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神社仏閣巡り珍道中・改

No.162 20/08/08 00:34
旅人さん0
あ+あ-

仕事がお盆休みにはいります。ほんの二年前まではお盆休みのない仕事でしたので、なんだか申し訳ないような居心地の悪さを感じています。
お盆を迎えても、基本的には墓守りをしている立場でないため、お墓参りをしようにも故人は帰るべきところへ帰っておりますし、そこにお線香あげにうかがう程度で、かように長いお休みをいただいても、なにもすることもなく、さりとてどこかに行けるご時世でもない今年であります。
嫁ぎ先において、夫は次男坊で、そういった扱いのかなり残る家柄ですので、法要も日時を決定した状態で招待される立ち位置であります。実の親であっても他界された時点で、見えないけれど確とした線引きをされるものなのだと、寂しいように感じていたものです。
 
ましてや嫁いだ我が身であれば、それこそ、親が親でなくなるような、自分の親のことでありながら、口出し一つできなくなるのだということをいやというくらいに実感いたしました。
自らの手で迎え火や送り火をおこなうこともなく、【精霊棚】もお線香あげに出向くことになる兄弟の家が用意するものです。
お墓参りも僧侶を招いた新盆法要も蚊帳の外でありますが、これもあくまでも母の墓を守る立場の者にのみ法要を執り行うやり方の決定権があるもの。
人の死というものがこういったことであり、そしてこんなにも大変だったことをあらためて知りました。
おぼろげながらに終活というものを考える年ごろでありましたが、それがいかに甘いものであったかを痛感いたしました次第です。


そんな私が何気なく手にした本がありまして、シリーズ第四弾となる人気小説なのですが、奇しくもそこには余命宣告を受けた者が残された日々をどう生きるかを描いてありました。
〖死ぬまでにやりたいことリストを作る〗〖つながりを意識する時間をもつ〗〖かなえてきた夢を思い出す〗〖死後に必要な手続きを調べる〗などなど。

正直コロナ禍において私には重い内容であるように感じましたし、何かと向き合うことの多いこの本ではありますが、この本とこういうタイミングで出会ったのは思し召し、なのかもしれません。

【夢をかなえるゾウ4】 水野敬也著

であります。

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