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白銀翼の彼方

No.405 08/02/01 19:05
アルミ‡ ( ♂ yXSV )
あ+あ-

≫404

法然はまだ考えている。すると地べたに座った。禅を組んだ。しばらくの沈黙が続いた。そして法然が目を開け立ち上がった。

『勾玉には不思議な力が宿っていると聞いた事がある。多分、大丈夫だろう。まずは寺に帰って書見を見ないとなんとも言えないがな。がははは…』

考えていた割には結局分からなかったようだ。

『そう言う事だ。また後でここに戻って来るから待っててくれ』

凱は片目の虎の獣人に言った。

『ワカッタ。ココデマッテイル』

凱達は寺に戻ろうとした。すると茶々丸が言った。

『儂は少し疲れた。ここで儂も待って居るぞ』

『なら、俺もここで待つよ』

茶々丸に続き昇もそう言った。凱は仕方なく法然と猿飛の3人と戻る事にした。

『法然殿、急ぎたいから背中に乗って下さい』

凱はしゃがんで背中を見せた。

『がははは…儂も走れるわい。あまり年寄り扱いするな』

法然はその場で軽く駆け足をすると風のように走って行った。凱と猿飛は呆然と見ていた。やはり法然は惚けているが、人の目を欺く為の芝居をしていたようだ。

『猿飛さん、俺達も急ぎましょう』

そう言うと凱達も風のようにその場から消えた。

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