出産しても仕事を続けたいけれど残業する体力が無い。どうすれば良い??

時間外労働の制限

出産後、体力が落ちている場合、今までと同じように残業をしたくてもできないという方は多いかと思われます。そんな時は、時間外労働の制限を請求することが出来ます。小学校就学前の子供の育児や要介護の家族を介護している労働者は、時間外労働の制限を請求することができます。

時間外労働の制限による残業時間の制限

上記のような育児や介護をする必要のある労働者は、事業主に対して時間外労働の制限を請求することができます。時間外労働の制限が請求された事業主は、1ヶ月のうち24時間、1年のうち150時間を越えた時間外労働をさせることができなくなります。

時間外労働の制限を請求できない方

上記の条件に当てはまる方が、必ずしも全員時間外労働の制限を請求できるわけではありません。雇用期間が1年に満たない方や1週間の労働日数が2日以下の方は、時間外労働の制限を事業主に請求することができません。また、労働者の配偶者が子供を養育することができると認定された場合も同様に時間外労働の制限を請求することができません。

短時間労働制度を導入している職場もあるようですが、手取りが少なくなってしまうので転職を考えている方もいます。残業代が無いと手取り額に不安を覚えるという方は、転職をしたほうがいいかもしれませんね。

時間外労働の制限を請求するために

時間外労働の制限を請求するためには、時間外労働の制限の開始日と終了日を明らかにしなければいけません。また、時間外労働の制限が開始される1ヶ月前までに請求する必要があります。請求は、何回もすることができるので、必要な方は早め早めに請求をしていくことがおすすめです。

出産後に求職活動をしているお母さんも掲示板にいらっしゃいますが、なかなか見つからず大変なようです。保育園の時間などを考えると、残業時間などはできるだけ少ない会社がいいですよね。

掲示板

将来の出産後の子育てに不安を覚える方こそこの時間外労働の制限を利用しましょう。申請をすることで残業時間を減らすことができます。

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