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Everything Love─葛藤─

No.46 14/04/29 05:19
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あ+あ-

≫45




テーブルに戻る。
織田さんが私の前にいる。
2人の時とは違って何故か少し緊張している自分が分かる。
どこかで「見られてる感」さえ感じる。


「あっ…これ上手いなぁ。
中川さん!これ上手いよ!入ってる?」


豚の角煮。
私は年を取るに連れ肉のかたまりが苦手になった。
特にこの脂身が…(>_<)


「あ…ないねぇ!
食ってみ!上手いから!」


織田さんは角煮が好き。
いっぱい持ってきた内の1つを私のお皿に乗せてくれた。


うわぁー…
こんな事を人前でするなんて…
今日の織田さんはどうしたんだ?



「どうせなら『あ~ん』ってやってあげないと(笑)!」
先輩が茶化す。



やめてくれ(*_*)
照れてしまうじゃないか…


「あ…そうだねぇ!
ほら『あ~ん』して♪」



調子こいた織田さんがノリに乗った。
こんな時は私も乗ったほうがいいんだろうか?
あまりにも有り得ない状況に戸惑ったが、されるがまま そのノリに便乗した。



ならば私も!
悪戯好きの私は織田さんの苦手なニンニクの効いた物を『あ~ん』した。


「あー!これニンニクじゃんかよ…(>.<)」



思わずニヤけてしまった。
早食いの織田さんはあれだけ盛ったのに既に食べ終わっている。



見るとニヤニヤした織田さんが私のお皿を見ていた。
「早く食わないと罰ゲームだぞ!」


「だってぇ…量が(>_<)
私スイーツが食べたかったのに、これじゃスイーツ食べる前にギブアップしそう」



先輩達がゲラゲラ笑いながら救いの手を差し伸べてくれた。


「あー!反則だぞぉ!」


「食べたい物を食べさせてあげなさいよ(笑)」



織田さんも残っていた私のお皿の料理を食べてくれ
「よし!じゃあ、スイーツ取りに行くぞ!」


先輩達のおかげで
今日は私、大満足です。


スイーツの所で織田さんが
「中川さんと全部同じの食べよっかな」
と、私と同じお皿が2個出来上がった。


さりげなく
「今日は珍しいね…大丈夫なの?」
と聞くと


「たまにはいいだろう。
いつも我慢ばっかりさせてるからね」

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