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No.10 08/02/26 22:00
澪 ( ♀ ZnPK )
あ+あ-

≫8

‥挙式も同様に形通りに行われ、ソフィアは 僅か10歳で住み慣れた土地・居心地の良い子供部屋・両親や友達に別れを告げた。


盛大な式の後、豪華客船でハネムーンへと旅立つ。船が動き出し、見送りに来てくれた親しい人達が遠ざかって行き 小さくなり‥見えなくなってしまった時はつい寂しくて涙を流した。


ハネムーンから戻れば、新居へ入る。自分の生まれ育った故郷とは遠く離れた地へ住むのだ。


そんな事、とっくに分かっていた筈なのにイザとなれば、どうしょうも無い感情が胸を駆け巡った。

「体が冷えてるよ。風邪をひいてしまうから、中に入ろうね」


季節は秋。肌寒い気候だったので潮風がソフィアの真っ白な肌を冷たくしていたのである。


エドウィンが、紳士らしく彼女に上着をかけた後 手を繋ぎ 客室へと向かって行った。


部屋に行く途中でソフィアは、涙を拭い笑顔を浮かべて話す

「お別れ‥寂しくて悲しかったけどね、私 エドウィンと結婚して良かった。とても安心出来るもの」


信頼と愛情を込めた大きく綺麗な瞳で、彼を見上げながら。

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