
やはり、セイタに頑張ってもらうしかない…。
- << 100 セイタは頑張ってくれた。 どんなにどんなに嫌がられても嫌がられても、ポンタに愛を求愛した。 何度もポンタに殴られていた。 時々、部屋を別にして落ち着かせたりしていた。 セイタはポンタが好きで好きで仕方ないようだった。 ポンタ、4歳 セイタ、1歳 二匹とも、若かった。
主さんおはようございます。
レス有り難うございます。
家の愛猫は一昨日の朝逝きました。
病魔と戦っている間は苦しそうにしていたけど、死に顔は安らかに見えました。
もうじき楽になれると悟っての事だと思います。
病院で一週間入院させていました。
一度だけ心停止しましたが獣医さんの懸命な治療で息を吹き返した後、家族の元が一番良いと言う事で家に連れて帰って来ました。
愛猫は沢山の思い出をくれました。
思い出ばかりが詰まって亡くなった後も生きてた頃のクセが出てしまい探してしまいます。
- << 96 一昨日ですか。 お辛いと思います。 同じです、私も探してしまいます。いるわけもないのに。 猫は不思議な動物だと思います。 ペットでありながら、まるで人間と暮らしているような独立した精神性を感じます。 そのせいか、家の中に彼女がいないのが、私には堪らなく辛いです。
家の愛猫は「永遠」と言う名前です。
長生き出来る様に願いを込めてつけました。
永遠の事を心から愛していた、永遠も家に来て幸せだったと思いたいです。
ポンタちゃんも主さんのそばに居られてとても幸せだったと思います。
この悲しみからいつの日か乗り越えられると信じたいです。
そして、生まれ変わった永遠ともう一度再会したいです。
くまくたさん、はじめまして。
最初から一気に読んでしまいました。
涙が溢れて仕方なかったです😢
こんなにお辛いお話を聞かせて下さってありがとうございます。
今年の2月に17年連れ添った愛猫を4月には13年連れ添った愛猫をそれぞれ見送りました。
17歳の彼女は乳ガンでした。
その後、後を追うように13歳の彼は突然死でした。
10年前には父をガンで亡くしてます。
ポンちゃんの事もくまくたさんの彼の事も他人事には思えず、自分と重なります。
私はだいぶ時間が経ちましたが、未だに寂しくて胸が詰まります。
そろそろお骨を埋葬しようと考えてます。
いつか悲しみが癒えた時、本当のお別れが出来ると思ってます。
だから一生懸命に生きようといつも思ってます。
くまくたさんのスレッドに出逢えた事を感謝します。
ありがとうございました🙇
これからも負けないでどうか頑張って下さい。
>> 98
レスありがとうございます。
どうにも、悲しくて悲しくて、とてもやりきれない。
それで、スレ立てしました。
彼がくれた子が律儀に同じガンでいくなんて…。
何か出来なかったのか…
せめて彼女の歴史を書いてあげたくて書いてます。
長く大事に飼われていたのですね。
素晴らしい年数で尊敬します。
しかし、突然死の子、寂しかったのでしょうか…猫でもあると思うので切ないです。
お父様、お辛かったですね…看病してもしても、命が手の隙間から砂のように落ちていきますよね。
ガンの看病は本当に辛いものです。
- << 102 くまくたさんレスありがとうございます。 お気持ち良く分かります😢 私は亡くなった直後よりじわじわと今、色々闘病中の事を思い出しては、胸が痛くなります。 ガンの闘病は動物も人間も関係なく辛いものですよね…。 くまくたさんは本当に素晴らしいです。 そしてとてもお優しい方ですね。 更新、ご無理のない様お続けになって下さい。 ずっと見守らせて頂きます。 それから動物も亡くなった子の後を追う事は珍しくないようです。 もっと気をつけてやれば良かったと… 今更後悔しても仕方ないですか、色々考えてしまいます。 一緒にいた月日が長かったのでその分、寂しさが募ってしまうのでしょうか… 今は感謝の気持ちで一杯です。 出逢えた事に感謝です。
セイタにしてみれば、ポンタは妻でもあり、姉でもあり、母でもあったのかもしれない。
ポンタが見えないと、よく探していた。
ゴキブリなんかが出ると、怖がって逃げてしまうような子だった。
ポンタのほうが、追いかけるタイプ。
怖がらない。
彼女を頼りにしていたのかもしれない。
いつも、ご飯も譲ってしまうような優しい子だった。
- << 103 私は、少しずつ落ち着いてきて、実家の地域の社会人サークルに入ったりしていた。 彼を忘れられず、泣いてばかりいた時、母が私にこう言った。 「ごめんね、○○。お母さん、○○の悲しみを代わってやれない。」 真っ赤な目でそう言われた時に、ハッとした。 私は自分の悲しみばかり考えて、娘が辛いのに何も出来ないと苦しむ母の気持ちを考えていなかったと。 それから、ポンタばかりを構わずに、自分の為に、積極的に同じ世代のサークルで交流するようにした。 春はお花見。 夏は海水浴。 秋はピクニック。 冬はカラオケ。 大抵飲み会などもあり、遅くなったりもした。 中には、気に入った人もいたけれど、なかなか付き合うまではいかなかった。 けれど、前向きに人生を考え始めた。
>> 99
レスありがとうございます。
どうにも、悲しくて悲しくて、とてもやりきれない。
それで、スレ立てしました。
彼がくれた子が律儀に同じガンで…
くまくたさんレスありがとうございます。
お気持ち良く分かります😢
私は亡くなった直後よりじわじわと今、色々闘病中の事を思い出しては、胸が痛くなります。
ガンの闘病は動物も人間も関係なく辛いものですよね…。
くまくたさんは本当に素晴らしいです。
そしてとてもお優しい方ですね。
更新、ご無理のない様お続けになって下さい。
ずっと見守らせて頂きます。
それから動物も亡くなった子の後を追う事は珍しくないようです。
もっと気をつけてやれば良かったと…
今更後悔しても仕方ないですか、色々考えてしまいます。
一緒にいた月日が長かったのでその分、寂しさが募ってしまうのでしょうか…
今は感謝の気持ちで一杯です。
出逢えた事に感謝です。
>> 101
セイタにしてみれば、ポンタは妻でもあり、姉でもあり、母でもあったのかもしれない。
ポンタが見えないと、よく探していた。
ゴキブリなんか…
私は、少しずつ落ち着いてきて、実家の地域の社会人サークルに入ったりしていた。
彼を忘れられず、泣いてばかりいた時、母が私にこう言った。
「ごめんね、○○。お母さん、○○の悲しみを代わってやれない。」
真っ赤な目でそう言われた時に、ハッとした。
私は自分の悲しみばかり考えて、娘が辛いのに何も出来ないと苦しむ母の気持ちを考えていなかったと。
それから、ポンタばかりを構わずに、自分の為に、積極的に同じ世代のサークルで交流するようにした。
春はお花見。
夏は海水浴。
秋はピクニック。
冬はカラオケ。
大抵飲み会などもあり、遅くなったりもした。
中には、気に入った人もいたけれど、なかなか付き合うまではいかなかった。
けれど、前向きに人生を考え始めた。
告白をされたりして、付き合う人も出来たりしたが、長くは続かなかった。
そんな矢先、ポンタが少し太ったように感じた。
大分、落ち着かない様子に感じて、心配していた。
しばらくすると、二階に上がり、ケロッとしてご飯を食べていた。
何かおかしいとは感じたが、ポンタが元気になったのでホッとしていた。
まさか…あんなことになっていたなんて…。
その頃、弟の成人式があった。
亡くなった彼と弟は同じ175センチで、58キロだった。
だから、彼は亡くなる前に、言っていた。
「俺の服はあいつにやれよ。死んだら何も残らない。着もしない服なんて意味がない。
大事にしまったりしないで、使わせろよ。」
だから、彼のコートを弟に貸した。というかあげた。
スーツはあったけれど、家の経済的にコートは無かった友達にも貸してあげた。
そして、コートをしまっていた二階のクローゼットルームに行った時だった。
それは、空のダンボールの隅に転がっていた。
最初はゴミかと思った。
茶色い塊が、ダンボールの隅にあった。
これは…。
恐る恐る、近付いてみる。
一瞬、凍り付いた。思わず、震えた。
それは…まだ産まれて間もない子猫だった…。
あまりのショックに、一旦クローゼットルームを出た。
慌てて階下に降りる。
母を探して、伝えた。
「お母さん!ポンタ、赤ちゃん産んでいたよ。二階に棄ててあった…」
「ええっ!何匹?」
「一匹…」
「なんでまた…全然お腹にも気が付かなかったね。」
「とにかく、来てっ」
二人で、二階に上がる。
母は、要らない布でそっと死んでいる真っ白な子猫を抱き上げた。
子猫は袋から出してもらっていなかったようで、目も口も開いてなかった。
母は赤い鼻で言った。
「可哀想に…一匹だから妊娠わかりにくかったんだね。長毛だし」
ポンタにみせたけど、匂いを嗅いで、ふんっと、どこかにいってしまった。
わからなかったのだろう。
妊娠も出産も。
もっと、気が付いてやればよかったと、小さな体を花で一杯飾り、埋めてやった。
母曰く、
「若い子がロッカーに棄てちゃうように、ポンタもわからなかったんだね。これから、気をつけてやらないとね」
悲しい、思い出だ。ポンタに構ってやれてなかったことを後悔した。
それから、ポンタには家族で気をつけるようにした。
相変わらず、セイタは頑張っていたから。
ポンタの発情期はかなりの音量で、家の中で飼っているため、夜中起きてしまうほどだった。
発情期中は、家族で寝不足だった…。
セイタはポンタの愛の歌に、発情して、後ろから飛びかかり、殴られていた。
かわいそうだった。
父は、セイタを可愛がり、
「男はああじゃなきゃいけない!あれくらい粘らなきゃ!偉いなあ、セイタ!」
しばらく、ポンタの愛の季節は続いた。
室内猫に赤ちゃん産ませてあげるのが、こんなに大変とは思ってなかったよ。
ポンタ、頑張っていたね。
そんな、ポンタとセイタの愛のバトルは続く。
ポンタの鳴き声に、ワイルドなノラ君たちが、家の周りに集まってくる。
ポンタよ…セイタじゃあ、ダメなのかい?
よくみると、キジのキリッとした短毛。
セイタは顔は、シーサーのようだが、体は白いムクムクの長毛。
体重も八キロ。
二階から降りてくると、足音は人間の子供のようだった。
人間には可愛い子なんだけどな…
それでも、セイタは諦めなかった。
気が付くと、セイタが追い回しているうちに、ポンタが「ギャー」と叫ぶときがあった。
不安になり、本やネットで調べたら、成功の証の声らしい。
赤ちゃん、出来るかも!
私は、それからも、注意深く生活した。
今度こそ、キチンと産ませてあげねば!
日記です。
もうポンタの四十九日も終わった。
お線香もあげた。
おトイレは、泣きながら片付けた。
砂やシート…
シミのついたシートが悲しかった。
もう、このシミをみることもない。
毎回、あちこちにオシッコされて片付けも大変だったのに…
未だに、お皿は洗えない。
来年には引っ越すつもり、悲しい。
本当はこのままいたかった。
けれど、辛くもある。
ポンタがいない生活が、ドンドン辛くなる。
いてくれる。
ただ、それだけが幸せだったのだ…
今日は、ポンタが生きていた頃、大好きだった友人が海を越えて遊びに来てくれた❤
ポンタは友人が大好きで、うれしさのあまり、友人の服にうれしょんする程だった。
以前は一緒に家族で友人とルームシェアしていたから、帰ってきたよ❤って気がする。
ポンタ、クリスが帰ってきたよ⤴
主さんありがとうございます 今夜はお通夜で明日火葬します
私もしばらくは 猫が使ってた毛布やらは捨てれそうにないです よだれとかで汚れてるんですけどね
家のは穏和な性格だからポンタ君のパンチは無抵抗で受けてると思います 私と主さんが迎えに行くまで仲良くなってて欲しいですね。 もうすぐ骨になっちゃうな…………真ん丸な目も 柔らかい毛も
淋しいな
でももうどこも痛くないし 苦しくない
頑張ってくれました
>> 116
わかります。
うちも、残した毛を何度も撫でたり、落ちていた爪を大事に取っておいたりしています。
うちのは、気の強い女の子でした。
多分、ふざけてちょっかい出しながら、仲良くしていきます。
きっと…
ふわふわの毛や、丸い瞳を火葬や土葬で無くしてしまうことは、二度亡くしてしまうようで、辛いですよね。
うちは、まだ真夏の暑さなのに、埋めれずに亡くなって丸2日おいてました。
アイスノンで冷やしながら…
泣きながら、家族で順番に硬直化するまで抱っこしましたし、カゴに入れて、ずっと頭を撫でたり話しかけたりしていました。
幼稚園も会社も休みです…
人間じゃないのだし、飼い主さんの気持ちで決めていいと思います。
>> 118
ありがとうございます。
20年もご一緒だったんですね。
長い時間一緒にいると、いるのが当たり前で、つい家の中を無意識に探しませんか?
うちは、たかだか11年で探してしまいます。
未だに、食べていたお皿を片付けることが出来ません。
また、少しずつ始めますね。
ありがとうございました。
どうぞ、ご自愛ください。
- << 124 お返事ありがとうございます。 すごく嬉しかったです。更新もして下さって、何だか元気が出ました。 我が家の猫は20年間とは言え、密度はポンタちゃんと主さんの方が濃いように思います。 だから主さんのスレが好きなんです。 おっしゃる通り、まだ日も経たないので、愛猫の姿を探したり、鳴き声を待ったりしてしまいます。 でも主さんが頑張っていらっしゃるので、ぜひ見習って、思い出を大切にしながら前向きになろうと思います。 これからもよろしくお願い致します。
実家に居場所がないんじゃないかと、キャットタワーを買ってあげた。
意外と大きくてビックリした。
天井までいけるキャットタワーにポンタは喜んだ。
セイタは、根元の爪とぎでバリバリやっていた。
ポンタはセイタがくると、どんどん逃げるようになっていた。
ポンタは、タワーの上になんとか登って自分の空間を確保していた。
これは…そろそろ産むためのベッドが必要なのかも。
私は本を買い、勉強して用意した。
変なん鳴き声を時折出しながら、ウロウロするようになった。
ベッドを見つけて入ってくれた。
初めての猫のお産。心配で、元の六本木のズーに電話して色々聞く。
子猫はショップで引き取ることも出来ると言ってくれた。
これについては今も悩んだり、良かったと思ったりしている。
とうとう、お産の夜。
夕方から、落ち着かないポンタを撫でてやる。
いつもならゴロゴロ言うのに、緊張しているのだろう。
不安げに私を見つめる。
お腹をマッサージひたすらしてやる。
夕飯を一時食べる。家族も心配してくれた。母は一緒に準備を手伝ってくれた。
ハサミの消毒
滅菌ガーゼを沢山用意した。
使わない下着を洗って、干してくれていた。
子猫にも優しい柔らかいお日さまの匂いのする布が沢山出来た。
深夜、ポンタがいよいよ聞いたことのない声で唸りだした。
>> 119
ありがとうございます。
20年もご一緒だったんですね。
長い時間一緒にいると、いるのが当たり前で、つい家の中を無意識に探しませんか?
う…
お返事ありがとうございます。
すごく嬉しかったです。更新もして下さって、何だか元気が出ました。
我が家の猫は20年間とは言え、密度はポンタちゃんと主さんの方が濃いように思います。
だから主さんのスレが好きなんです。
おっしゃる通り、まだ日も経たないので、愛猫の姿を探したり、鳴き声を待ったりしてしまいます。
でも主さんが頑張っていらっしゃるので、ぜひ見習って、思い出を大切にしながら前向きになろうと思います。
これからもよろしくお願い致します。
ポンタは、完全にパニックになってしまっていた。
大きく息をして、お腹が上下している。ひたすら、マッサージする。
赤ちゃんがお腹を移動してる
産まれそうになって袋に包まれた頭が出始めた。
凄く痛いんだろう。ベッドの中で立ち上がった。
すると、ポンタは唸るとお尻から赤ちゃんを出しかけたまま走り出した。
慌てて追いかける私。
ポンタは、走りながら、赤ちゃんを産んで落とした。
焦ってポンタごと抱える。
ベッドに戻す。
ポンタは少し落ち着いてベッドに横になった。
へその緒をハサミでドキドキしながら切った。
袋を急いで破って、柔らかい布で水分を拭き取る。
子猫が鳴かない!
うそっ…死産?
焦ると母が子猫をひっくり返して軽く叩き出した。
何度か軽く叩くうちに、口から羊水?らしきものがグボッと出た。
すると、子猫は小さいながらも鳴き出した。
びしょびしょの体を拭いてやる。
体が冷えてきた。
ポンタの寝ているお腹に寝かせてやる。
ポンタは鳴き声にたちまち反応して、慌てて舐め始めた。
すると、子猫は首を上下に降っておっぱいを探し出した。
おっぱいの乳首に口を添えるが、なかなか飲めない。
ああ、力がない…。クタンと首が落ちる。
子猫はまだ目が開いていない。
ポンタはシャムのように白と茶色のポイントなのに、子猫は真っ白だった。
冷えないように拭き続けるうちに、真っ白な毛がふわふわしてきた。
何度か、おっぱいトライさせてるうちに吸い付いた!
小さい口だから、一番小さい乳首になんとか吸い付いている。
良かった…。
お腹にまだ赤ちゃんは残ってるらしくて、ポンタはまた唸りだした。
今度もマッサージしてやると、落ち着いて立ち上がることなく頑張りだした。
しばらく、ポンタ唸る。
私、励ます。
繰り返しているうちに産まれた!
今度は、ポンタが自分でへその緒を噛みきり、袋も開けて食べてしまった。
ポンタ、教えてないのに…
一匹目に、おっぱいを吸われた途端、ポンタは母親になった。
パニックで走り回った猫とは思えないほど、手慣れた感じで子猫を舐め始めた。
子猫は、また真っ白で、最初の子より一回り大きかった。
必死に、自分でおっぱいに吸い付いて逞しい子だった。
すると、またポンタは唸りだした。
まだ、産むようだった。
- << 132 そして、ポンタはもう一匹産んだ。 全部で、三匹! 真っ白い、目があかない子猫たち。 先に産まれた子が一番小さくて、上手くできているなと感心した。 最後の子が一番大きいのに、一番落ち着いて産んでいた。 子猫たちは首をふわふわと動かしながら、おっぱいを探し、それぞれの乳首に吸い付いた。 教えられてもいないのに、子猫たちは前足でポンタのおっぱいを交互にモミモミしながら吸っている。 たまに、兄弟に押され、チュパッと乳首から口が外れる子もいて、たまらなく口元が可愛い。 ポンタはあんなに大騒ぎしたのは嘘のように、落ち着いて子猫たちの全身を頭からお尻まで舐めてやっている。 うっとりした顔で、目を細め、今まで聞いたことのない大きさでゴロゴロと喉を鳴らし始めた。 幸せそうだった…
>> 127
今度もマッサージしてやると、落ち着いて立ち上がることなく頑張りだした。
しばらく、ポンタ唸る。
私、励ます。
繰り返しているうちに産まれた…
そして、ポンタはもう一匹産んだ。
全部で、三匹!
真っ白い、目があかない子猫たち。
先に産まれた子が一番小さくて、上手くできているなと感心した。
最後の子が一番大きいのに、一番落ち着いて産んでいた。
子猫たちは首をふわふわと動かしながら、おっぱいを探し、それぞれの乳首に吸い付いた。
教えられてもいないのに、子猫たちは前足でポンタのおっぱいを交互にモミモミしながら吸っている。
たまに、兄弟に押され、チュパッと乳首から口が外れる子もいて、たまらなく口元が可愛い。
ポンタはあんなに大騒ぎしたのは嘘のように、落ち着いて子猫たちの全身を頭からお尻まで舐めてやっている。
うっとりした顔で、目を細め、今まで聞いたことのない大きさでゴロゴロと喉を鳴らし始めた。
幸せそうだった…
ポンタを飼ってから、亡くなるまで、ずっとゴロゴロ言ってくれていたけど、子供たちにおっぱい上げてるときほどの大きいゴロゴロは聞いたことがなかった。
あんなに大きなゴロゴロなんて、すっごい嬉しかったんだな。
しみじみとそう思った。
最初、子猫たちは小さなネズミのようだったけれど、日に日に可愛くなっていった。
- << 135 ポンタはそれから、しばらく私の作った箱で子育てしていたが、人間がのぞき込むのが気に入らなかったようだった。 子猫を全身舐める、舐められる刺激で子猫は排泄する。 舐めてやらねば、子猫は生きていけない。 ポンタ母さんは、子猫たちを何時もフワフワの毛並みにしていた。 ある朝、起きたらポンタ母さんと子猫たちがいなくなっていた。
話は現在に遡る。
最近、手術をして薬を飲まないといけない。
なぜか、その薬が…ポンタが粗相をした時の臭いがする…。
なぜだか、イヤなのに不思議と懐かしい。
辛い術後なのに、つい笑ってしまう。
いないのに、未だに私を慰めてくれるポンタ。
今更ながら深く感謝している。
ポンタは、子猫たちが目が開くようになるころ出てきた。
子猫たちの目はブルーで、それはもう綺麗だった。
そもそも猫の目は美しい。
私はポンタの横顔が大好きだった。
横からみた瞳が、クリスタルのように美しい。
生きている宝石に見えた。
子猫たちは小さくてネズミのようだったのに、耳もすこし大きくなり、猫らしいラインになってきた。
本当に本当に可愛くて毎日みていた。
どんなにみていても飽きなかった。
- << 141 子猫たちは、日に日に毛が伸びてフワフワになっていった。 真っ白だったのに、耳、鼻、手足、尻尾が色がついてきた。 ポンタは、ヒマラヤンのシールポイントだった。 父親のセイタはブルーポイントだった。 ヒマラヤンは、見た目シャム猫とペルシャ猫のミックスな猫だ。 カラーは、シャムのようなポイントになっている。 シールはいわゆるシャム猫カラーとクリームのポイント。 ブルーはロシアンブルーの色と白のポイント。 他に、オレンジやチョコレート、ライラックやクリームがいる。 ポンタの産んだ子猫たちは、シールポイントとブルーポイント。 一匹は、ポイントがこんがりブラウン。 二匹は、ポイントがブルーがかったグレー。 色付いてきた子猫たちはさらに可愛かった。
今日 全部読ませて頂きました😢 彼亡くなられて さぞ 辛かったでしよう😢 それに ポンタちゃんまで😢 私にも 4年前に 癌で😺亡くしました😢5年しか 生きられませんでした😢 手遅れでした😢 大きい癌は 取って頂き小さい癌は そのまんまでした😢 私が 離婚した時 一番 私の力になってくれました😢 朝も 目覚ましで起きない時は 私の顔にスリスリしながら 私が 起きるまでスリスリしていました‼ 私は 離婚したけれど 😺ちゃんが 居てくれたから 今の私が 居るのです😃
すいません😢 続きます‼ 亡くなる一週間前ぐらいには 食事取れなくなり 3日前ぐらいには 腰ふらふらに なり 亡くなる前日は 歩けないのに足引きずりながら 私の所に 来て 私の顔に スリスリ 甘えて来ました😢 それが 最後の甘えとなり ました😢 私は その晩 何かの気配を感じて 「今まで私の心の支えになってくれてありがとう💧ちゃちゃが 居てくれたから 今の私が 居るのよ 」と😺に声をかけ 「もう 私は ちゃちゃが 一番かわいいから もう 😺は 飼わないね😢 ちゃちゃより可愛い😺は いないから」と 言葉をかけ ちゃちゃは 次の日 天国に 旅立ちました💧 でも 天国に 行けたの⁉ 道に迷ってない‼ 私の夢に 何度も 出てきたね😃 元気で モリモリ食事を 取って 私の所に来たね😃 最近は 夢に出てこないね⁉ まだ 私の📱の 画像ちゃちゃの顔だよ😃 ポンタちゃんと お話ししてるかな😃 長々と 失礼しました
読んでいただきありがとうございます。
わかります。
私の携帯の画像もポンタなんです。
ちょうど私も亡くなる寸前に、愛してるよっかわいいよって撫でながら伝えてます。
不思議ですね。
ポンタもみんなも楽しく遊んでいるかな❤
>> 137
ポンタは、子猫たちが目が開くようになるころ出てきた。
子猫たちの目はブルーで、それはもう綺麗だった。
そもそも猫の目は美しい。
私はポ…
子猫たちは、日に日に毛が伸びてフワフワになっていった。
真っ白だったのに、耳、鼻、手足、尻尾が色がついてきた。
ポンタは、ヒマラヤンのシールポイントだった。
父親のセイタはブルーポイントだった。
ヒマラヤンは、見た目シャム猫とペルシャ猫のミックスな猫だ。
カラーは、シャムのようなポイントになっている。
シールはいわゆるシャム猫カラーとクリームのポイント。
ブルーはロシアンブルーの色と白のポイント。
他に、オレンジやチョコレート、ライラックやクリームがいる。
ポンタの産んだ子猫たちは、シールポイントとブルーポイント。
一匹は、ポイントがこんがりブラウン。
二匹は、ポイントがブルーがかったグレー。
色付いてきた子猫たちはさらに可愛かった。
産まれた順番が早い子猫ほど小さかった。
そして、小さいから力も弱く、出がいいおっぱいは後から産まれた兄弟に取られてしまう。
どんなに位置を変えても、すぐに吸っているおっぱいを大きな兄弟に外されてしまう。
結局、子猫たちは産まれた時から力関係が出来ていて、飲む乳首も決まっていった。
母親であるポンタは気にしていないようだった。
比べて飼い主な私はオロオロし、猫の自然体の強さを見せつけられた。
日に日に大きくなっていく。
ひっくり返すと、お腹がおっぱいでいっぱいでポンポコリン。
思わず笑ってしまう。
おっぱいから口が外れると慌てて探す。
吸いつくと前足でおっぱいをもみもみ。
沢山飲んで、お腹いっぱいになるとだんだん目がとろーんとなってしまう。
口が乳首から外れているのに、口はチュッチュッと動かしている。
吸っているつもりのまま寝てしまう子猫たち。
本当に堪らない可愛さだった。
いっきに読まさせて頂きました。
うちにもガンで余命少ない子がいます。
やせ細った体で健気に頑張ってくれてます。
もう視力も失いました。でも嗅覚と勘で歩いています。
どこまで延命できるか…1、2ヵ月だそうですがいけるとこまで生かしてやりたい思いです。
主様、お忙しくされていると思いますが再開して下さるのを心待ちにしています。
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