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白銀翼の彼方

No.60 07/02/04 19:16
アルミ ( 20代 ♂ yXSV )
あ+あ-

≫59

街の近くに着いた。辺りにはホイルの手下達は居ないようだ。神崎が荷台を開けた。

『アルミ俺が別の車を取って来るからここで待っていろ。』神崎が言うとエドワードが言った。

『1人で大丈夫か…。』それは愚問だった。

『おい俺を誰だと思っているのだ。神崎昇だぞ。心配は無用だ。』エドワードは申し訳ない顔をした。確かに元グリーンベレー1人で十分だった。

『私も一緒に行って良い…。』ミッキーが割って入って言った。アルミは思った。〈この2人もしかしたら…まさかな…〉そんな思いを巡らせていると神崎が答えた。

『付いて来るのは構わないが邪魔はするなよ。』神崎はそう言うと走ってダンの店に向かった。残されたアルミ達は荷台に腰掛けて煙草を吹かした。荷台の奥にいる燐銘を見た。まだ拗ねているようだ。

『おい。アンタも吸うかい…。』アルミが尋ねると頭を横に振った。

『私は煙草は吸わないよ。煙草の吸いすぎは体に良くないよ。』と意外な事言われた。

『他人の心配より自分の立場を心配した方が良くないか…。』アルミ達は笑った。燐銘はまたふてくされて後ろを向いた。どれぐらい経っただろう遠くから車の音がした。アルミは草陰に身を潜めて覗いた。それは神崎だった。そしてアルミ達の前に止まった。

『待たせたな。それじゃ行こうぜ。』神崎は1人だった。燐銘を荷台から下ろし車の後ろに乗せようと扉を開けた。その瞬間目の前に大きな影が現れアルミにのしかかった。アルミは目を開けるとそれはアギトだった。顔中を舐めまわしてくる。

『おい止めろ。くすぐったい。』なんとかアギトを引き離すと改めて燐銘を乗せた。

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