専属神帝王神候補篇 第一話「候補を奪い合う敵同士」

レス0 HIT数 67 あ+ あ-

小説家さん( 20代 ♀ )
2025/03/15 13:17(更新日時)

ー【トア視点 2月2日 メルトリア総本山】ー
リトア「トア、貴様まさか四季月花をここに置いていくつもりか?」
トア「余相手に貴様とは、リトア、流石は長女と言った所だ、母上の命令に忠実に従ってばかりのリルルやメルメア、メルリアのような女ではないとはわかっていたが。」
リトア「逆にメリアやアリルのことは何も言わないんだな、つまりトアは私がメリアとアリルのように、母上の命令に従ってばかりではない、と言いたいのかな?」
トア「アリルやルトアは母上の命令なんて興味ないからな、余も余の計画に役に立てそうもない奴はとことん興味がない、そのうえ余の計画を邪魔する奴もとことん痛めつける。」
リトア「そうか、では先程の四季月花のことについて言わせて貰うが、トアは四季月花をここに置いていくつもりか、そうでないか、もし置いていくつもりなら私は反対させて貰うぞ。」
トア「置いていくも置いていかないも、勝手にしろ、どうせメリアは四季月花を逃がす為に余やメルリアといったそれ相応の実力者をメリアに誘き寄せ、メリアが四季月花をどうにかして逃がす計画だろうが、メリアも無意味に等しいことを良くも考えついたな、言い方は酷いが、下級神クラスにも満たない元は地球人、地球ではトップの実力者であれど、神界では下級の実力者、証拠にメルトリア一族には神王ですら手も足も出ないのだからな、それに外出許可をメルトリアが出す訳がなかろう?リトアはそれも踏まえて余に伝えに来たのだろう?根拠もないことを言いに来るな、時間の無駄だ、それともリトアはそんなことすら伝えられない程、弱くなったのか?」
リトア「もういい!知らないからな!こんな話していても時間の無駄だ!クソ兄貴の相手なんてしていられるかよ!」
トア「リトアも落ちぶれたな、余に負ける程、口喧嘩で弱くなったとは、やはりまだまだ半人前の実力派だな、言葉で押し潰すのも手ではあることを知らずに、実力だけで今まで勝ってきたのが落ちぶれだったな、リトア。」
月花(凄い、あのリトアっていう人もかなりの手立て、多分全盛期のメリアちゃんと同等レベルかもしれない、トアの方はあの雪花やメリアちゃんと口喧嘩で同等以上、長年雪花のお姉ちゃんとメリアちゃんの弟子やっているもの、多分あれは私程度じゃ相手にならないわね)
メアトル「リトア、どうしたんだい?見るからに浮かない顔だけど、何か気に入らないことでもあったのかい?」
リトア「静かにしていてくれ!今お前とは話したくない気分なのだ!」
月花「リトアさん、凄くふてくされていますが、大丈夫なのですか?」
トア「リトアはいつもあんな感じだからな、余は特に気にしていないさ。」
メアトル「なるほど、また喧嘩したのか、トア、喧嘩はしてはいけないと言っだだろうに、全くトアも変わらないな!」
トア「上から目線で余を語るな、メアトル、貴様もまた図々しい奴だ、変わらないな。」
メルリア「あの、トア兄様、メリアが待っているのでは?」
トア「そうだったな、では四季月花と帝王神候補2人を置いていく、そしたらリトアも安心だろう、そんなに四季月花を見張りたいなら自分でやれ、余からは以上だ。」
リトア「そうかよ!どこまでも忌々しいクソ兄貴め!いつか私が絶対に見返してやる!」
トア「そうか、楽しみだ。」
メルリア「トア兄様・・・」
トア「いくぞ。」









タグ

No.4261347 2025/03/15 13:17(スレ作成日時)

投稿順
新着順
付箋
該当のレスが一つもありません。
投稿順
新着順
付箋
このスレに返信する

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧