注目の話題: 家を綺麗にしたいんです。; 元旦那とディズニー旅行に行くシングルマザーの彼女; 離婚した人と友達以上恋人未満。

👑フリードリヒ３世の吸血NACHTBUCH(夜記)♦🌃

No.13　13/08/20 22:40
F.vﾊﾌﾟｽﾌﾞﾙｸ=ﾎｰｴﾝﾂｫﾚﾙﾝ ( ♂ zNfWxe ) あ+あ-

ヨーゼフは驚きを隠せなかった❗

それは当然だろう？目の前に自分そっくりの男が立っている❗

まさに鏡を見ている感じか!?

私は、これまでの真実を、父フリードリヒが私に語ったように、手短かに、だがハッキリと彼に伝えた♦

ヨーゼフは、あの時の私みたいに、衝撃と不信感にさいなまれ、何度も気絶しそうに成ったが、辛うじて意識を保っていた。

やっと全てが一応飲み込めると、彼はこう言った。

｢君の話は全く恐ろしい事だ😱
これが真実なら、母は決して許されない罪を犯したのだな!?
私はこれまで何も知らされ無かった。だが、これを今知らせたと言う事は、君達は私を生かせて帰す積もりは無いだろう？

これまで君が味わって来た不当な扱いからすれば、それも止むを得ないか。
それに、この事を知った今となっては、私は母とどう接すればよいのだ？
二度と母を愛せない！信頼出来ない！

だから、もう生きていても意味が無いな。
覚悟は出来ている、いつでも殺してくれ！

だが、兄である君の手でやって貰いたい。
仮にも私は、ハプスブルクの者だ！
●伯爵ら下賤な者の手にだけはかかりたく無い❗
私を殺す権利があるのは、同じ血筋のあなただけだ。頼む、死にゆく者の最後の願いを叶えて欲しい❗｣

私は頭がクラクラして来た😞

あの時代に生まれた貴族たる者、殺しが怖いのでは断じて無い❗

だが…、このヨーゼフには将来皇帝となるに相応しい何か、威厳か気品が漂っていた♦

しかも彼は私の双子の弟であり、私のこれまでの不遇だって彼の意思では全く無いのだ❗

彼を殺してはならない、絶対、今死ぬべき男ではない❗

何か確信みたいなものが、私の中で生まれ、それは巨大で何者も動かし得ない力と化した⚡

死ぬなら私が死のう😢

どうせ不幸な星の下に生まれたんだし、この先無理して皇帝演じたって、上手くゆくまい😞

第一、君主なんて突然成っても、窮屈ではないか⁉

母の愛にはとっくに失望させられていたし、父だってどうせ政治の道具に私を利用したいだけだろうが💢

もういい😫

さらばだ❗

こう私は決意した♦