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傷だらけの野良猫

No.11　13/01/23 03:10
匿名11 あ+あ-

元野良猫救済のボランティアをしてました。

皆さんは本当の怖さをわかられて無いと思い書き込みます。

主さんには家猫さんがいるそうですが、怪我した猫が猫AIDS(ﾊﾟﾙﾎﾞｳｲﾙｽｷｬﾘｱ)なら一緒に住むことは不可能ですよ。

ﾊﾟﾙﾎﾞｳｲﾙｽは人間には感染しませんし発症もしません。しかし家猫さんに媒介するのは主さんなんですよ。

猫AIDS(ﾊﾟﾙﾎﾞｳｲﾙｽ症)は人間のAIDS(HIV)とは全く違います。いくら予防接種を受けていても感染すれば死ぬ場合や、治療不可能な内臓疾患を起こします。

安気な考え方は全ての猫を殺す結果にしかなりません。獣医もその辺り迄考えた発言だと思いますよ。

猫AIDSは幼猫なら感染後６～１２時間で発症し２４時間持ちません。それくらい怖い病気です。

成猫の野良猫だからある程度の抵抗力や各種類の抗体を持っているからかろうじて持ちこたえているに過ぎません。

ﾊﾟﾙﾎﾞｳｲﾙｽ症を猫AIDSと呼ぶのは一度掛かると一生治らない事からそう呼ばれているのです。

単に可哀想だからで今居る家猫さん迄も危険にさらす考え方は優しい人間とは言えないと思います。

家猫には家猫の、野良猫には野良猫の一生が有ります。人間が手を下し助け延命する事だけが優しさではありません。

どうしても助けたいなら、今居る家猫さんを里子に出して、救済した猫さんだけを飼ってください。それが猫達に対する優しさ、救済した責任だと思います。

確かに怪我をした猫達は可哀想です。しかしそこが割り切れないなら助けなかった方が優しさに繋がったと思いますよ。