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白銀翼の彼方

No.273 07/11/18 05:36
アルミ‡ ( ♂ yXSV )
あ+あ-

≫272

『お前はさっきの…』

『若様ご無事で良かった』

やはり凱達のどちらかに言っているようだった。

『改めて私の名は猿飛と言います。ずっと若様を探していました。まさかこんなに立派なられているとは…』

猿飛は少し涙ぐみながら話していた。そして近づいて来た。

『若様、本当に大きくなられた』

『なあ~さっきから若様若様と言っているが誰の事だよ?』

昇は痺れを切らせて猿飛に尋ねた。猿飛は笑いながら言った。

『あははは…それは申し訳ない。会えた喜びで肝心な本人が気がついておられない事に気がつきませんでした。貴方ですよ』

そう言って猿飛は昇の肩を掴んだ。凱達は驚いた。それはそうだ。昇がどこかの若様だったのだ。

『凱…俺が若様だって…』

『そうみたいだな』

凱達の様子見て猿飛が話し出した。

『貴方が間違いなく、西の陽炎の若様なんです』

『陽炎の若様…俺が…』

『そうです。その証拠に貴方は土蜘蛛を持たれている』

昇は土蜘蛛を見た。

『確かに土蜘蛛が昇を選んで受け取った。それが何故、西の若様となるんだ?実際、これは東の国の物ではないか…それが何故に?』

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