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離婚する人間は、人間失格。

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匿名
18/07/23 04:38(最終更新日時)

私は７年前に、離婚しました。

アパートを借りて自立していたものの、経済的な理由から実家に住むように。

親に「離婚するような人間は、人間失格」と言われるようになりました。

そして、いろいろ考えているうちに、私もそう思うように。

離婚の理由は、夫からの暴力でした。

口喧嘩は私の方が強かったらしく、言い返せなくなると、夫は手を上げました。

でも、日常的なものではなく、時々でした。離婚したのも、命の危険を感じたからではなく、男性として尊敬できなくなったから。

毎晩、ビール、焼酎、日本酒、ブランデー、ウイスキーを飲むような人で、暴力を振るうのは、必ず、酔った時。本人には、暴力を振るった、という意識がないんです。

女性とは言え、私も大人。物を使えば、やり返せたと思います。本人に悪気はなかったので、許してあげるべきだったかと。

夫には友達がおらず、いつも自宅で飲んでいました。私も付き合ってはいましたが、さすがにフルコースは無理でした。酔い潰れて、そのまま寝てしまうし、夫は酷い歯周病だったで、口を無理矢理こじ開けて、歯磨きしたりしていた時期もありました。

一方、私は誰とでもすぐ仲良くなるタイプで、食事や飲み会の誘いもありました。夫に「一緒に行く？」と聞いても「俺はいいや、楽しんで来て」と言うので、「夕食は適当に食べてね」という感じで、私は飲み会へ。

私は義父の会社を手伝っていて、「身内に甘くすると、他の従業員に示しがつかない」という理由で、かなり厳しくされました。八つ当たりのようなことも。パートの女性に「よく我慢できるね」と言われたこともあります。

平日だけではなく、休日も一緒に出かける決まりになっていました。老後の世話も私がすると決められており、義父の家の向かいの家が売りに出されるとすぐに、義父は勝手に契約しました。中古で、素人がリフォームしたような家だったので嫌でしたが、逆らえませんでした。夫も、義父の言いなりでした。

飲みに行くのもストレス発散、と自分に言い聞かせていました。

夫を放ったらかしにして、飲みに行く妻。殴られた理由は、それではありませんでしたが、今思えば、最悪な妻でした。人間失格です。

話を聞いてもらおうと、心療内科に行きました。うつ病と診断されました。お薬を何十種類も試しましたが、何も変わらず。落ち込んでいる理由は、悩みによるものであり、病気によるものではないんです。

私の親は、私が物心ついてからずっと、「離婚したい」と言っていました。そんな話を聞くのが嫌で、「離婚すればいいじゃん」と言ったこともあります。でも、離婚しなかった。忍耐力のある、立派な人間ということです。

「過去のことを悔やんでも、意味がない」と言われても、過去を忘れることができません。再婚するつもりもありません。親が亡くなれば、私は一人ぼっち。一人ぼっちで、貧乏なまま、老いていき、誰にも看取られずに、死んでいく。明るい未来が見えません。

ならば、いっそのこと今...と考えてしまいます。

今、頼っているのは睡眠薬。現実逃避できるから。昔は、覚せい剤を使用する人の気持ちが理解できませんでしたが、今はわかります。もちろん、使用はしませんが。

長文、失礼いたしました。