アタナとの思い出を 胸の奥底に……

レス77 HIT数 5423 あ+ あ-


2010/01/31 02:12(更新日時)

ワタシには 9年間

お付き合いしている

彼がいます。

今年 ようやく結婚をすることになりました☆



そんな ワタシには……

一度だけ……

浮気をしてしまったことが……。


あの時のことは

ワタシは 浮気と呼ぶよりも……

本気になった恋…… でした。


結婚前に……

あの時の思い出を……

ここに書き 心の奥底に……

しまっておきたいと 思います。


大切な……思い出として………。

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No.1161349 (スレ作成日時)

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No.51

ジュンイチと 別れて2ヶ月。


ワタシは まだ地元にいた。


ハルキは 前より 連絡を よこさなくなった。


きっと ワタシの優柔不断が イヤになってきたのだろう。


そろそろ はっきりさせよう!と ハルキから 言われた。


ワタシの家庭は 母子家庭。


母と 寝たきりの祖父 その世話をする祖母の 4人で暮らしていた。


母は 体が細く 体調をすぐに 壊す。


祖父は 寝たきり いつ何があるか わからない。


祖母は 小さい体ながら 祖父の世話をしていた。


病院に 祖父を連れていくのは ワタシ。


ワタシが いなくなったら 祖父は?祖母は?


心配だらけ……


ワタシは 1週間だけ待って……と ハルキに伝えた。

No.52

よく 考えた。


ハルキのことは 好き。


一緒になりたかったハルキと ワタシが一歩を踏み出せば


一緒になれる。


一緒になれるのに………。


そんな時 仕事帰りに ジュンイチと車で すれ違った……


その瞬間 涙がでた……


元気そう……


よかった……。


ワタシは ハルキを好きと言いながら ジュンイチを 忘れていない……


1週間後 ワタシは ハルキに電話した。

No.53

『もしもし?アヤだけど』


『おぉ 久しぶり』


『ゴメンね 1週間待たせちゃって……』


『いいよ。決まったの?』


『うん……決まった。』


『で?どうすんの?』


『……ワタシ……地元に残る……』


『そっか……それは 元彼と関係あるの?』


『ないよ……ジュンイチは関係ない。ジュンイチ抜きで ワタシが地元に残りたいと思った』


『どうしても?だよな……決めたんだもんな……』


『ゴメンね……ハルキと こんな形で終わりには したくなかったけど……ワタシがよく考えて決めたこと。だから お互い 幸せになろ……』


『わかった………』


『ハルキ………?』

ハルキは 泣いていた。


ワタシも 涙がとまらなかった。


好きなのに 一緒になれない。


よく 好きなのに 別れるって 意味がわからなかった。


この時は その意味が わかった。

No.54

お互い なかなか切れない 電話。

『アヤ……?俺 本気だったんだからな!!』


『うん。ありがと。』


『絶対!!幸せになれよな……』


『うん………ハルキもね……』


『じゃあ……電話きるぞ…』


『うん……』


『アヤ……ありがとな。』


『ワタシこそ ありがとね。』


そして 電話をきった。


声をだして泣いた。


涙が かれるくらい泣いた。


そして ワタシは……

ハルキもジュンイチも 失った。

No.55

ワタシには もう誰もいない……。


そばにいてくれる人も


優しくしてくれる人……


好きだと言ってくれる人も いない……。


でも 全て自分で 決めたこと。


これで いいんだ!!


と……何度も 自分に 言い聞かせた。


ジュンイチとハルキの携帯の アドレスは削除した。


もう 忘れよう……。


前に 進めない。

フリーになった ワタシを 友達が飲みに 誘ったり


合コンに誘ったりしてくれたが


ワタシは 行かなかった。


そんな時に 出会う男は 絶対 うまくいかないと 思っていたから。


さみしいワタシは 多分……だまされそうだったから。


自然に また恋ができることを 望んでいた。


1人に慣れ始めた頃……


夜中に 携帯がなった。


登録してない……

No.56

登録してない 番号……


だけど……ワタシには わかる。


覚えている この番号……。


何度も かけたこの番号。


出るのを すごく迷った。


こわかった……。

どうしよう……


電話きれちゃう……


ワタシは おそるおそる 出た。


『もしもし……?』


『アヤ?』


『うん……』


『元気?』


『うん……』


『そっかぁ~それなら良かった』


『どうしたの?』

『ゴメン……電話して』


『いいよ……』


電話の 向こう側で 泣いている……


ジュンイチだった……。

No.57

泣いている ジュンイチ……。すごく懐しく 低い声……。会いたい……ワタシはそう思った。その日は 久しぶりの会話だったことも ありたくさん話した。次の日も またその次の日もジュンイチは ワタシに電話をくれた。電話だけの ワタシたち。電話し合い 1週間。『今アヤの実家の前……』ジュンイチが 会いに来ていた。会う覚悟ができていなかった ワタシは急いで 少しお化粧をし 外にでた。ジュンイチの車……ジュンイチだ……。ワタシは 助手席に乗った。ジュンイチは ワタシの顔を見て照れくさそうに 少し 微笑んでいた。『少しドライブする?』『いいよ……』ワタシは 恥ずかしさを隠すように 下を向いて 答えた。ジュンイチとの 思い出が よみがえる。ここは いつもワタシの席だった。ジュンイチが好きな 音楽が ながれている。ジュンイチが好きな 缶コーヒー。ジュンイチが吸っているタバコ。どれも ワタシ……覚えている。自然に 涙が流れた。久しぶりに 会っても ジュンイチの隣は 落着く。ワタシの居場所は……ジュンイチの隣なの?泣いているワタシを ジュンイチは 見ない。見ないようにしていた。

No.58

いつの間にか 車は止まっていた。

ジュンイチは 車を降りた。


ワタシも 車を降りた。


そこは……


ワタシとジュンイチが はじめて会った場所。


海……。


テトラポットが たくさんあり 地元の人しか 知らない場所。


高校卒業してから 来ていなかった海。


ジュンイチが テトラポットに 登った。


そして ワタシに手を差し延べた。


その手をとり ワタシも登った。


なつかしぃ……


ここで ワタシたちは 出会ったんだね。


あの日 あの時間に 来ていなかったら ワタシたちは


出会っていなかった……。


ジュンイチが ワタシを見ている。


『アヤ!!』


突然の 大きな声に ビックリ!!!


『ビックリした~!!なに?』

No.59

『俺!!やっぱりアヤが好きだ!!忘れるなんてムリ!!もう一度……俺と付き合ってください!!』


ジュンイチは 男らしい告白をした。


そして 目をつぶり下を向き ワタシに 右手を差し出した。


ワタシは うれしかった。


この手をつかめば ジュンイチとまた……。


ワタシは……ジュンイチの右手に触れた。

その瞬間 ジュンイチは ワタシを強く抱きしめた。


あったかい……


ジュンイチだ……


ジュンイチの匂い……

腕……胸……


『もう……アヤを離さないからな』


ジュンイチが 泣いているのが わかる。


ワタシも ジュンイチを 抱きしめた。


ワタシは この手を選んだ。

No.60

それから ワタシたちは また付き合いはじめた。


最初は お互いの親に 内緒にしていたが


ワタシの母が 怪しんでいたので 報告した。


良かったね!と 言ってくれた。


ジュンイチのお母さんにも 報告した。

ホントに??やぁ~良かった 良かった!!また ヨロシクね!


と 喜んでくれた。


また ジュンイチの実家に戻ろうと思ったが


2人で アパートを借りた。


ワタシは ジュンイチと生きて行く!!


アパートを借り ワタシは そう決意した。


それから 2年後……


ワタシは 友達が県外から 帰省したので 飲みに出掛けた。

No.61

居酒屋にはいり 飲みはじめると


友達の電話がなった。


友達は『おぉ~久しぶり!今?地元 帰ってきたから アヤと 飲んでる うん!!元気 元気 』


と 話しこむ。


誰だろ??


ワタシを知ってる人だよね きっと。

気にせず 飲んでいると


友達が 携帯をはずし ワタシに向かって口パクで 出る?


と聞いた。


誰??と聞くと


【ハルキ】


と……答えた……。


胸が 爆発しそうだった……


一瞬……声が聞きたい


そう思ったが


ワタシは 首を横に振った。

No.62

あ~ビックリ……

心臓 とまるかと思った……。


ハルキ……


友達は 電話をきり また飲みはじめた。


ハルキは 何て言ってた?

今どうしてるの?

ワタシのこと 何か言ってた?


彼女は?


聞きたいことが いっぱい……


でも ワタシは何も聞かなかった。


友達も ワタシが何も聞いてこないから

何も 言わなかった。


これで いい……。

No.63

そして……


今 ワタシとジュンイチは9年目。


あれからは 何もなく 無事に 今まで 2人で やってきた。


お互いの親が もういい加減 結婚しなさい


と 口うるさくなってきたのもあり

ワタシたちは 今年 結婚することになった。




ハルキとは ワタシがあの時会いに行ったっきりだから……

随分 会っていない……。


今 どうしてるのかも 結婚してるのかも わからない……。


幸せで いてくれたらなぁ~と。


時々 思う……


もし あの時 ワタシが ハルキの手をつかんでいたら……

No.64

つかんでいたら……


どうなっていただろう……


うまくいっていたのかな……


結婚していたのかな……


それは 誰にもわからないですよね。


それでも……


ハルキ……ワタシはアナタを 愛していましたよ。


話す言葉 一つ一つ 覚えてる


手をつないだこと

キスをしたこと


体の関係をもったこと


どれも 覚えてるよ。


ワタシの 大切な思い出として。

No.65

人生 何があるかわからない。


ハルキの手をつかまなかったのは


きっと ジュンイチの手をつかむ為なのかも しれない。

ワタシは 今 幸せです。


ハルキ……アナタも幸せですか?


幸せを 祈っています……。


ワタシの愛した人だから……。


バイバイ……


アナタとの思い出を

胸の奥底に……。






終わり。

No.66

見てくれている方は?いらっしゃらないみたいですよね……(>_<)


それでも ここに書けたことにより

なんだか スッキリしました。


ありがとうございました。


ワタシ 幸せになります。

No.67

見てましたよ😃

あなたが選んだ、ジュンイチさんと、お幸せになって下さい🙇

No.68

>> 67 匿名さん☆

ありがとうございます(*^_^*)

まさか 見ていてくれる人がいるなんて うれしいです(^o^)/


ジュンイチとは まだ籍はいれてませんが


これで 良かったのだと思います(*^-')ノ


幸せになります。

No.69

>> 68 読ませて いただきました😄 木村の神様には
びっくりしました😄
近くです!😄

綾さん~ 人生いろいろあります!

お幸せにね🔔

No.70

>> 69 りんさん☆

読んでいただき ありがとうございます♪

木村の神様 近くなんですか??

ワタシは 少し離れてますが

あんなに 有名になるとは 思ってませんでした(^_^;)

今は 幸せです☆

No.71

読んでいました😃ジュンイチさんとお幸せに💓ハルキさんのことは思い出として心に😉私も一番好きだった人は心の中に生きています😃でも今は今で幸せです😊

No.72

>> 71 匿名さん☆


読んでいただき ありがとうございます(*^-')ノ


大切な思い出は やっぱり 誰にでも ありますよね♪


ちゃんと しまって 幸せになりたいと 思います☆

No.73

読ませていただきました。私も木村の神様に聞いてみたい事が… 大切に思う人がみんな幸せであればいいですよね😌

No.74

>> 73 きのこさん☆


読んでいただき ありがとう(*^_^*)

木村の神様は 今考えると 当たっていたのかも……

と思います。


今は 予約とったりしてるのかなぁ~(T_T)


みなさんが 幸せであれば と本当に思います(*^-')ノ

No.75

読んでました(^-^)御結婚おめでとうございます☆ジュンイチさんを選んで正解だったと思います!相手が好きだという気持ちだけでは、生活していくには大変な事が結婚生活にはたくさんあります!親や身内の事や仕事の事にしても、県外にハルキさんを追いかけて行っていたら、心残りとなっていたのではないでしょうか(^-^)今、幸せで良かったです!きっとハルキさんもアヤさんが幸せを祈っているから幸せになっていますよ(^O^)女は旦那にも内緒にしている話を、誰でも一つは持っているものです!ジュンイチさんに知られないようにして下さいね!

No.76

>> 75 としさん☆


ありがとうございます(*^_^*)

今 こうして幸せでいられるのも 自分の選択が 間違っていなかったのだと 思っています(*^-')ノ


としさんの言葉が 身に染みました(*^-')ノ

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