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私を捨てた元カノが独身で病気になっていると聞き動揺。

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悲しいくらいばか（ tGZMv ）
15/07/19 23:18(最終更新日時)

現在アラフォーの男性です。少し長くなります。

元カノと知り合ったのは高校生の2年の時でした。

同じ東京の大学に進み、途中私が留年、一旦二人の両親に結婚の許可を取り、許婚のような状態で４年間同棲生活をしていましたが、

元カノの卒業を控えた年、私の頼りなさが原因で、別の男性と関係を持ち、自分ではどうすることもできず、その男と都下の某駅前で喧嘩、ぼこぼこに殴られ、

元カノには「君が幸せになるならあきらめる」と、男には「彼女を幸せにしないと許さない」と告げるのが精一杯で、そして元カノは私の元を去って行きました。

大失恋なんてかっこ良いものではなく、捨てられたボロボロの惨めな負け犬で、プライドも大切なものも、な～んも無くなってしまった物凄い喪失感に支配された状態が長く続きましたが、

親友のおかげで漸く前を向くことができるようになり、あまりに惨めな失恋でここまで堕ちたなら「ゴミのような負け犬として生きる」か、「強い狼になる」か二つの道しかないことに気づき、

短絡的ですが、激しい格闘技を始め、ひたすら身体と心を鍛え、仕事に打ち込むうち、多くの女性から声をかけられるようになりましたが心の傷のせいでしょうか肉体関係を持ったり女性を捨てることに罪悪感を感じず

自分のためだけに自分を鍛える日々を過ごしていましたが、心の大切さを思い出させてくれた今の家内と出会い、結婚を決意しました。

お金もあったので二人で遊びまわり、やがて東京での暮らしに飽きて、郷里に帰り、家を建て子供に恵まれ幸福な家庭を築き、子供も今では大学受験を控えたお年頃の娘です。ここまでなら単なる失恋克服のお話です。

その頃には元カノは、遠い過去の記憶になっていました。

あまりに酷い捨てられ方のため消去型の失恋克服をしたようで、元カノの所在に対する意識は無くありませんでした。

話忘れましたが、私と家内と元カノは同郷です。ある日人づてに元カノが郷里に帰っていることを知りました。

詳しく話しを聞くと、別れたあと、男の郷里で3か月程度暮らし、元カノの両親に結婚の許可を得ようとしましたが

元カノは一人っ子で、両親のそばで暮らさなければ結婚が許可されない状況だったようです。

二人は別れることになり、その後元カノは長い間うつ病に悩まされ、独身のまま、数年前にかかった髄膜炎のため身体に大きな障害が残り、容姿も変わってしまったとのことでした。

その話を聞いた時、捨てられた当時の記憶が一気に蘇り、治ったはずの深い心の傷が大きく開いたような感覚に陥り、同時に元カノへの想いも蘇り、彼女を見捨てた男に対する殺したい程の激しい怒りと、
激しい自責の念、元カノを助けようという想いがこみあげました。

一生添い遂げる覚悟だった元カノ、ただ一人寂しくしている元カノのことを想うと、心が激しく痛み涙が流れてきます。

高齢の母親を頼りにした、長い闘病のため、収入も無いそうで、お母様が亡くなると、経済的にも行き詰ると思います。

もちろん、今の家族が最も大切ですが家庭が明るく幸福で満たされている分、元カノを想うと、辛く、酷く心が痛み、相談する人も無く、どうしていいのかわからず、ただ大のおっさんが恥ずかしい涙を流す日々です。