パトパト 第一章サブストーリー(神王連)篇

レス0 HIT数 184 あ+ あ-


2025/04/26 22:10(更新日時)

神王連篇第一幕 神王連下巻 〜強き者の実力〜 第一話「バケモノ級の才能」

ー【悪魔信仰教団 本拠地】ー
リオ(ここか、アンテの本拠地、悪信教)
少女「あ、あの!」
リオ(女の子供か、無視する訳にもいかないからな、軽く受け流しておこう)
リオ「どうしたの?君?ここは危ないよ?」
少女「あの、お願いします、私、親に捨てられて!」
リオ(は?)
リオ「ごめんなさい、ちょっと待っててくれないかな?」
少女「わかりました!助けて下さるのなら、それで大丈夫ですので!」
リオ「ええ、ありがとう、もちろんよ、それで貴女、名前は?」
少女「?」
リオ「ああ、ごめんなさい、何でもないわ!」
リオ(記憶がないのね、なら私がつけるとしましょう、この娘の潜在能力はバケモノ級、ある意味、私よりもずっとバケモノだからね、絶対にこの娘は私が守らなければいけない、何としてでもこの娘は私が手に入れてみせる)
リオ「そう、じゃあ貴女に名前というモノをつけてあげる、いい?」
少女「は、はい!」
リオ「貴女は【黒百合 紫苑】」
紫苑「黒百合紫苑、ですか?」
リオ「ええ、貴女は今日から【黒百合 紫苑】私は【リオ・カムニバル】」
紫苑「今日からよろしくお願いします、リオ様!」
リオ「ねえ、紫苑?急でお願いなのだけれど、私の養子になってくれないかしら?」
紫苑「え?養子、ですか?」
リオ「確かに貴女の名前は【黒百合 紫苑】だけど、私の養子になるという事は、貴女は【シオン・カムニバル】になるって事よ。それでもいいのなら、私の養子になってほしいの!」
紫苑「は、はい、もちろんです!リオ様がお望みなら何なりとお申し付けを!」
リオ「ふふふ、良い娘ね、流石は私の娘、って事かしら?」
紫苑「ありがとうございます、リオ様。でも、リオ様、私何かに構っていて良いのですか?リオ様、お時間ないのでしょう?」
リオ「え?ああ、その事ならもう大丈夫よ、その事についてなら、もう連絡は済ませておいていたからね、それに貴女が心配する事じゃないから、安心してほしいわね!」
紫苑「そうでしたか、でもご迷惑をおかけしてしまったのは私ですから、何か詫びさせてくれませんか?」
リオ「お詫びなんて必要ないわよ、ほら、紫苑、私は職場にいくけど、紫苑はどうする?」
紫苑「私はリオ様のおそばにいます、よろしければ私も一緒にお供させて下さい、リオ様!」
リオ「わかったわ、じゃあ紫苑、少し目をつむっていてくれる?」
紫苑「え?わ、わかりました!」
リオ「【大罪支配】」
紫苑(何この力?気持ち悪い、痛い、苦しい、助けて、誰か!)
リオ(やっぱりこの娘にはまだ【大罪】は手に負えないかしらね、この娘にはできる限り嫌な思いはさせたくないからね、やめましょうか)
リオ「どうしたの?紫苑?」
紫苑「何でもありませんよ、リオ様?」
リオ「そう、ならよかったんだけどね、体調が悪かったらいつでも言って?紫苑?」
紫苑「ご心配ありがとうございます、リオ様、でも私は大丈夫ですからね?」
リオ「あら、そう、それじゃあそろそろ行くわよ、準備はいい?」
紫苑「はい!準備する物はこれと言って何かありませんけど、気持ちの準備は整いました!」
リオ「そう、なら早速いくわよ!」


次回予告

神王連篇第一幕 神王連下巻 〜強き者の実力〜 第二話「才能の天才」

No.4287183 (スレ作成日時)

投稿順
新着順
付箋
該当のレスが一つもありません。
投稿順
新着順
付箋
このスレに返信する

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧