スペースシャトル
結婚して夫と子供達と過ごす毎日
周りから見たら たぶん
どこにでもいる普通の女性
そんな女性の生い立ちから現在までを書いてみたいと思います
初めての挑戦なので、小説とは言えないと思いますが頑張って書いていきます
事実をもとにしていますが名前は仮名に、地名、地域は一部変えています
内容上、不快に思われる方はスルーお願いします
知識不足から間違いもあるかと思います
よろしくお願いします
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四六時中、一緒にいると、お互いのいい面も悪い面も見えてくる
そう言う意味では、同棲するのも有り、だろう
相手と無理だと気付いても
付き合ってる間は、別れ
結婚してれば、離婚になる
私の場合は
一目惚れだったから最初はいいとこしか見えない
同棲してよっちゃんがどんな人か、わかった
結婚話がなく、付き合うだけなら私は別れていただろう
結婚を考えた時
いろんな妄想をした(笑)
その妄想の中で、ある光景が浮かんだ
この人なら………
私はずっとよっちゃんといたいと思った
部屋でよっちゃんの肩揉みをしながらテレビを見ていた
ある女性が子供を諦める、という内容だった
よっちゃんは思ってもみなかったのだろう
自分の肩を揉んでる人間も同じ経験をしていたなんて
麻里も俺に隠してるんじゃない?
本当はこういう事あったりして
知らないとはいえ
残酷だ
バカにしてるとか、ふざけているのとも違う
ただ、テレビでやってる事を口に出しただけ、内容がたまたまそうだった
よっちゃんからすれば、その程度のことだろう
私は
黙ってしまった
麻里?
そうなのか?
もう、終わりだと思った
明日、実家に帰ろう
よっちゃんは私じゃなくても、お嫁さんはいくらでも見つかる
透のことを言えば、私なんか嫌いになるだろう
頭のなかで、考えがグルグルしてる
二人して沈黙………
麻里
話してくれるな?
よっちゃんに全部話すことにした
話したら、この関係も終わるだろう…
そんなにうまくいくわけないか………
私は透の事を話した
された事を全て
そのあと、体がうけつけないことも
よっちゃんは、今まで見たことない怖い顔で話を聞いていた
そして
でもさ、お前の気にしすぎなんじゃねぇの?
………………?
子供はかわいそうだけど、そういう経験ある人って、わりといるんだろ?
それに子供を諦めたから、今、俺といるんじゃねぇの
そう思ってくれよ
あとさ
拒否られたこと
俺
一回もないよ
俺は平気なんでしょ?
じゃ、いいじゃん
この話は終わりな!
私が、考えすぎなのか
いつまで引きずっても、良くならないとは思う
だけど簡単に忘れられるものでもない
ずっと
どうしたらいいか、わからなかった
悪く考えれば悪いほうにしか行かない
よく考えれば良いほうへ向かう
そういう事があったから、今の二人がある
よっちゃんは、私と逆の考え方をする人だ
だから
私は安心できたのかもしれない
確かによっちゃんとは平気だった
恐怖から震えることもない
でも、またなるかもしれない
その時はまた考えよう
きっと魔法の言葉を言ってくれるだろう
でもね
言葉は人を傷つける道具にもなる
それを思い知るのも
よっちゃんの言葉だったよ
この時のよっちゃんは
そういう事が本当にあるなんて、考えたこともなかったらしい
口では
わりといるんだろ?
そうは言ったが
普通のことって意味で、言ったのでもない
私に気にするなって意味でそういう言い方をした
昔のことをあれこれ言っても戻ることは出来ないから
私は、前向きすぎるぐらいのよっちゃんが
いつも強いよっちゃんが
羨ましいよ
同棲して数ヵ月
理由は忘れたが、職場の休憩室で大喧嘩をした
私は
机や椅子を投げて暴れていた(^o^;
(気持ち悪い)
ミニキッチンに行った
帰るっ
みんなに具合悪いって言っといて!
私は可愛げない言い方をした
お前…
病院行ってくるよ
アパートに帰り、考えた
生理は今週か来週
まさか………
私は近くの産婦人科に行った
病院で診察を受けた
内診のあと、エコーをみた
医師の言葉が信じられない
四週だね
予定日は○月○日
赤ちゃん………
病院からアパートまで車で5分くらい
なんとなく帰りたくなくて買い物して帰った
アパートに戻ると
よっちゃんが帰っていた
どうだった?
赤ちゃん、いたよ
喧嘩したのもあったが、反対されると思った
よっちゃんはまだ21才だ
私からすると
まだ若い
私一人で産もう…
そんな事を考えてると
これから無理しないようにしないとな
えっ?………いいの?
お前何言ってんの
俺たち結婚するんだろ
赤ちゃん、良かったね
パパ喜んでくれたよ
俺も父ちゃんか(笑)
この頃が
なつかしい
純粋に
幸せだった
これから産まれる赤ちゃん
それがよっちゃんの子なら尚更うれしい
結婚式は二人とも挙げるつもりはなかった
私は二度目だから
よっちゃんは、妹が式を挙げたばかり、親にも負担がかかりすぎる
というのは建前
父親は見栄っ張りだ
妹の時、旦那より招待客を呼び、知り合いの議員に電報を頼む
うんざりしたそうだ
私が再婚だからと強く押し、納得してもらった
籍を入れようとしたら
この時点で私は離婚して6ヶ月過ぎていなかった
じゃ、過ぎたら籍入れようぜ
よっちゃんの考え方には
この後も何度も救われる
それから2ヶ月後
突然よっちゃんが
俺の実家に引っ越そうぜ
とんでもないことを言い出した
え……………っ💧
また同居?
よっちゃんの家族は
両親、よっちゃん、妹、弟
動物…たくさん💧
妹は結婚したばかりで今はいないが、来月には出産のために帰ってくる
弟は、まだ高校一年生💦
両親は働いていて、昼間は誰もいませんが………
同居は嫌だと言ったが、
よっちゃんは
家賃と車のローンもあるし俺一人の給料じゃ、貯金も今までみたいに出来ない
子供が産まれたらもっとお金がかかる
だから俺んち住めば、家賃分は貯められるじゃん!
間違いではないかもしれないが…
それに前みたいな思いはさせないって言ったろ?
そうだけど………
大丈夫だって!
やはり
若いって、いい事もあれば
常識はずれの事もある
私は
家族
というのに、こだわりがあったのだろう
私の家が違うとか、あそこの家が理想とかじゃない
子供が一緒にパパを待ち、帰ってきたら
子供と競争しながら玄関まで向かう
(広い家ならの話だ)
なんとなく、私とよっちゃん、子供の生活だと思ってたから
同居だと私の小さな夢が…
幸い、よっちゃん一家は、
個々の性格がいい人達なので、前の同居と同じにはならないのは、私にもわかる
でも
どんなにうまくやれても
他人だ
それとも私がわがままなのか?
この同居も
いずれ………
結婚は、親とするわけじゃない
そうかもしれないが
それが出来れば
幸せだろう
お金を貯めなきゃ
あとは私の体調に何かあったとき、実家なら誰かいる可能性もある
よっちゃんなりに考えたのだろう
あまりにも簡単に考えすぎの気もしたが、私も初産で不安もある
よっちゃんの親に了解をもらい、同居することになった
私も学習能力がないんだろう💦
よっちゃんが休みの日に、引っ越すことにした
私は午前中だけ仕事にでて午後は早退した
今度の引っ越しは
人が住んでる家に荷物を運ぶ
タンスや冷蔵庫、普段使っていたものが、全て二倍になる
それをうまく収めた業者とよっちゃんに感心した
細々したものをアパートに取りに行き、掃除をして終了
よっちゃんの家に行くと、
弟:
お兄ちゃんたち、今日は早いね
よっちゃん:
おう、今日からこっちいるからよ
弟:
そっかぁ
和くん?(よっちゃんの弟)
それだけ?
弟の和くんは、友達と原チャリで出かけていった
夕方になり、お義母さんが仕事から帰ってきた
このお義母さんは働き者だ
頭が下がるくらいの働き者
気が付けば妹の綾ちゃんと旦那も帰ってきた
いよいよ食事
大人が7人+猫二匹の夕飯だ
おかずの量が半端じゃない
みんなよく食べる
お義父さんも好き嫌いがあった
前義母に比べれば屁でもないが(笑)
この時思ったことは
食べ続けたら病気になる…
とにかく味付けが濃い
醤油挿しに移し替えた量を一度の食事で使いきってしまう
理解不能。。。
私は次の健診でひっかかってしまった
なるべく、選んで食べていたが、濃い味付けに更にプラスじゃ、ね
出産直前まで、病院で言われてしまった
この同居にはもう一つ理由がある
お義父さんは口ではいい事言うが、それだけだ
いざという時は、まるでダメ
そのせいでお義母さんも苦労があるようだった
私たちが同棲してた頃、ゴタゴタがあったらしい
よっちゃんの伯母から
お前がいないと、あの家はどうにもならない
戻ってやってほしい
そう言われたそうだ
身内のゴタゴタ
お義父さん側の身内の話は聞いていたが
いい大人が解決出来ない事を、よっちゃんが出来るのか?
この時も話をつけたのは
よっちゃんだった
高校生の頃から解決してたらしい
この家は、よっちゃんが主人のようだった
私は同居してから、自分だけのルールを一つ作った
我儘なルールだ
食事(夕飯)は作らない
(当分の間)
やはり食生活があまりにも違う
お義母さんは作るが、半分はお惣菜だ
みんなが囲める大きなテーブルに、隙間無くおかずが並ぶ
いくらかかるんだろう(👛)
私の実家は一汁一菜だったから、この量を用意するのに検討もつかない
私は出産近くまで仕事を続けるから、いつもやらなくてもいいのだが
いつも食べてるものを観察しようと思った
宣言したわけじゃないが、妊娠してるのと仕事の事もあり、何も言われない
そして一ヵ月後
綾ちゃんに男の子が産まれた
母子共に健康
ちっちゃくてかわいい!
私は病院で性別を聞いていた
よっちゃんは産まれるまで知りたくないと言っていた
みんなで話している時、綾ちゃんが聞いてきた
私は小さな声で答えた
みんなそれぞれ、性別のことを言っていたら
その場をぶち壊した人がいた
よっちゃんだ
何で言うんだよ
俺がいるのわかってんだろ
よっちゃんからすれば、気に入らないだろう
産まれてくるまでの楽しみだったから
でも、よっちゃんは
俺、もう知らない
(はぁ?)
言っちゃ悪いが、たかが性別だけで、自分の子のことを
知らない
まで言うか
私は部屋に行き、母子手帳を持ってカバンに荷物を詰めた
お義母さんが
よしが見ないなら私が見てやっから、気にしちゃダメだよ
体にさわるよ
リビングではよっちゃんが
産まれるまでの楽しみだったのに、言われちゃったらねぇ(笑)
綾ちゃん夫婦たちと話している
きっと綾ちゃんたちは、
ひきつってただろう
だって
だれもよっちゃんには
何も言えないんだから
私はそれから部屋にこもった
食事はとるが、その後は部屋から出ない
よっちゃんを無視し続けた
子供の命に関わるようなことを私がしたのなら、こんな事はしない
性別がわかっただけで、私を皆の前で罵倒したのが嫌だった
私も謝ればいいのだが
絶対にしなかった
そのうち、よっちゃんが折れた
私は
アンタのくだらない楽しみで、こっちは赤ちゃんの物を何も用意してないんだよ
可愛いのがあっても、色でわかるからとか
そんな楽しみも私はないんだけど
よっちゃんはそんなのは考えてなかった
だから、赤ちゃん用品に目がいくとかわからないのだ
俺が言い過ぎたと謝ってきた
お腹の子は、
よく動いているが逆子だった
医師に
まだ中で動けるから頭が下に向くかもね
でも、次の健診で逆子のままなら、初産だし帝王切開のほうがいいなぁ
うっ、人生初のメス(T_T)
経産婦なら足やお尻からでも、赤ちゃんの位置がよければ、自然分娩出来る場合もあるらしい
会社も、そろそろ退職する時期になった
実は私の妊娠はよっちゃん以外は誰も知らない、気付いていない
上着でごまかしたりしていたが、会社で気付かれなかったのは奇跡だ
私とよっちゃんが付き合ってる
一緒に住んでて、赤ちゃんも産まれる
なんて誰も知らない
うちは職場恋愛禁止
ばれたらクビだ
どうせ私が辞めるんだから関係ない気もしたが
よっちゃんは
子供が産まれるのに、もし俺がクビになったら困る
すごく気にしてたから、私達はバレないようにしていた
籍を入れて、子供が産まれたらバレてしまうけど
私は退職の理由を智之一家のせいにした
あんな風にされて、仕事しづらい
上司もあっさり認めてくれた
仕事を辞めてからは毎日暇だった
その翌月
よっちゃんの誕生日に入籍した
去年の同じ頃
一年後にこんな展開になってるとは、想像できなかった
私は
宮原麻里になった
それからは平日休みのよっちゃんに運転手を頼み、銀行など旧姓から宮原への変更をした
女は
(絶対に女だけ!じゃないですが…)
大変だなぁ
よっちゃんがポツリと言った
(少しはわかったか!!)
出産まであと少しの頃
逆子体操も虚しく
赤ちゃんはMr.逆子ちゃんのままだった
手術、約二週間の入院
私が通っていた病院は、雑誌にもたびたび取り上げられていた病院
わざわざ選んだのじゃなくて、大喧嘩の日に行ったのがこの病院だ
アパートから一番近かったから…
今じゃ、遠くなったが(笑)
お金かかるんだろうなぁ
今から思えば
この時ほど社会保険が有り難かったことはない
臨月になり私の体重もお腹もMAXだ
特に体重は病院で注意されるほどだった
食べる量は変わらないけどなぁ
健診で手術の日にちを言われた
曜日や時間で診察内容が違っていて、私は手術の曜日の午後一番だ
帰ってからそれを言うと
お義父さんとよっちゃんが
この日は仏滅だから次の日にしてもらえ!
私には理解できない
土地柄だろう
六曜をすごく気にする
私や実家の両親は全く気にしない
お祝い事や気にしたほうがいい時があるのは、もちろんわかるが
くだらない…
私は、盛り上がってるよっちゃん達を残して、部屋に行った
確かに誕生日が病院の都合で決まるのは………
でも、仕方ないことだ
自然分娩なら大安も仏滅も言ってられない
そんな理由で産まれて、毎年誕生日は大安になるのか?
潮の満ちひきや月は、お産と関係あるとも言われてるらしいが
自分ではわからなかったけど、赤ちゃんも下がってるらしい
足が下だから、バタバタ動いて下がってるかどうかなんて、わからなかった
私や子供のことより日を気にするのか?
勝手にしろ!
そう思った
よっちゃんが部屋に来て
お母さんが
お姉ちゃん(よっちゃんちの人は私をこう呼ぶ)の
体を考えたら、いつがいいなんて言うことじゃない
と、言われたらしい
当たり前だ、言われなきゃわかんないのか
三人産んで育てた人には、男たちも何も言えまい
手術の数日前
私は実家に帰った
よっちゃんは社員旅行
いて欲しがったが、たまの息抜きだ
でも、無償に淋しくて夜になると泣いてしまった
帝王切開は何の問題もなければ、手術自体は15分くらいだそうだ
だけど、やっぱり不安もある
付き合ってから離れるのも初めてだった
年甲斐もなく毎日泣いてしまった
不満があっても年下でも、やっぱり、よっちゃんがいないと嫌だった
手術当日
うちの母、お義母さん、よっちゃんが来てくれた
いよいよ手術
手術室にはガラス戸のスチール棚がある
綾ちゃんも同じ病院だった
綾ちゃんから、ガラス戸から様子が見えると聞いていた
最初は全身麻酔ではない
私はガラス戸を見ないようにした
レーザーで切ってる(;_;)
宮原さぁん、赤ちゃん産まれますよ
オギャア
産声だ
この瞬間、私は本当に親になった気がした
なんとも言えない気持ちだった
子供を見て涙が出た
ホッとするのもつかの間
その後も事務的に進んでいく
どこかの大学病院のおじいちゃん医師と主治医の二人が手術を行っていた
主治医が
教授、何時の特急で帰ります?
と聞いてるのを、全身麻酔がきく間に聞いてしまって拍子抜けしたのを覚えている
病室で意識が戻りかけてきた
個人差があるが、私は術後の痛みが強かったみたいだ
お腹が痛くて騒ぎたかったが、意識がはっきりしないしどうにもならない
お義母さんと伯母さんの声が聞こえた
悪いが相手が出来る状態じゃないから、唸りながら寝たふりをした
夜になり、お義父さんやよっちゃん、弟や妹夫婦に甥っ子、勢揃いしていた
私は痛みと疲れなのか、半分起きて半分寝てるような感じだった
みんないるのがわかったけど、そのまま寝てしまった
次の日、母が着替えなどを持ってきてくれた
昨日と違い話せたのだが、母が…
いくら病気じゃないからって、体を切ってるんだからすぐ帰ったけど、あちらさんは?
私は昨日のことを話した
喜んでくれて有り難いと思わないと、やっていけないよ
意味がよくわからなかったが
後日すぐわかった
毎日来てくれるのはいいがずっといるのだ
私はトイレもまだだったから管を付けていた
あまり見られたくない
薬を飲んだあとは収縮の痛みが、痛くて痛くてうなってしまう
タイミングよくその時に病室に来られても、私も困る
その痛みもあと数日
よっちゃんに
まだ入院してるし、悪いけどあと二日くらいは、お見舞い控えてもらえないかな
せっかく来てもらっても、私も相手できなくて悪いから
わかった、言っとくよ
翌日は日が良かったらしい
いつもより人が多く来た
私が唸ってるときに…
私は寝た
薬を飲む時間だって決まってるから、痛くなるのも大体同じだ
その時間も言ったのに…
それとも、痛くなる時間に来てくれって、よっちゃんは言ったのか?
食事がとれるようになってから、他の人と食堂で三食食べる
ある日の昼食
食堂のドアから年配の男性と若い女性が、誰かに向かってお辞儀をしていた
みんな知らない人みたい…
私が見ると頭を下げる
???
知らない人だ
席を立ち二人のとこに行った
私に会いに来たらしいが、私は知らない(;_;)
私は食事が終わるまで、ロビーで待ってもらうことにした
席に戻ったら、他のママさんから、親戚の人?と聞かれた
お義父さんの親戚らしいが式もあげていない私は、顔も名前も知らなかった
出産すると親戚が増えるのか?みんなで笑っていた
何話そうか考えてるうちに食事も終わり、親戚と会った
親子で来ていて、娘さんも近々帝王切開するらしい
私に話を聞きにきたのだ
簡単に話をして、帰っていった
よっちゃんに言ったら、
俺も伯父さんと一回しか会ったことないし、娘なんて知らない、何しに来たんだ?と言っていた
あれから十年以上経つけど、それから一度も会ってない💦
退院の日が決まり、よっちゃんに言うと
日が悪いから
また始まったと思った
結局、二日も多く入院することになった
退院の日、私の母が迎えにきてくれて実家に帰った
実家で1ヶ月ほど過ごし、よっちゃん家に行くのだが
これから何があるのかなんて、考えていなかった
出産後初めてよっちゃん家に戻り、荷物を片付け、綾ちゃん一家も合わせ9人で食事をした
甥っ子が来るとお義父さんがお風呂に入れる
うちはよっちゃんがいる時はよっちゃんが、いない時はお義父さんが長男をお風呂に入れていた
綾ちゃんは、甥っことよく泊りにきた
実家だから来ても当たり前だし、私も育児のことを聞いたりする
心強いのもあるが、そのうちあることに気付いた
当時も今も、綾ちゃんが何も企んでいないのはわかる
綾ちゃんの旦那はよく飲みに行く
だから、お風呂が困るからと実家に来ていたけど…
いつもよっちゃんが遅番の日に来ていた
お義父さんの態度が明らかに違うのだ
外孫内孫とかも気にする地域だ
甥っ子は外孫とはいえ初孫だから可愛がるのもわかるし、一緒に住んでいるわけじゃないから来たときに可愛がるのもわかる
だけどお義父さんのそれはなんか違う気がした
お風呂は甥っ子だけしかいれない
赤ちゃん用のお菓子なんかも、甥っ子だけ他の部屋に連れていきあげていた
うちのほうが月齢が小さいから、同じようにはいかないのは百も承知している
だんだん成長するにつれ、明らかに長男を無視していた
甥っこがお義父さんを追い掛けて後をついていくと、ニコニコしながら待っている
長男がその後をハイハイしていくと、部屋のドアを閉める
入れないから長男が泣く
いつものことだが、よっちゃんがいるとやらなかった
お義母さんはわかっていて気を使うこともあったが、聞く耳持たない
私も普通にしていた
前の結婚と違い、よっちゃんに言えばきちんと親に話すのがわかっていたから
初節句が近くなった頃、お義父さんがお義母さんにこう言っていた
甥っ子とうちの日にちが重なれば向こうに行く、と
綾ちゃんのことだ
うちと日にちをずらすのはわかっていたが、私はよっちゃんにお義父さんが言っていたことを話した
よっちゃんの家では、よっちゃんに誰も頭が上がらない
今まで何かあっても、親が出来ないことをやってきたからだろう
威張ってるわけじゃないけど、問題があればよっちゃんがみんなに諭す
そんな感じだった
節句のことでよっちゃんに言われたお義父さんは、更に長男を無視した
長男が寄っていってもお義父さんは知らんぷり
払い除けることはないが、膝の上まで行き、あーあー言っても無視、長男を見もしない
もちろん膝に乗せて抱っこもない
私のことも気に入らないのか時々無視していた
綾ちゃんたちは相変わらず、というよりほとんど一緒に住んでいるみたいだった
綾ちゃんの旦那も何も言わないんだろう 会社もアパートからではなく、こちらから通っていた
木曜日に実家に来て火曜日の夜、自分達のアパートに帰る
まともにアパートにいるのは、水曜日だけ
甥っ子が40度の熱を出そうがなんだろうが、保険証だけをアパートに取りに行き病院に行って実家に帰ってくる
私がいても気兼ねなく来れると思ってるのだろうと、いいほうに考えることにした
お義父さんとよっちゃんは、頼られると機嫌がいい
それ以外にも私からはあんまりうれしくない部分が似ているが
私と話すときは長男と遊んでくれるけど、綾ちゃんたちがいる時は前と変わらなかった
よっちゃんの親は、私と私の親が本当の親子じゃないのを知らない
何かで戸籍を見たとか、聞いてきたら俺が話すと、よっちゃんは言っていた
やっぱりバツイチの嫁は気に入らないのかな…
私はいいけど、孫はよっちゃんの子供だ
長男には普通に接してほしかったので、私も気をつかうようにした
私もストレスを感じていたんだろう
長男は感じ取ったのか、綾ちゃんたちが帰った日は夜泣きをし、次の日はぐずりっぱなし
そして次の日はまた綾ちゃんたちが来る
そんなことの繰り返しだった
その頃、よっちゃんは転職しようとしていた
親戚の会社で、義父母は働いている
そこは娘がいるが、会社の跡を継ぐ人がいない
だから、将来的に俺に継がせてくれと、そこで働くことを決めたようだ
子供も生まれて、俺が私や子供を守っていく
今の会社に不満はない
でも土日は仕事だ
子供が大きくなったら、休みが合わなくなるから、なるべく一緒にいられるように
それ以外にも色々考えた結果だった
よっちゃんはこの時21才
若造が偉そうに、とも思うが、真剣に話してる様子を見て、私はよっちゃんのやりたい事をすればいいと賛成した
この話が出る少し前、お義父さんと社長が険悪な状態になっていた
社長はよっちゃんの伯父だ
よっちゃん、お義父さん、伯父さんで話し合いをすることになる
自分が伯父の会社に入ること
わからない事だらけだから俺が一人前に仕事が出来るように、お義父さんに色々教えてもらいたい
話し合いにならなかったようだ
お義父さんは機嫌が悪くなると、一切口をきかなくなる
伯父もお義父さんに頭を下げ頼んだらしい
何をやってもダメだった
お義父さんはそのまま仕事を辞めた
よっちゃんとお義父さんは話さなくなった
私や長男もお義父さんと話さなくなった
私たちはいいが、長男は可哀相だ
甥っ子には普通だが、長男は無視
よっちゃんに言っても
俺の子供だから気に入らないんだろう
そう言われた
結局、こじれた関係はその後4年ぐらい続くことになる
綾ちゃん一家は相変わらず
長男が甥っ子とミルクやオムツのサイズが同じになると、甥っ子の分は持ってこなくなった
買い物は歩いていける距離に店もなく、車じゃないといけない
赤ちゃんを連れてかさばる物を買うのは大変だし、ちょこちょこ買いに出るのも大変だったから、ミルクやオムツ、おしり拭きなど、よっちゃんが休みの日に大量に買いこんであった
甥っ子も歩き始め、綾ちゃんも公園などに行き、実家に来るのも前ほどじゃなくなった
そんなある日
実家から綾ちゃんたちがアパートに帰るとき、義父母は私達が買いこんだオムツやミルクなどを、ごっそり綾ちゃんに持たせたのだ
あれは長男に使うのに…
うちに来てるときは使っても全然いいが、それってどうなの?
義父母が買ったり、こちらにも一言あれば、まだ違うのだが、うちにオムツが一つしか残らないとか、買ってきた量からしてもおかしい
私はよっちゃんにこの事を話した
よっちゃんは
怒った
義父母に
これはうちで使うのに買ったんだぞ!
甥っ子の為に買ってきたんじゃないっ!
お前らが用意したもんじゃねぇだろ
麻里がいるのに断りもしないで
うちのをいつも使ってるんだから、逆に持ってくるのが普通だろ!
二度とあいつら(義妹一家)には、くれねぇからな!
義父母は、いつも実家で一緒に使ってるから、あげてもいいもんだと思ったらしい
綾ちゃん一家は、ほとんどこっちで生活してるから、アパートに持ってっても使わないと思うが…
後日、お義母さんがオムツを両手に下げて帰ってきた
買い物には義妹一家も一緒だったらしく、スーパーの袋を抱えてきた
また来たんだ………
私はこの生活が苦痛になっていった
苦痛に感じる理由はもう一つ
お義父さんが仕事を辞めたから、毎日家にいる
最初は昼食を用意したが、無視されてまで作るのもバカらしくなった
声をかけても返事はないし、いるのかいないのも
わからない
そのうちお昼前になると、私は長男を連れて出かけるようになった
あてもなくデパートをうろついたり、公園をベビーカーで散歩したり
困ったのはトイレだ
当時はベビーカーで入れるような広い個室があまりなかった
かといって、ベビーカーごと個室の前に、も不安だ
結局トイレの為に私の実家に行った
それからは、昼前からウロウロして、夕方に私の実家に行き、よっちゃんが帰る頃に戻る
毎日それを繰り返していたら、ガソリン代がすごくかかって、びっくりしたのを覚えている
ある日、風邪をひいたのか熱っぽい
微熱があり、だるい日が続いた
もしかして………
薬局で妊娠検査薬を買って調べると
妊娠してる?
私は実家に長男を預け、病院に行った
やはり妊娠していた
よっちゃんが仕事から帰ってきて、私が妊娠したことを言うと、とても喜んでくれた
夕食の時、よっちゃんが義父母に私が妊娠したこと、予定日を伝えた
お義父さんの態度が一変した
予定日が甥っ子の誕生日と同じだったからだ
よっちゃんとは話さないがそれからは私や長男とも、普通に接するようになった
私は素直に喜べないけど…理由はどうあれ、少しホッとした
これで、お義父さんと私達の関係も、いい方向にむかえば…
二人目の悪阻は、長男とはまた違った
気持ち悪いより、頭が痛いような…風邪の引きはじめみたいだった
この頃、お義父さんも仕事に行き始めた
もともと家でじっとしてるタイプではないから、家にいたことで、お義父さんもイライラしてたのだろう
家にいる時より、私達への態度がましになった
私も体調がいい日は、歩き始めた長男と公園に行ったりした
長男がお風呂から出てきた時、お腹にプツプツ水ぶくれが
水疱瘡?
機嫌は悪くないが、次の日に病院に行くことにした
病院で
あぁー、水疱瘡だねと言われて、薬をもらってきた
だんだん、顔や全身に広がり、かさぶたになる
塗り薬を塗るとくすぐったいのか?長男はご機嫌だった
顔に出来たかさぶたの場所が、なんとなく私のツボにはまり笑ってしまう
玄関が開いた
綾ちゃん一家の来襲だ
お義父さんが玄関で長男のことを話した
綾ちゃんは
予防接種受けたと思えばいいから
よっちゃんも
甥っ子と遊べば気が紛れていいんじゃない
気が紛れても病気か治るわけじゃないし、あとで大変なのはこっちなのに…
まぁ、綾ちゃんは気を使ってたわけでもないし、うつるからと露骨に嫌な顔されなくてよしとしよう
病院の検診では順調だといわれた
まだ先だが、また逆子なら手術かなぁ
そんな心配もあって退職してから、社会保険を二年間延長して個人で払っていた
出産ギリギリで退職したため、第二子の予定日までは延長期間内だ
実は長男の時、帝王切開だったから保険や祝い金などで、総額220万振込まれていた
これにはビックリした
ただ、実際に子供の為に使ったのは20万だけ
あとは………
よっちゃんの家に来てからずっと思ってたこと
義父母は貯金があるのだろうか………
二人の給料は申し分ない額だ
食事の半分はお惣菜
孫には何でも買ってくる
(オムツやミルク以外は)
置き場所に困る、大きな高額のオモチャから小さなオモチャまで
ただ、何万という買い物はローンを組む
月収からすれば、現金で払えそうな額でも…
伯父の会社は個人なので国保だった
私以外は同じ保険証だ
税金、払ってる様子がない
なんとなく
このままだとお金の苦労をしそう…
そんな感じがした
ある日、綾ちゃん家が新しい車を買った
二百万以上はするだろう
お義母さんが
あの車はキャッシュで払ったんだよ
偉いねー!
そりゃそうだろう
アパートには週一日しかいない
光熱費はかからない
洗濯物は実家で全部やっていく
スーパーにいけば、支払いは全部お義母さん、食費もゼロ
食費は当然うちの負担
甥っ子の服や必要なものは実家に来れば、お義母さんが買い揃え、長男と同じ物はうちのを使う
私は子供の物は甥っ子の分まで買っていた
もともと贅沢しない人達だが、こんな生活をずっとしてれば貯まるのだろう
生活費はほとんどゼロに近い
お義母さんや伯母さんも、綾ちゃんとこは金が無いからと、いつも援助していた
うちだってよっちゃん一人の給料で、綾ちゃん家まで賄ってるのに…
同居だから、お金が掛からないと思われたんだろう
よっちゃんも見栄っぱりだ
妹たちに出させるのは嫌なんだろう
口には出さないが、後輩との付き合いからしても、自分が面倒見る、そんな人だったから
だけどね、よっちゃん
それは出来る人がやれば、よかったんだよ
伯父と伯母、よっちゃんが働いてる会社は、この二人がやっている
会社といっても従業員が数人だが、やはり普通の家より裕福だった
よっちゃん家は、この伯母の家に昔から助けられていたらしい
特に金銭面で…
お義父さんが仕事で借金を作った時も、伯父夫婦が払ったそうだ
自分が借金してでも助けてやれ
伯父の言葉らしいが、返せるあてがあるならそれでもいいだろう
普通はそこまでする必要はないと思うが………
伯父、伯母もよっちゃん達を、自分の子供のようにしていたそうだ
綾ちゃんはうちに来る前に伯母の家に必ず寄ってくる
伯母は行くたびに子供たちにお小遣いをくれるのだ
必ず一万円
私はそれをされてから、伯母の家には、よっちゃんと行くようにした
伯母は楽しみでしているのだが、私はなんか悪い気がして、一人で行きづらかった
綾ちゃんがお金欲しさに行ってないのはわかっていた
頻繁に伯母のところに行くのは、今までもそうだったから、なんでもないんだろう
私の気にしすぎだと、よっちゃんは言っていた
ある日、食器棚の引き出しをあけると、税金の用紙があった
ほとんどが払われていない
何年も前のもある
私は長男の出産時に残したお金から少しずつ払うことにした
保険証が使えないと、長男が病院にかかる時に困ると思ったからだ
大人はなんとかなっても、まだ一歳過ぎの長男はら自分でどうにかできるわけない
病院に一番行くのも長男だから
それだけの為に関係ないお金を払っていた
お義父さんともまた元通りだった
甥っ子にはお菓子や物を別の部屋であげる
長男が行くとドアが開かないようにする
よっちゃんがいる時は絶対にやらない
この頃、綾ちゃんたちも、五泊六日で毎週来ることもなくなっていた
時々は来るが、よっちゃんも遅番がある仕事じゃないし、夕飯も一緒に食べる
お義父さんの好き勝手は出来ない
いい年してその程度の人間
そう思うようになった
お義母さんは子供の扱いがうまい
甥っ子も長男もお義母さんが大好きだ
でも、娘と嫁は違うのかな
従兄のお下がりが段ボール一杯に来たとき、綾ちゃんに先に選ばせていた
そのあと、言われた私はが段ボールを見ると、サイズが大きくてまだまだ着れないものばかり
長男がそれを着れる時のために残してある
単純にそう考えたのだろう
お義母さんは悪気があるとか意地悪でなく、いつもそんな感じだ
まぁ、紙袋二つ分の服を抱えて帰る綾ちゃんも、こそこそするわけでもないし…
この家の人とは考え方が違う
そう割り切ることにした
二人目の出産が近づいてきた
経過は順調
今度は頭が下だから、手術ではないようだ
出産費用は貯金から払える
私は義父母の税金を払わなくなっていた
いずれはここを出たい
そんな事を考えていたから貯金するほうを選んだ
子供たちが大きくなれば、この家も手狭になる
智之の家では無理だが、義父母はそういう事は同じ地域でも、あまりうるさくなかった
予定日間際の検診
まだ産まれる気配が無い
そのまま予定日を迎え検診に行った
まだだねぇ、医師はのんびり言うが、私は陣痛のことで頭が一杯だ
透の子
つらい記憶と共に痛みも思い出した
あの子の為にも、お腹の子の為にも、痛い、怖いなんて言ってられない
不安や悲しみが入り交じっていた
よっちゃんの家は昼間はみんな仕事で誰もいない
予定日を過ぎて私は実家に帰った
長男とのんびり過ごす
お義父さんのことで気を張っていたのだろう
実家はいいなぁと思いながら、綾ちゃん一家も同じだったのかなぁと思った
宮原の家族は悪気が無いというか、私が気にしすぎるのか
何で私が不機嫌になるのかわからないようだ
それが私の神経を逆撫でするけど、心底悪い人達でもない
だから、私も思い切り感情を爆発できないんだろう
中途半端に疲れるのだ
ただ悪気はないではすまされないこともある
この人たちは
今でも変わらない………
予定日を過ぎての検診
今日辺り産まれそうだから、入院の用意をしてまた来るように言われた
この頃は携帯も普及していた
私はよっちゃんに電話して、入院することを告げた
午後になり病院に行った
本当に今日産まれるのか?
なにも変わった様子もない
夕食をしっかり食べた
病院の食事はおいしい!
夜によっちゃんが来てくれた
面会時間ギリギリまでいてくれたが、私はいつもと変わらず…
時間になりよっちゃんが帰ってから、お腹がキリキリした
食べ過ぎ?
違った
陣痛だった
よっちゃんがいる間になんて、そううまくいかない
時計を見るとだんだん痛みの間隔がわかるようになった
ナースがきて
始まったね
でもまだまだだから
五分間隔になったら呼んでくださいね
そう言って病室を出ていった
だんだん痛みがひどくなる
うーっと声を出して我慢した
そのうち寝てられなくなり、病室や廊下でウロウロしながら唸っていた
今思えば、よっちゃんがいなくて正解だった
この世の物とは思えない!?声で唸っていたから
ナースを呼んでも
まだ半分くらいかな
気を失うかと思った
私に耐えられるのか
いろんな事を痛みの間に考えていた
明け方になり、やっと分娩室へ
無事に長女を出産した
よっちゃんが来てくれたがあんまり覚えていなかった
二人目だからか見舞い客も少ない
長男と違って、すぐ動けるし母子同室じゃないから、入院中は暇だった
もう一つ
長男の時と違うこと
お義父さんは一度も顔を出さなかった
もう気にしないことにした
それなりの付き合い方をするだけ
実家で1ヶ月過ごして、よっちゃんの家に戻った
お義父さんも長女を気にしている
自分から、は
接しづらいのだろう
私たちへの態度も少し変わった
少しだけ…
長女が産まれ、私も保険証をお義父さんたちと一緒にすることにした
お義母さんが自分達と私たちと保険証を別にすれば?
と言ってきた
後日、市役所に行ってみると
宮原さんとこは無理ですねと言われる
理由は
国保を滞納しているからだった
同じ世帯から、親世帯子世帯、二つの保険証に出来るのは、滞納してないことが条件だった
普通なら出来たんだろう
普通なら…
家に帰って聞かれたが、適当な理由を言ってごまかした
よっちゃんにも言えなかった
なんとなく
親の不始末を嫁から言われるのは、嫌だろうな…
そう思ったから
あとから、悔やんでも仕方ないのにね
よっちゃんに話しておけば
もう少し違っていたかもしれないね………
二人の子育て
子供が産まれて親として子供を見る
子育てなんてゆうレベルではないが、子供には出来るだけのことをしてあげたい
義父母もそんな気持ちなんだろうか
私にはわからなかった
貯金もしたいが、まず税金
義父母が滞納してる分を、毎月少しずつ払うようにした
少しとはいえ何万単位だ
あっという間にお金なんて無くなる
義父母は光熱費、何かのローン等の月々の支払いは、仕事をしてて銀行に行く時間が無いのか、綾ちゃんに頼んでいたようだった
子供や孫には何かとお金を使い、出かければ財布からお金をポンポン出す
よっちゃん達が子供の頃、経済的にキツい生活だったらしい
親戚が学校で働いていたので、給食の残りを毎日貰ってきてくれて、それを夕飯にしていた
よっちゃんから聞いていた
だからかはわからないが、少しでも余裕があれば使うのか?
違う気がするが…
よっちゃんも同じような感じだった
子供に必要なものは惜しまない
金額の多い少ないに関係なく、自分の物は我慢しても子供に何かしてあげたい
ただ、自分が欲しいものは妥協しない上に見栄っぱりだから、値が張る物だ
これには今も頭を抱えてしまうが…
よっちゃんは二十歳そこそこで私と結婚し、すぐにパパとなった
まわりの友達は独身ばかり
飲みに行ったり遊んだり、車をいじったり自分の好きなようにしている年齢だ
たまに飲みに行ったりはしたが、ほとんど私達と過ごして、仕事も大変なのに一切弱音も吐かない
遊んで使うなら家族の為に
そう考えてるのがわかっていたから、たまのおねだりも許していた
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