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秘密の穴

No.5 18/02/07 16:42
匿名
あ+あ-

次の日からは男の無視が始まった。

リコさんは必死に機嫌を取ろうと話しかける。

男の好物なのか唐揚げやらハンバーグやら大量に。

男は一口二口食べると体調が悪いからこんな油もの食べれないと言い出した。

そして、寝るわと一言言うと別の部屋にこもってしまった。

リコさんは大量の料理を前に呆然としてる。

僕は衝動にかられるまま、外に飛び出し、隣の部屋のインターホンを押した。

★すみません急に!隣に引っ越してきたものです!ご挨拶遅れました。

あっ…おまけに手ぶらですみません。佐倉といいます!

衝動のままに行動したので手ぶらで来てしまった…僕は顔が赤やら青になりながらも必死に挨拶をした。

☆どうも。三國と言います。こちらこそお願いします。

リコさんは疲れきった顔で目にはかすかに涙がたまっていた。

★良い匂いですね!夕食中でしたか?良いなぁ。僕は一人もんなのでいつもコンビニかカップ麺ばかりなんですよ!こういう匂いは本当に羨ましい気持ちになっちゃうな!

僕はまるで何かくれと言ってるかのようなわざとらしい演技で内心恥ずかしくてこの場から逃げたいほどだった。

☆あの、あまり美味しくないかもしれないですが、大量に作ったのでもしよかったら食べて頂けますか?

僕はコクンコクンと頷き、是非!とお願いした。

リコさんはタッパーに唐揚げとデミグラスソースのハンバーグ、それとポテトサラダを入れてくれた。

僕はその暖かいタッパーを胸に抱え、自分の部屋に戻ってきた。

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